「人として駄目」と言う、人間のエゴイズムによって作られた理論。
誰かにこんなことを言われて、傷ついた経験ありませんか?
“君さぁ、人として駄目なんじゃない…?”
大好きな人に言われたら、ショックですよね?
どうでも良い奴に言われたら、ムカつきますよね?
しかし、ご安心下さい。
僕の辞書には「人として駄目」なんて理論は、存在しません。
なぜならば(そう言ってくる人の言葉をそのままお借りすると)「人間はそもそも駄目な生き物」だからです。
生物学的な目線に立つと「人類とは、どの生態系の生き物と比べても、卑怯で、身勝手な存在」です。
なぜか…??
※ 殺されることが解り、抵抗する牛。
人間は、牛や豚や鶏を殺して(家畜として)食べますよね?
魚も食べますよね?
ネズミやゴキブリが現れたら「害虫」として駆除しますよね?
しかし、犬やネコに対しては「動物保護法」のようなルール(法律)があります。
牛、豚、鶏、魚は補食する。
ネズミやゴキブリは問答無用で殺す。
犬とネコは「カワイイ」から守る。
人間は利己的な価値基準(エゴイズム)で、「守るべき命」と「殺しても良い命」を決めています。
※ ミツバチは我々が食べる果物や野菜の約80%を受粉している。(昆虫と植物は助け合って生きている。)
こちらが危害を加えない限りは、人を襲わない。
地球上に、人間以上に勝手で傲慢な生き物って他にいますか…?
それだけでは無い。
戦争(同じ種族同士での殺し合い)。自殺。育児放棄。避妊具を装備してまで行う性交渉。
「サルでも分かることがなんで分かんねーんだよ」(「どんなに頭が悪いヤツでも分かることがなぜ理解できないのだ」と言う意味)と、サルは人間によって勝手に悪口に例えられている(見下されている)が、
サルからすれば、人間ほど馬鹿な生き物はいないだろう。
地球上で「人類は最もエラい存在」だといつ?誰が?決めたのでしょうか…?
僕の持論は、こうだ。
アウストラロピテクス(猿人)が直立二足歩行を始めたことによって脳が発達し、やがて現代の人類へと進化した。
文字や言葉を使ってコミュニケーションを取り合い(連携し)、知恵とテクノロジーを駆使してあらゆるモノを生産できるようになった。
確かに、そう言う意味ではどの生物よりも賢くなったのかもしれない。
しかし…
人類はそれ故に吸収した知識に振り回され、他の生物からしたら意味不明な行為(生産性の無い行動)を今日も繰り返している。
少々、乱暴に例えるならば、人間とは「高度な頭脳を持って生まれたものの、完璧に使いこなせていないサル」だ。
決して、地球上で一番エラい存在ではない。
見方によっては、最低な生き物だ。
僕らは、その事実を受け入れた上で「人間」として生きていかなければならない。
それらを踏まえた上で、先程の「お前さぁ、人として駄目なんじゃねーの」と言って来るヤツに論点を戻す。
今度、言われたらこう言い返しましょう。
まず、お前は「人として」とか言うほど“人間”について把握してるのか…?
それから、お前は地球上のどの生物を代表して人類に対して「正しさ」を決める権限を持っているのか…?
所詮、人間は未熟な生き物だ。
何の決定権も無い。
人類は、駄目なもの同士、手を取り合い、支え合い、生きて行けば良い。
人間らしく生きていきたければ、「正しさ」より「幸せ」を追求しよう。