【うつ】すべてはありのままでいい(覚書)
まったく同じタイトルの記事を、昨年の5月25日の日付けで書いていました。
コチラの記事です。
精神疾患のある両親をもち、自らも精神疾患の治療に二十年費やした私が、闘病の果てにすべてを受け容れたはなしを詩のような文章にしたてた、私の思い入れのある記事です。
「影を隠そうとすると
光も隠れてしまう
傷を隠そうとすると
自分も隠れてしまう
だから
あの両親でいい
この私でいい
この人生でいい」
読み返すと今でも泣けてきます。
さいきん思うのですが、自己受容すること、自分のすべてを受け容れられるようになるまでは、なんと時間のかかることか、ということ。
そして、自己受容すると無敵になる、ということを発見しました。
傷があるのが私なんだ、と自分のすべてを受け容れたときから、変わり始めました。
親を見る目や、親との関係も変わりました。
回復することを諦めて、傷を抱えたままで生きていく事にしてからが、この二十年間でいちばん大きく変化したのでした。
変わろうとしても変わらなかったのに、変わる事を諦めるたら変わったのは皮肉なことのようですが、そうなんです。
自己受容と許しはイコールで、そこが癒しの完成なのかもしれません。
傷を治そうとするより、傷がある自分を許容することが癒しなのだと最近は考えています。
自分を許せるようになると、他人も許せるようになるし、あの親も許せるようになりました。
これって、コントロールを手放すってことですよね!
いまはそんな感じです。
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