【映画レビュー】「プロメア」ガロとリオが世界を救う！
本日も読んでいただきありがとうございます！
今日は、Amazonプライムで「プロメア」を見たのでレビューしていきます。
はじめに
炎を操る能力を持った突然変異体の人類「バーニッシュ」の出現によって、約半数の人口が消失する「世界大炎上」が発生した30年後の世界で、「バーニッシュ」が起こす火災から、人々を救うために結成された高機動救命消防隊「バーニングレスキュー」の新人消防員ガロと、バーニッシュの権利を守るため、過激な運動を行う「マッドバーニッシュ」のリーダーリオが互いの信念をぶつけあっていく、というお話です。
期待を裏切らない熱い展開！
今石洋之監督と脚本家中島かずき氏のコンビとくれば「天元突破グレンラガン」だと思います。とすれば、見る人は問答無用で期待していくと思うのですが、ど真ん中直球勝負で見事に期待に応えてくれる演出を見せてくれます。
最初のバーニッシュの出現から「世界大炎上」そして現在までの流れを、セリフなく絵の力だけで違和感なく説明し切ってしまうのは上手いともいました。
そして、主要な登場人物が出てくるたびに、登場人物の名前のカットインが入ったり、ガロが仲間につっこまれながら口上を言う、ロボットの名前をいちいち呼び上げるなど、普通のアニメに出てきたら非常に陳腐な印象を受けてしまうのですが、なぜかこの作品だと「待ってました！」となってしまうんですよね。
ガロとリオから目が離せない
二人の主人公、ガロ・ティモスとリオ・フォーティアは、寄ってたつところは違いますが、二人とも自分の心にとても純粋なのです。純粋なゆえにぶつかっていく二人、そしてぶつかり合いの中でお互いを理解していくという王道の展開なのですが、キャラクター、演者さんの声、そしてストレートなセリフ、絵の力の見事な前の融合によって最後まで二人から目が離せませんでした。
表現も挑戦的
今回の作品も、これまでの流れを考えると、絵もかなり細かく書き込んでくるものと想像していましたが、予想に反してそれほど細かく線をかかない絵でした。
と言っても、当然手抜きということではなく、非常にシンプルに必要かつ十分な情報量で絵がかかれていたように思います。
絵がシンプルだったために、よりキャラクターの動きだったり、セリフだったりに集中してみるという効果があったのではないかと思います。
シンブルな表現と絵が崩壊してしまう間のバランスの取り方が絶妙でした。
おわりに
この作品は、「天元突破グレラガン」ファンの方にはもちろん、見たことがない人でも最初から最後まで、主人公に感情移入して、余計なことは考えないでシンプルに楽しむことができます。
今回は以上になります！
最後まで読んでいただいてありがとうございました！
いいね！フォローいただけると、創作意欲が爆あがりです！