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③私が本当の自分を取り戻せたわけ【うつ病発症】

③【うつ病発症】

40歳を迎えた頃、体調に異変が起き始めました。
まず、眠れなくなりました。
仕事に子育てに、めいっぱい疲れているはずなのに
なぜか寝つきが悪くなり
眠ったとしても、すぐに目が覚めたり
再度眠るのになかなか寝付けなくなったり。

睡眠に効くというアロマも試しました。
頭の真上にディフューザーを置いて
香りに包まれながら、
眠りに良いとされる音楽を聴きながら、
なんとか眠ろう眠ろうと努力しました。

疲れがまったく取れなくなりました。
お風呂に入っても、スッキリせず、
シーツを取り替えても気持ちいいと思えず、
たまに美味しいものを食べても
食べることに必死で感動するわけでもなく
「寝ないといけない」
「食べないといけない」
という義務感で、毎日を過ごしていました。

やる気も起きない。
職場では時間に追われてやることもたくさんあるので
教室ではキビキビと動けるのに
職員室の机の上は乱雑になり
整理することすらめんどくさくなり
仕事も山積みになっていきます。

家でも同じように家事がどんどんとおろそかになります。
洗濯物はたためない。
でも干さないと次の日の服が困る。
毎日、身体にむち打ちながら、
5人分の洗濯物を干すことで必死でした。

漢方も試しました。
まずくて続きませんでした。 ←すみません💦

頭痛はずっと続きました。
長男を産んだ30歳を超えた頃から、
偏頭痛には悩まされており、クスリを飲み続けていました。
飲んでいたクスリが効かなくなると
別のクスリを試す。
それが効かなくなると別のクスリ。
その繰り返しでした。

内科で頭痛薬をもらおうと、
その頃の体調不良のことを伝えると、
「一度、心療内科を受信されてはどうですか?」
と言われました。

ショック、というよりも、
やはりそうだったのか、と
逆にそうであって欲しいという気持ちの方が大きく
受け入れることは早かったです。

早速、心療内科に行くと、
「自律神経失調症、いわゆるうつ病ですね」
と言われます。

私を理解してくれた人がいた!と、
逆にホッとして涙が出たのを覚えています。

次回は
つらかった④【うつ病との闘い】です


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