日本遺産No5 海と都をつなぐ若狭の往来文化遺産群 ~御食国(みけつくに)若狭と鯖街道~
若狭の食を運ぶ道。そんな日本遺産を紹介します。
すけです!よろしくお願いします!
日本遺産事例の概要と事例の中のイチオシを紹介しています✨
概要紹介
若狭とは現在の福井県南部の旧国名です。
「御食国(みけつくに)?」「鯖街道?」
この物語のタイトルを初めて見た際、わからない言葉ばかりでした。すけと同じことにならないように、ご説明します。
御食国:食材を都に送り、朝廷の食を支えた国のこと。
鯖街道:鯖をたくさん運んだことによる名称。戦後以降に呼ばれるようになったとのこと。
そんな御食国として都の食文化を支え、都によって文化が伝わった往来の物語です。
構成文化財
この物語「海と都をつなぐ若狭の往来文化遺産群」の構成文化財は、4つの分類にわけることができます。
それは、
①若狭街道 -御食国若狭の原点と鯖街道のメインルート-
鯖街道の中でも最も流通量が多かったとされるメインルートに関する構成文化財。古墳群や製塩遺跡、重伝建に指定されている宿場町(熊川宿)、火の見やぐら、滝がここでは認定されている。
②鯖街道の起点 ―湊町・小浜の賑わい―
湊町である小浜に関する構成文化財。重伝建に指定された地区(小浜西組)、市場、後瀬山城跡、祇園祭礼群、狂言、若狭塗、寺院等がここでは認定されている。
③針畑越え ―最古の鯖街道の歴史的景観―
鯖街道の中でも最も古いといわれるルートに関する文化財。集落、お水送り、社寺・仏像群が認定されている。
④若狭の浦々に続く鯖街道 ―都の祭りや伝統を守り伝える集落―
王の舞群や六斎念仏群、能、地蔵盆、三方五湖、へし故・なれずしの製作技法などが認定されている。
すけのイチオシ
この物語からすけがイチオシしたいのは、この物語の特徴「構成文化財に食」があることから始まります。
「へしこ、なれずしの製作技法」として食が構成文化財に選ばれているのです!
構成文化財にもなっている食べ物は「是非食べたいし、食べてもらいたい」との思いからこちらをお勧めします。
へしこ
へしこは、青魚に塩をふり、塩漬けにした後にぬか漬けにして長期間(1~2年)熟成する保存食。
鯖街道の由来でもある鯖を使った「鯖のへしこ」を味わいたい。
焼いて食べたり、お茶漬けのお供にしたり、刺身で食べたりして食べる方法があるらしい。
なれずし
へしこを米と麹でさらに漬けた品。口にすると「海のチーズ」と呼ばれるのも納得できるような味わいらしいです。
この2つを実際に食べたことがなく、味の想像がつかないため、「食べたい!」とイチオシします。
Story No.5
海と都をつなぐ若狭の往来文化遺産群
~御食国(みけつくに)若狭と鯖街道~
「概要紹介」と「すけのイチオシ」です
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