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【映画レビュー】パーフェクトデイズ

本日も読んでいただきありがとうございます‼️

そして初めての方、通りすがりの方、遊びに来ていただいてありがとうございます‼️

今回は映画レビューです。

Amazonプライムで映画「パーフェクトデイズ」を見たのでレビューしていきます。

最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

それではいってみましょう!

どんな映画?

トイレの清掃員をしている平山は、決まった時間に起き、車で仕事場に行き、順番に決められた公衆トイレの清掃を行い、昼も決まった場所でとり、写真をとり、仕事明けには銭湯で湯を浴び決まったところで夕食を取るという判で押したような毎日を過ごしています。

一見変化のない日常に見える平山の生活ですが、同僚のタカシや、姪のニコなどが彼の生活に変化を持ち込みます。

誰が出ているの?

監督と脚本はヴィム・ヴェンダースさんが担当されています。清掃員の平山役には役所広司さん。

同じく同僚の清掃員のタカシ役には柄本時生さん、姪のニコ役には中野有紗さん、タカシの彼女アヤ役にはアオイヤマダさん、ニコの母親ケイコ役には麻生祐未さん、そのほかにも石川さゆりさん、三浦友和も出演されています。

同じ日常の中の幸せ

みなさんは、自分の生活が毎日変化がなく、同じことの繰り返しだと思ったことはありますか?

わたしは頻繁にそう思うことがあります。

今日も朝起きて決まったルーティンをこなして、シャワーを浴びて、電車に乗って会社に行きといった決まったパターンの生活をしているのではないかと思う時があります。

でも、実際は全く同じ生活を送っていることってないんですよね。

この映画はそういうことを改めて認識する映画でした。

冒頭では、平山の基本的な生活パターンを自然な形で示しています。

朝、決まった時間に起き、歯を磨き、制服を着て、車に乗る前に缶コーヒーを購入し、車で現場に向かい、同じトイレを回って、清掃をして、仕事が終わったら、銭湯に行き、馴染みのいっぱい飲み屋で食事をと理、帰って本を読みながら寝るという生活を描きます。

そして、再び同じパターンで描かれるのかと思うと、同僚のタカシが絡んできたり、彼の彼女のアヤが絡んできたり、ニコという少女が家で待っていたりと、実は同じ生活パターンと思いきや、実は同じ生活なんて2度とないということを感じさせてくれました。

とてもシンプルな描写

セリフが最小限ということと、BGMも平山が車を運転する時にカセットテープで再生する音楽だけというとてもシンプルな表現にどこか安心した気持ちになりました。

映像、セリフ、BGMと情報が多すぎると実は映像に集中できないということに改めて気がつきました。

とてもシンプルにしているために、平山の人となりや、彼の表情などが映像からよりダイレクトに感じることができたように感じました。

役所広司の凄さ

主役の役所広司さんが、ごく自然体で平山その人になりきって演じられているのが印象に残りました。

特に、銭湯のシーンで映し出される、ある程度の期間、毎日清掃員をやってきた人の体というのも、自然な形で老いが出ていましたし、本当に「演じている」という感じが伝わってこないところが、彼の凄さなんだと思いました。

まとめ

映画本来の解釈とは違うのかもしれませんが、毎日同じように感じる日々の暮らしの中でも、実は少しずつ違うことが起こっていて、同じ毎日というのはないよ、ということを感じさせてくれる映画でした。

改めて、日々の積み重ね、毎日を大切にして生きていこうと思わせてくれました。

今回は以上になります。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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