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写真斜め期…ありましたか?


こんにちは、KAZU です。


写真を何でも斜めにして撮る「斜め期」…
あったでしょうか?

僕は、ありました。


今、している人も居るかな?

写真に慣れてくると…

「斜めで撮ると良いかも?カッコいいかも!」

そんな風に感じる時期が、あるかも知れません。


写真は水平に撮る…
なんて基礎はありますが、自分で考えて撮り始めた“サイン”なので悪い事ではないのです。




ただ、意図が無い斜めの写真を撮ってしまう時期を…僕は「斜め期」と言っています。



意図があるとき…とは?


写真いっぱいに入れる事で、インパクトを強くもできます。

画角が、変えられなときも…あったりします。

後ろに下がれたり、レンズ交換出来ないときにも、写真の対角線構図のように、画角の角と角を利用して、長い物や奥行きを、画角を斜めに撮ったりします。

 
ポートタワー
 
綺麗になったね♪



意図があるときは「情報」のコントロールをしています。



写真的な印象。



坂道の印象を、強調したいときは、少し画角を斜めにすることで、上り坂をキツく表現したり。
その逆に、坂道を弱く見える側に斜めにしたり。



斜めな場所に、咲く花?
 
 でしょうか?
 
 
 



本当は、こんな場所です。

そんなに斜めではない場所ですよね。

 
 
名前は知らないけど…
 
可愛らしい花でした。

 
 

この写真を回転して斜めにしたのが、上の写真です。

こんな感じに…笑


これは極端ですが、印象を操作する写真は、どのジャンルもあります。

何気なく見ている雑誌も、バランスを考えたコントロールがされていたりするので、勉強になりますよね。

この効果も、広角レンズと望遠レンズでは、表現が違うので、歪みが少ない望遠側はシビアになります。

(印象の捉え方の話しね。)


広角レンズ側では、歪みがあるので…
水平と垂直が、ズレていても、気になりにくいかも知れません。

(海の水平線や…基準が明確なときは別ですが…笑)


例えば…

分かりやすい例が、スマートフォンです。

スマホのレンズは、5mm前後と、超広角レンズが付いているので、水平がとれていなくても、気にならない人が、多いはずです。

なので…
パッと撮って、綺麗に見えるのです。

もちろん、AI の補正もあるとは思いますが、ほとんど人は…
スマホ本体の水平や垂直を意識して撮っている人は、いないと思います。

逆に言えば、水平や垂直が歪みで認識できないから、気にならないのかも知れませんね。


僕もスマホだと、凄く楽に撮っています。



一度は通る、斜め写真期…

僕自身は、斜めにして撮ることをやり始めたタイミングで、ダメ出しの記事を目にして、そこで終わった…短い“写真斜め期”でした。


その記事は、ただ否定するだけだったので、僕自身…若干へこみましたが…凹

一般的な教科書どおりなので、正しい記事でしたよ。


ただ、それがダメだとは、僕は思わないです。

初心者の頃は、イメージすることと、チャレンジを出来る方が、素敵なことだから良いと思っています。



斜めにして撮ると…
こんな感じです。
 
 
ちなみに…この写真は…
ノールックなので…
斜めになったのですが…笑


教科書どおりに言うと、良く無い作例です。 

実際に、ノールックなので構図などの細かいことは、何も考えてないですから、ダメですね。


ただ…
スナップでは、ライブ感をイメージ付けるために、斜めにすることがあります。

例えば、早く移動する、自転車、バイク、車…
などの、歩くより早いときに効果が出るように思います。


スピード感を、スローシャッターにして、被写体をブラ方法もありますが…

予想出来るスピードで動く被写体を…
カメラを安定させて、準備をした状態で撮りました感……が、強くなるのでスナップと言うより、表現の写真に見えます。



写真が斜めになると、それだけで「撮影者“側”の動き」が出ます。

「あ!自転車が来た!急いでカメラで撮った!」と、咄嗟に撮った感じも…表現もできます。

その斜めの不安定さに、ライブ感が出たりします。

このライブ感が、大事なんですよね。


実際は、ゆっくり準備して撮っていたとしても…



これが、写真の面白いところですね。

写真は「瞬間芸術」

シャッターを押す瞬間の表現が、全てです。


レンズの画角、環境光やライティング、被写体、構図…などを使って、その一瞬に表現を完成させます。

瞬間を切り取って、前後の流れをイメージさせて物語を表現する…
なんてことが「写真」の面白さなのかも知れません。


斜め写真を撮り始めた人は…

綺麗に撮れるだけじゃなく、自分なりの表現をしたい人だと、僕は思います。

自分の中にある表現力を写真にしてみると、楽しいですよ。

それに、今まで見てきた世界とは「違う観え方」に変わっていくと、気付けると思います。

世界観が変わるはずです。


自分らしい世界観を写真にしてください。




僕は短かった「写真斜め期」でしたが…
今回、久しぶりに、自分の斜め写真を見直して…
ちょこっと、思った事があります。

「なんか、自由に撮ってるな~」って、思いました。

今は、この感じ出せないや〜

楽しいが、先走った感じ。笑


まだ、人を入れないと、撮るものが無いと思っていた時期だったので、勝手に公開できないから、写真は、無いですが…

「斜め期…と、人を撮らなきゃ写真が撮れない期」でした。

撮るものが無いと、撮れない時期があるのです。

(撮るものが無い…なぜ、そう思うかを今度、書いてみようかな~)

今は、光と影がある場所なら、面白がって…写真を撮るのにね。

それも一つの個性… 写真の沼?

沼においで〜


いろんな、写真を楽しみたいですね。



それでは、良い写真ライフを!








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