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【学校に行ってみた】オランダのイエナプラン小学校(Het Wespennest)

世界周遊37日目:アムステルダム

アムステルダムのセントラル駅は大きな繁華街という感じで若者で賑わっていました。運河が街の中心を囲むように流れており、自転車の交通量は驚きです。

そこかしこに止められた自転車と綺麗な運河
オランダのパンケーキ、モチモチ

今回お邪魔したのはオランダはアムステルダムのセントラル駅から電車で5分のところにあるHet Wespennestという学校です。
今回はこの学校を紹介していきたいと思います。


🔶Het Wespennestについて


この学校では4歳から12歳までの子どもたちを受け入れているそうです。
学校はカトリックの学校であり、同時にイエナプラン教育を採用している小学校相当の学校です。
カトリックとはいえ、他の宗教を信仰する家庭の子どもたちも受け入れているようです。

学校を訪れた感じでは宗教色はほとんど見られず、どちらかといえばイエナプラン教育の特徴が多く見られる学校でした。
※施設紹介は後ほど。

全校生徒は250人ほどで各学年の人数を考えると大規模な学校ではないと思います。
ですが、イエナプラン教育ですので学年ごとにクラスを分けていません。
違う学年の子どもたちがグループを組んで共同で学んでいます。
その観点から見るとこの規模でちょうどいいんだそうです。

子どもたちは1グループに大体20人弱ほどいました。
分け方は4~6, 7~9, 10~12歳の3段階で分けているそうです。

学校には子どもたちの他に保護者の方も数名見られました。
子ども様子を伺いつつ、保護者同士で情報交換をしているようでした。

子どもたちは教室内で個人作業をしていたり、
先生のリードに従ってプリントに何かを書き込んでいたり、
演劇の練習を行なっていたり、
外に遊びに行ったり、
グループごとに様々な活動をしていました。

学校の施設紹介

今回訪問した学校は小学校ということもあり、日本でもよく見られる施設が多かったです。

校舎は去年立て直したばかりだそうでとても綺麗でした。
学校の内外に見られる鮮やかなオレンジが特長的でした。

こちらが入り口
けして大きな学校というわけではありませんでした。
校舎内
壁は白とオレンジを基調として明るいです。
子どもたちを避けて撮影したため変な構図
手前の棚には「仕事」で使う道具があり、奥にはテントもありました。
なんと室内にも砂場が、、
補助教室
教室の間取りはどこもこんな感じでした。
ここは補助教室なので机椅子が少ないです。
床にマットが敷かれており座ることができるようになっている教室も。
ステージ
校舎内の真ん中には素敵なステージがありました。
子どもたちが成果発表(アウトプット)できる場所を大切にしているんだとか。
2階から見た校内
右側が教室、この写真の左側に先生方のキッチンと会議室
2階も右手に高学年生徒の教室があります。
校舎の周りに小さめの校庭
学校の目の前に公園があり、そこで高学年の子どもたちは遊んでました。

カトリック系の学校ということもありキリスト教関係の学校とのつながりが多い様ですが、
今回案内してくださったディレクターさんのお話だと
「宗教の枠を飛び出して、さまざまなバックグラウンドを持つ子どもたちにきてほしい」と考えているそうです。

さらに、学校同士のつながりを日々大事にしているそうで
イエナプランやキリスト教関係の学校以外とも交流を持っているそうです。

今回は学校の先生方ともお話をさせていただきました。
お昼休みの休憩室にお邪魔したのですが、先生方は休憩時間にも関わらず気さくに話しかけてくださり、僕の質問にもどんどん答えてくれました。

この対話を通して思ったことは
「先生方みんなこの学校と教師って仕事が好きなんだな、、」

本当に熱量高くイエナプランについて自分の意見を語ってくださいました。
子どもに接する教員がこれだけの自信を持って、熱量高くいてくれるのは
とても大きな意味があるように感じました。

教員たちとの対話と、その感想については別途まとめましたので、こちらも合わせてご覧ください。


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