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『夜は不思議などうぶつえん』石田祥
石田祥さんの『夜は不思議などうぶつえん』を読みました。石田祥さんの作品を読むのはこれが初めてです。かわいい表紙に惹かれて手に取りました。
物語の舞台は生島動物園。老朽化によりもうすぐ閉園を迎える動物園です。そこでアルバイトとして働く牧野飛鳥がこの物語の主人公。牧野はある日夜勤を頼まれそれを引き受けます。夜勤では職員の不破務と行動をともにすることになります。この不破には実は動物と入れ替わることができるという特殊な能力があり、その秘密を知った牧野は夜間見回りで不破の体を借りた動物たちと交流していきます。動物たちとの交流を通して牧野の叶えられなかった夢への想いが動き出します。
不破と入れ替わった動物たちは素直に自分の気持ちを表現していて、その姿に私ももっと自分の気持ちに素直でいられたらいいなと思いました。牧野が自分の夢へと進んでいったように、私も自分の気持ちに正直に、真っ直ぐ進んでいきたいなと思いました。