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香川県の郷土料理ー打ち込みうどんー八十八庵

前回の大窪寺と同じ日です。
もちろん紅葉を見るより先に食べてますよ。

花より団子です。

場所は大窪寺前です(笑)
まさに山門前。駐車場は店舗のすぐ隣にお店の駐車場があります。詳しくは前回の記事をご覧下さい。



「打ち込みうどん」とは

打ったうどんを茹でる時に、そのまま野菜や油揚げを入れて味噌で味付けし煮込んだ料理。

うどんを打つ時に塩を使用しない上に、うどんを水締めないので、コシのないうどんだとプチプチ切れてしまうのだけど、香川のうどんなのでそれほどでもありません。

昔は亡くなったおばあちゃんが冬の寒い日に作ってくれてました。
うどんは生地から包丁で切るので不揃いのがあって、たまにある太いやつをが出ると嬉しかったりしました。

太くて中まで上手く火が通ってなければなお良し(笑)

しかし郷土料理と言いながら、今は食べられるお店は限られています。
食文化の変化というか、伝統が途切れつつあるのか、寂しいです。

よく似たうどんに「しっぽくうどん」もあって、こちらは色んなお店で冬メニューにあったりします。
ただこちらは打ったうどんをそのまま野菜を一緒にを煮込まないのと、味噌を使用しないので、全く別の料理になります。

打ったばかりのうどんを一緒に煮込んだ打ち込みうどんは、出汁にとろみがかかっていて、まろやかな感じです。

先に述べた、里芋や油揚げの他に、人参、大根、ネギがレギュラーメンバーで、あとは各家庭によってごぼうとか卵とかのアレンジが入ります。私は野菜の中でも里芋が好きです。

お金持ちのお宅だと鶏肉が入ったりとか(笑)

私はすっかり食べる機会が少なくなってしまいました。

香川県内でも数少ない、打ち込みうどんが食べられるお店「八十八庵」是非一度いかがですか?

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