【HSP・愛着障害・AC】傷つきやすい私たちが、自分を守るために
傷つきやすく、生きづらい私が、自分を守るためにはどうしたらいいのか、さいきん一人でぼやいていることです。なにか感じていただければ幸いです。
まず、HSPです。さいきん発見されたかのように言われていますが、それ、どうなんですか?っていうことからお話します。
HSPはもともと精神医学でいう社交不安障害のことですが、私はHSPというより社交不安障害といったほうがピンときます。
先天的に敏感で不安を感じやすい人がいることは昔から知られていました。100人に1人の割合でいると言われています。メランコリックで見た目も繊細かつ優しそうな人、HSPとはまさにそんな人を指しているのでしょう。「ドラえもん」のしずかちゃんタイプとも言えますね。
私はHSPと聞いて、すぐに西洋古典医学の四体液説(よんたいえきせつ)を思い出しました。
四体液説とな? はじめて聞いた方もおられるかもしれませんが、アロマテラピー、アーユルヴェーダ、占星術を学んだことがある方はご存知ではないかと思います。
四体液説は医学の父ヒポクラテスが唱えた説で、ヒポクラテスは古代ギリシャの人ですから、二千年以上もまえから続いている学問です。
その四体液説によりますと、人間には四つの体液と気質があり、多血質(→陽気)▷粘液質(→冷静)▷黄胆汁質(→短気)▷黒胆汁質(→憂鬱)に分類される、とされています。
その一つの黒胆汁質がHSPに当たるのではないかと思いました。
心配性でとりこし苦労する、内気で口数少なく、物事をきびしく真面目に考え、慎重で消極的になりやすい。まさにHSPっぽい性質です。
私もアロマテラピーを少しかじったことがありまして、そのとき調べた自分の体液質は黒胆汁質でした。
心配性で不安定な遺伝子は、大昔からずっと続いていたわけで、いまさら発見というものでもありませんよね。
HSPの人は、自分は敏感すぎるという自覚をもって、攻撃的な人から自分を守りながら生きることを考える必要があると思っています。ジャイアンみたいな人もいますからね。他人のどうでもいい放言まで真に受けないようにしたいものです。
ほかにも愛着障害の人はどんなに辛いかあまり知られていませんけど、全身やけどを負っていて風が吹いても痛い、というほど傷つきやすいのです。わかる人にはわかる、わからない人にはわからない話ですが、愛着障害の人は、そうさだそうだ、と思うのではないでしょうか?
アダルトチルドレンの人は、アンテナが外に向いて立っていて、自分軸が確立していないですから、他人の言動がいちいち気になって揺れ動きやすいのです。
私はHSP(黒胆汁質)、愛着障害、アダルトチルドレン、この傷つきやすさのせんぶに当てはまります、ええ。
健康な人に、こんなことを言ったら怒られるかもしれませんが、健康な人は鈍感な人、といえると思います。鈍感な人のほうが成功しやすいのは、もちろんの事です。傷つきやすい人たちは、人目が気になってやりたい事ができない悩みがあります。
傷つきやすい人には、健康な人には理解できない悩みがあるのです。
傷つきやすい人たちからよく聞かされるもう一つの悩みに、面倒な人に絡まれやすい、ということがあります。そのとき傷つきやすい人は自分を責めるのですが、いやなことを言ってくる人のほうが悪いに決まっているじゃありませんか。
というわけで、傷つきやすい私たちがどうやって自分を守るのかが、最近の私のテーマなのです。
傷つきやすい人は自律神経がサバイバルモードになっているから、世界は優しんだよ、安全だから大丈夫だよ、と説いても、それはちょっと違うんじゃないかと思います。最近はそう思います。
傷つきやすい人は、悪い人から身を守るために、気をつけなければいけないのです。
傷つきやすい人の弱点は、自分のためには何もできなくて、人のためにはできることです。親やほかの家族を満足させるために生きてきた自分がない人たちだから、従順で扱いやすい人だと思われているのです。
いっそ、あなたの思い通りにはならないんだ、というところを見せてやれば、いやな人は近づいて来ないようになると思いますよ。
いつまでも負けに甘んじているばかりではなく、反撃に転じる姿勢を見せてもいいのでは。
そろそろ、自分のために戦うことをしてもいいのではないでしょうか?
私は勝ちぐせをつけたいと思います。
最近はそんなことを考えています。
◇関連記事◇
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?