生米からつくる『コーンたまご粥』のレシピ (2021/05/21のおかゆ)
ぽってりととろみのあるおかゆに、つぶつぶコーン&ふわふわたまご!お米をごま油でコーティングしてから炊くことで、しっかりと旨味のあるおかゆに仕上がりました。
ご自慢のふわふわたまごは、ポイントさえおさえれば簡単です。
<ふわふわのおいしいたまご粥のコツ>
①おかゆの水分を多めにすること
②卵を入れる前におかゆの味付けを済ませること
③一度中火にして、ぐつぐつマグマ状態のおかゆに溶き卵をぐるっと入れること
④10秒待ってから、大きくゆっくり混ぜること
おじやのようなおかゆと一体化したたまご粥もおいしいけれど、ふわっとした卵が花咲くおかゆも格別です。
ごま油香る『コーンたまご粥』のレシピ
調理時間:約1時間
目的:胃腸の養生、体力回復、栄養補給
【 材料 】(2人前)
▶︎ 生米 ・・・半合
▶︎ 水 ・・・800ml
▶︎ おろし生姜・・・小さじ1
▶︎ ごま油 ・・・小さじ1
▶︎ コーン ・・・大さじ2
▶︎ 卵 ・・・1個
▶︎ 塩 ・・・小さじ1
おこのみで
▷ 黒胡椒、なるとなど
*コーンは食塩不使用のコーン缶を使用しました。味付きのものを使用する場合は、塩の量を調節してください。
【 作り方 】
①厚手の鍋によく研いだ米、おろし生姜、ごま油を入れて混ぜる。水800mlを入れる。フタをせずに、鍋を中火にかける。
②ふつふつと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。弱火に30分かける。
③コーン、なるとを入れて、塩で味をととのえる。溶き卵を流し入れる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。
④フタをして10分蒸らす。器に盛りつけたら、完成!
【 作り方 (詳細)】
①中火
厚手のお鍋に、研いだ米( 1/2合 )、おろし生姜( 小さじ1 )、ごま油( 小さじ1 )を入れて混ぜます。
ごま油でお米をコーティングしてから炊くことで、粘り気の少ないさらっとしたおかゆに仕上がります。ごま油が旨味を出すため、お出汁なしでもじゅうぶんおいしく仕上がります。
ちなみに、細かな隙間に油が入り込んでしまうため、土鍋は油を使う料理には向きません。ツヤツヤとした素材の厚手のお鍋がおすすめです。今回は宮崎製作所ジオの片手鍋18cmを使用しました。
水を800ml入れます。
今回はふわふわの卵に仕上げるために水を多めに入れました。
用意ができたら、沸騰するまでフタをせずに中火にかけます。
どんどん良い香りがしてきます〜…!
②弱火
お鍋の中がふつふつと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜます。
箸を渡してフタをして、弱火に30分かけます。
混ぜるほどに米から粘り気が出てしまうため、加熱中にいじらないようにします。
③具を入れる
コーン( 大さじ2 )、なるとを入れて、塩( 小さじ1 )で味をととのえます。
卵を入れる前に味をつけることで、味ムラのないおかゆに仕上げることができます。
味が完成したら、いよいよ卵を入れます。
一度中火にして、おかゆをぐつぐつのマグマ状態にします。溶き卵をぐるっと流し入れます。10秒待ってから、鍋全体をゆっくりとまぜて火を止めます。
こんな感じに仕上がります。ふわ〜っ…♡
一方、おじやのような、卵とお米が一体化した卵に仕上げたい場合は「火加減はほどほどの状態のまま」「卵を入れたらすぐに混ぜる」と良いです。
④仕上
フタをして10分蒸らします。
蒸らし時間にお米がふっくら仕上がります。
おかゆを器にもりつけたら、完成です!
じゃじゃ〜ん!仕上げに黒胡椒をパラパラ。
胡椒とごま油の香りが食欲をかきたてます。
「卵×コーン」、言わずもがなのおいしさです〜…!
幼い味になるかと思いきや、香ばしいごま油がいい具合にお味をまとめてくれて、かわいいだけじゃないお味に仕上がりました。旨味がしっかり。
見た目の鮮やかさ…と思ったなるとも、意外なほどに存在感がありました。
今週のおかゆ
2021年第20週目(2021/05/17〜2021/05/23)のおかゆのテーマは『子ども粥』。
自分が小さいころ、こういうおかゆがあったらテンション爆上がりだっただろうな〜と思うおかゆを作ります。栄養価や理想の食事像はさておき、わくわくする気持ちに正直に。うきうきスキップしたくなるようなおかゆを作る一週間にします。
5月17日(月) 半レア明太子がたまらん『バター明太子粥』
5月18日(火) お鍋にポトン『白玉粥』
5月19日(水) ホクホク、ぽかぽか『かぼちゃ粥』
5月20日(木) 肉汁たっぷり『Big鶏つくね粥』
5月21日(金) ごま油香る『コーンたまご粥』
5月22日(土) これのが好きかも!『もち米のミルク粥』
5月23日(日) ふわっふわ『はんぺん粥』
どんなおかゆに出会えるかたのしみです。
ごちそうさまでした!