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【映画レビュー】碁盤斬り

本日も読んでいただきありがとうございます‼️

そして初めての方、通りすがりの方、遊びに来ていただいてありがとうございます‼️

Amazonプライム「碁盤斬り」を見たのでレビューしていきます。

最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
それではいってみましょう!



どんな映画?

柳田格之進は、娘のお絹と2人で江戸の貧乏長屋で印を掘る仕事をしながら細々と暮らしていました。彼は、身に覚えのない罪を着せられて、浪人に身を落として生活していました。

ある日、彼がいた藩の人間が訪れ、罪に落とし入れた犯人を伝えます。
柳田格之進と娘は、犯人への復讐を決意します。


誰が出ているの?

監督は白石和彌さん、脚本は加藤正人さん、主人公の柳田格之進役に草彅剛さん、格之進の娘お絹役に清原果耶さん、敵の柴田兵庫役に斎藤工さん、遊郭の女主人お庚役に小泉今日子さん、萬屋の主人萬屋源兵衛役に國村隼さんとなっています。


因果応報のお話

草彅さんの演じる柳田格之進という、ただひたすらに清廉潔白に生き、それが正しいと信じている男の話です。

この生き方が、彼の生活、そして彼の趣味である囲碁にも現れていて、その打ち筋、生き方が他の人に与えた影響が彼自身の人生にも跳ね返ってくるということが描かれています。

自分の主義や考え方が人の人生にどう影響するか、しているかを実感する機会は、実際の生活で実感する機会はあまりないと思うのですが(少なくともわたしはあまりありません)、もしかすると自分が気が付かないうちに影響を受けているのかもしれませんね。

柳田格之進は、物静かで面白みもないただ真面目に生きているという人を草彅剛さんがしっかりと演じています。


映像が綺麗

映画には、ところどころ挿入される街や村、平原などの景色のシーンがあるのですが、このシーンがパステル調の色を使った幻想的なイメージになっていて、映画全体に漂っている落ち着いた雰囲気にマッチた演出になっていました。


サポート俳優陣も強力

久しぶりに見たお庚役の小泉今日子さんも、安定した演技力でしたが、なんといっても、萬屋源兵衛役の國村隼さんの円熟した演技は見ていて安心感がありました。

彼は、声も芯の通った心地いい低音の声ですし、草彅剛さんの相手役としては本当に適役だったと思います。

彼が出てくると、シーンにも締まりますし、周りの人の演技の質も1段階上がるような不思議なところがあると思います。

もう一人、柴田兵庫役の斎藤工さんもクセのある役を雰囲気たっぷりに演じていました。
とことんまで悪役ではない、どこかに隠し事があるような感じの役は斎藤工さんに任せるとそてもうまく演じ切りますね。


まとめ

前情報が全くない状態で見ました。最初は囲碁というテーマからどう話が展開していくのかと思いましたが、静かな展開でありながらも思ったより次から次へとイベントは発生する感じで、リズムよく話が展開し、最後まで目が離せませんでした。

囲碁に絡んだ話ですが、囲碁の知識は全く必要ないので、時代劇が好きな人であれば多くの人がみて楽しめる作品だと思います。

今回は以上になります!
最後まで読んでいただいてありがとうございました!

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