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名状し難い記事たち

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なんと名付けてよいか分からない記事たち。怪談や不思議な話、昔話など‥かな。
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#不思議な話

最近聞いた「変わった話」

最近聞いた「変わった話」

この話は私も又聞きというか、きちんと本人から聞いた訳ではないので細かなシチュエーションは不明です。

Sさんという理容師をしている方のお話。とある地方都市で商業施設に入っている理容店に勤務していた。

その理容店のバックヤード、所謂スタッフ休憩室兼備品倉庫があった。

サービス業というのは、スタッフが一斉に休憩を取ることはない。大抵は交代で休憩に入る。

Sさんが入店まもない頃、スタッフが休憩室に

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持ち家ってなんだろう。

持ち家ってなんだろう。

こんな話を聞いた。とある商社に勤務していたHさんの話。妻と二人の娘の四人家族。

地方から都会へ出てきて賃貸のマンションに住んでいた。Hさんの夢は土地付き一戸建て。

そんなHさんは頑張って働いて都会に土地と家を買う事が出来た。希望通りの家だ。

しかし、ここで転勤する事になってしまう。娘達もまだ幼い。ローンはまだ返し終わらない。

妻とも相談したが、頼る身内もいない都会で母子三人で暮らすなんて嫌

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峠道にて

峠道にて

写真はフリー素材なので実際の峠ではありません。

先日相方の魚座くんとウチのワンコと、とある牧場へ遊びに行く途中の話。

気温が上がる前に行こう、という事で早めにスタート。目的地まで順調に進んでいました。

結構標高が高い所らしく、上にあがるにつれて耳がキーンとしてきた。

魚座くんは蛇行する山道が気に入ったらしく、テンション高めで嬉々として運転してました。私とワンコは大人しく座っているだけ。

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UFOの話を聞いた。

UFOの話を聞いた。

私が小学生の頃なので20年以上昔になります。当時の子供会で、ある大人の方が話してくれたもの。

仮にFさんとしておこう。Fさんの友人でTさんという方がいた。

ある日、TさんがFさんにUFOって信じる?と聞いてきた。

Fさんもそういう話は嫌いではない。あぁ、空飛ぶ円盤でしょ?なんかロマンあるよねぇ、と切り返すと、Tさんは次のような話をしてきた。

Tさんの自宅は郊外にある一戸建てのお家。周りは木

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迷い家・後記

迷い家・後記

私が子供の頃に読んだ迷い家(マヨイガ)について書きましたが、本家「マヨイガ」と異なる点があります。

山中に突然現れる「マヨイガ」。その家に行った者は、何か一つだったら家の中の品物を持ち帰っても良い事になっています。

それは、高価そうな食器だったり、素晴らしい漆塗りの重箱だったりするようです。品物は一説には山神様の所有物だとか。(山神に村の行事の為、食器等を借りる話もあるみたいですが、それは又別

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迷い家(まよいが)の話の記憶

迷い家(まよいが)の話の記憶

これは私が子供の頃に何かの本で読んだ迷い家(まよいが)の話なんですが、大雑把にしか覚えていないので忘れている部分は想像で補い書くとします。

画像はフリー素材を使います。それっぽい雰囲気が出ると良いのですが。

若い頃から登山が趣味の男性Aさんが秋に、とある山へハイキングに行った。いつも登っている山なので迷う事はないだろうと軽い気持ちでいた。

いつもの慣れた登山道を歩く。頂上へは簡単に着くはずだ

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なぁ熊田、こんな話し信じる?

なぁ熊田、こんな話し信じる?

私の高校時代のクラスメイト、タケルは唐突に聞いてきた。ちなみに席は隣。

は?なにを?唐突過ぎて訳がわからない。タケルは話を続けた。

熊田、呪われたアイテムってあると思う?オレさー手に入れたっぽいんだよねー。

私は聞き返した。呪われたアイテム?マンガやアニメでてくるようなヤツ?強い力を与える代わりに呪われるとかってもの?

そーそー。そういうやつ。熊田は特殊警棒ってやつ知ってる?よく警備員とか

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‥大丈夫ですか?

‥大丈夫ですか?

私が二十代前半に友達とその彼氏数人でキャンプに行った時の話。

場所は伏せます。大きな湖を臨むとあるキャンプ場とだけ記しておく。見出し画像の写真とは別の場所です。

私の友達、仮に「アサミ」としておきます。その彼氏も仮に「トモヤ」さんと呼びます。

アサミの彼氏、トモヤさんはアウトドア好きで、給料の殆どをキャンプ道具に注ぎ込む人でした。

トモヤさんの提案で私とアサミ、その他数人でとある湖の辺りに

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こんな話しを聞いたよ⑦

こんな話しを聞いたよ⑦

私が昔通っていた専門学校の同期生だった大河内くんの話。今はもう会う機会が無いので、詳細不明。

大河内くんが友達数人と某山中にあるキャンプ場へ行った時の話。

季節は秋頃だったと聞いた。大河内くんは特別キャンプが好きな訳ではなかったが、大勢で騒ぐのは好きなタイプだったので、特に断る理由もなくキャンプに参加した。

皆成人しているので、当然バーベキューにはアルコールがつきものである。参加者は皆男性で

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‥こんな話しを聞いたよ⑥

‥こんな話しを聞いたよ⑥

④で聞いたマキトの昔住んでいたアパートの話。
前回は部屋のテレビから「顔」が浮き上がってきた話しだった。今回もアパートの話。

マキトのアパートその2

残業が続いた週の金曜。明日はやっと休みだ!という事でマキトは夜更かしをした。テレビのドラマ録画を消化し、気がつけば日付けも代わっている。眠ろうとベッドに入ったのが午前3時ごろだった。

少し目が覚めてきた時だった。自分の身体に違和感を感じる。あり

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‥こんな話を聞いたよ。④

‥こんな話を聞いたよ。④

これは前回の、‥こんな話を聞いたよ。③の続きです。気になる方は前回もお読み頂けますと幸いです。

いや、しないっスよ。ようは作業室の照明消さなけれりゃ何も起きないんスよね?なら続けます。
お化けが怖いなんて言ってたら、病院で働けないっスよ!

そう言いながらマキトはコーヒーを飲んでいる。
私は感心しながら聞いてみた。マキトってさぁ、お化けとか幽霊とか怖くないの?

怖くないって言ったらウソっスね。

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‥こんな話を聞いたよ。③

‥こんな話を聞いたよ。③

前回少し触れた「診療情報管理室」で怪異を体験したもう一人のスタッフについて話そうと思う。

前置きとして。私が勤務していた病院。本館は地上5階+地下1階で、「管理室」は5階にある。このフロアすべてが診療情報管理室になっている。

この管理室内に、会議室・資料閲覧室・放射線画像診断部(レントゲン写真などを見て病気や骨折を診断する専門医グループ)の作業室が併設されている。

話しを戻そう。医療事務の業

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‥こんな話を聞いたよ。②

‥こんな話を聞いたよ。②

前置きになってしまうが、病院で働いていた私が初めて配属されたのは、「診療情報管理室」だった。

馴染みの無い方に説明すると、患者さんの外来カルテ・入院カルテやレントゲン写真、その他検査データを管理する部署で、イメージするなら、図書室と資料室を足した大きな倉庫だと思ってもらいたい。以下、長いので呼び方を管理室で統一します。

私が管理室で働き始めて2〜3年ぐらいした時に入ってきたスタッフ、飯川ミハル

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