2021年8月の記事一覧
正義を誹謗中傷に変えてしまうツイッターの「数の兵器」という概念 佐々木俊尚の未来地図レポート vol.668
特集 正義を誹謗中傷に変えてしまうツイッターの「数の兵器」という概念
〜〜「この指とめよう」を実現するには何が必要か
たとえば夜の通勤列車の中で、見知らぬ男性が別の人にからんでいるとします。都市部に住んでいる人なら、たまにそういう光景を見ることはありますよね。大声を出し、真っ赤な顔をして怒鳴っている男性。怒鳴られた方は不安と恐怖で慄いています。「ちょっとそういう風に怒鳴るのはやめていただけませ
DaiGo氏の差別発言に関する見解と経緯、そして対応について
NPO法人抱樸理事長 奥田知志より、2021年8月16日に抱樸サイトへ掲載した文章の転載です。(サイトがアクセス集中で落ちましたので緊急対応です)
2021年8月7日にDaiGo氏が配信したYouTubeの番組において語られていた内容は、NPO法人抱樸にとって大きな衝撃でした。私たちは33年間、路上の命、困窮状況に置かれた人々の命と向き合ってきました。それは抱樸のスローガンである「おんなじ い
オリンピックを終えたアスリートの方へ
オリンピックを終えた選手の皆さんお疲れ様でした。結果が良かった方も思わしくなかった方もいると思いますが、どの選手もここまで努力してきたことは素晴らしいことだと思います。
このようなタイミングでお話しするのは憚られますが、お伝えしたいことがあります。それはオリンピックに出たりメダルを取っても幸せになるとは限らない、ということです。
東京五輪の残像という本があります。
1964年に東京五輪に出場
高野秀行 『コロナ感染の歩き方』 その1体調異変からPCR検査、陽性確認・自宅療養まで
高野秀行(ノンフィクション作家)
ある時は幻獣を、ある時は未承認国家を、ある時は謎の納豆をと、未知を追い求め続けたノンフィクション作家・高野秀行が、未知のウイルスに感染してしまった! 幸い軽症で済み、コロナは自身にとって既知のものになったものの、多くの人にとっていまだ未知の恐るべきウイルスであることは変わりなく、ここに高野秀行が体験し、朦朧と冷静の間でメモしながら考察した感染レポートを公開。高