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【映画レビュー】戦火の馬

本日も読んでいただきありがとうございます‼️

そして初めての方、通りすがりの方、遊びに来ていただいてありがとうございます‼️

Amazonプライムで「戦火の馬」を見たのでレビューしていきます。

最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
それではいってみましょう!


どんな映画?

イギリスの田舎で生まれた気の強いサラブレッドが、近くの小作農家に引き取られジョーイと名付けられ育てられます。

ジョーイは、農家の息子テッド・ナラコットが面倒を見ますが、気が強く苦労します。

漸く農耕馬として家族の役に立ちそうになったところで、ジョーイは戦争のために徴収されてしまいます。

ジョーイはテッドの元を離れどうなってしまうのでしょうか。


誰が出ているの?

監督はスティーヴン・スピルバーグさんです。

脚本はリー・ホールさん、リチャード・カーティスさんが担当されています。

ジョーイが最初に飼われる農家の主人アルバート・ナラコット役にジェレミー・アーヴァインさん、ジェレミーの妻ローズ・ナラコット役にエミリー・ワトソンさん、ジェレミーとローズの息子でジョーイを育てるテッド・ナラコット役にピーター・マランさん。

ジョーイが世話になる農家の娘エミリー役にセリーヌ・バケンズさん、そのエミリーの祖父役にニエル・アレストリュプさんとなっている。


馬が主人公の映画

「戦火の馬」の題の通り、これはジョーイという馬が主人公の映画です。

各所に馬の演技が挿入されており、映画の中で強力に演出をサポートしていました。

テッドのものと離れるのを嫌がる演技や、大砲を牽引する時の辛そうな演技など、リアルに見えました。

この映画は、一頭のサラブレッドが小作農家から軍に徴収されたことをきっかけに、様々な戦場で様々な人とかかわっていく過程で、戦争の悲惨さが描かれていく展開になっています。

オムニバス的な展開と異なり、馬を軸に一つの話に繋げていくという演出は、非常に珍しく新しい切り口でした。

動物が登場する映画は過去にもありましたが、小型動物の冒険物が多かったように思います。

馬の場合は大型のため人の住む世界を自由に行き来することができないため、人の都合に翻弄されざるを得ないところが、この映画で各戦場のシーンを自然に繋げていく役割としてはとてもうまく機能していたと思いました。


個々のエピソードもよくできていました

先にも述べたように、戦場でのエピソードが描かれているのですが、そのエビソードも当然のことながら主人公である馬が絡んでいるエピソードになっていて、馬と人、そして人と人の関係が緻密に計算されたお話になっているところが、この映画の完成度が高いと感じる理由だと思います。


まとめ

この映画は、馬を中心にしながら、オムニバス的に戦場で起こる悲劇を様々な角度から描いていくというかなり実験的な手法をとった興味深い映画でした。

多少時間は長いですが、手抜きをしないで丁寧に表現した結果と思うので、長さはやむを得ないかと思います。

あまりない映画だと思うので、興味があれば是非ご覧になってください。

今回は以上になります!
最後まで読んでいただいてありがとうございました!

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