癒しは何時まで続くのか
「何時まで治療に通えば良くなるのでしょうか?」と尋ねられて、どう返答しようかと考えました。
私の場合は、どうなんでしょうね、あまり参考にならないかも知れませんが、一応、お知らせします。
病態水準境界例(神経症と統合失調症のあいだです)からの回復をめざして、二十年かけて、八桁のお金を投じたのに、治らなくて、回復することを諦めたら、治ったのでした
回復することを諦めたことが回復の切っ掛けになりました。皮肉なことですが。
否応なしに全てを受け入れさされることになって、そこからいっぺんに変わったのです。
治ることを諦めたことが、結果として良かったみたいです。
諦めたことにしても、治療に使えるお金が無くなってきたからで、もし余裕があれば治療はもっと長期化していただろうし、そうなれば回復も、もっと遅れていたと思います。
結局、何が幸いするか分からない、というのが正直なところです。
私はたまたま運が良かったのでしょうか。これを、運が良かったと言っていいのかどうか分かりませんが。
セラピーを何時までやればどうなるか、なんて本人にも、他の誰にもわからないのです。
「長距離走になるけど、必ず楽になる時がきます」としか返答できませんでした。
癒しは何時まで続くのか、悩ましいですよね。
ま、これだけは言えます。
治る治らないは関係なく、私みたいな自己探求が好きな人は、一生セラピーを楽しめるんでしょう。
◆関連記事◆
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?