メタル君の「今日の精神医学豆知識!」(121)-(125)
皆様、こんにちは。鹿冶梟介(かやほうすけ)です😆
令和5年最初の「精神医学豆知識」の総集編です。
メタル君もお正月仕様にしてみました。
(もはやメタルではなく、お餅スライムですね…)
今回は昨年末に呟いた第121回から125回までのネタのまとめです!
note民の皆様も、ご興味があれば是非小生のTwitterを覗いてみてください☺️
Twitter民の皆様も、Twitterでは語りきれなかった【メタルのおまけ】がございますので、ご興味があれば是非お読みください!
【今日の精神医学豆知識集!(その25)】
【メタルのおまけ】
ご存知のように「不思議の国のアリス」では、主人公のアリスは体が大きくなったり、小さくなったりするよね?あんな感じで自分の体の大きさが変わったように錯覚する様になるのが、「不思議の国のアリス症候群」だよ。ちなみに作者のルイス・キャロルは片頭痛もちだったので、彼自信「不思議の国のアリス症候群」を経験していたかも…、という説があるよ。
↓三月うさぎと一緒に「お茶会(A Mad Tea-Party)」でも開きませんか?
【メタルのおまけ】
「ドリトル現象」と聞いてエディーマーフィー主演の映画「Dr.ドリトル」を思い浮かべる人がいるだろうけど、元ネタはヒュー・ロフティング作の児童文学「ドリトル先生シリーズ」だよ。動物と話せるなんて素敵…、と思うかも知れないけど、「ドリトル現象」は重度のうつ病や統合失調症で起こるから、患者さんは全然楽しくないと思うよ…。
↓ご興味があれば、note過去記事を是非ご高覧ください!
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【メタルのおまけ】
好訴者は、病気というよりは”性格の偏り”とみなされるよ。本人は「自分は正しいことをしている」と思い込んでいるから、精神科に相談にくることはまずないんだよ。妄想と違うのは、本人が言っていることは必ずしも間違いや嘘ではないことなんだけど、「そこまでムキにならなくても」ということに拘り、全身全霊で相手を訴えるよ。絡まれると、ちょっと面倒な相手だね...。
↓好訴者が相手だと、弁護士の先生も大変ですよね…。
【メタルのおまけ】
「執拗に相手を訴える」という点では「好訴者」と同じだけど、「事実と違うことを信じて訂正できない」という点、つまり妄想に発展している点が異なるよ。好訴妄想は統合失調症や双極性障害で現れることがあるよ。
↓「好訴」よりも、「酵素」のほうが歓迎ですよね!
【メタルのおまけ】
狂信者は自分の正しさを証明するために、熱狂的かつ徹底的に「活動」するよ。自分の考えを通すためにしばしば、家族や自分の生活を犠牲にすることも厭わないよ。狂信者にカリスマ性が加わると「教祖」になるのでは、と鹿冶さんが言っていたよ!
↓随分前に読みましたが、面白かったです!
【メタル君の考察】
今回は不思議の国のアリス症候群、ドリトル現象といった「童話」が元ネタの精神症状を紹介したよ。
前者の不思議の国のアリス症候群は小児期に比較的よくみられる現象で一過性のものが多いよ。ちなみに鹿冶さんも子供の頃に発熱したときにこの現象を体験しているよ。
ドリトル現象は、noteで詳しく解説しているので是非参考にしてみてね!
それから好訴者、好訴妄想、狂信者についても紹介したよ。
いずれもエネルギッシュで周囲を巻き込む点が共通しているね。
ちなみに数年前に芸能人のM氏が元夫のF氏を相手に訴訟していたけど、あれも「好訴」って感じだったな。
信念をもつことは大切だけど、間違った方向に働くともはや災害だね…😅
【メタル君のおしらせ】
1月8日(日)から126回目の精神医学豆知識をツイートしてます!
今年もよろしくね☺️
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