過ぎるのが早い! ~2月のあれこれ~
2月が終わってしまう。と思ったら3月になってしまった。と思ったらもう2日だ。
早いねーなんてありきたりなんだけど、その感覚をしみじみかみしめてしまう。早いんだよ本当に!
ここ数年、更年期のせいで身体も大変だったし心も不安定過ぎて、記憶がすごーくとぎれとぎれ。なので、今年はその月が終わるごとにちょっと振り返りの機会を作っておきたくて。
で、あやうく2月のことを書きそこねるところだった。
先月、大きな出来事は、検査で異常がなかったこと。ずっと心配だったのでホッと安心したしうれしかった。でもこれからも検査をしていかないと、と心配し続ける部分。
そして近々書いて載せたい、久しぶりの友人たちとのお茶タイム。こちらで親しくしている3人のうち、2人それぞれと会ってしゃべって楽しかった。リモートで話すのとはやっぱりちがうんだなあ。
あと今年に入ってからようやく映画館で映画を観た。
「RRR」が面白くて仕方なかった。
「アントマン / クワントマニア」も楽しかった。
そして本当はじっくり書きたかったアニメ映画二本。
「『鬼滅の刃』上弦集結、そして刀鍛冶の里へ」ではアニメで動きを、しかも大画面で観れるのはやっぱり良いものだと思った。私はアニメーションや技術に詳しくないけど、隅々まで心配りも行き届いていると感じて、その迫力にずっと圧倒されていた。
「鬼滅の刃」に関しては、前回の劇場版「無限列車編」も感想を書かなかったけど、それは私の映画感想文の書き方のせい。
私の感想は、ストーリーについての感想と登場人物の印象についてだから、漫画を読み終わっている「鬼滅の刃」に関しては改めて書くことがなくて。
ただ漫画が動くとこういう感じになるのかとかこういう表現なのかとか、ちょっとした原作とのちがい、特に表情の変化にはいちいち感動している。一コマ一コマに動きがあるのがうれしい。特に時透無一郎くんは、伊黒さんの次に好きなキャラクターなのだけど、動いている表情を次以降のストーリー予告で観たのは想像以上のすさまじい喜びだった! 天を仰ぎたいけど視線も外したくないので、微動だにせず静かにスクリーンを凝視した。
伊黒さんが好きとか無一郎くんが好きとか書いているけど、もちろん箱推し! みんな大好き。
「スラムダンク」もカッコ良かったあ。モーションキャプチャーの動きから描いているらしいけど、そのためバスケのカッコ良さが存分に表現されていた。ディフェンスの圧迫感や身動きの取れにくさ、そしてリョータ君がディフェンスを低い位置から抜けるしなやかさ、躍動感。画からあふれる臨場感がカッコ良かった。
ストーリーも新しく知るもので、上手に織り交ぜていた。でももうどうしても親目線になる。リョータ君見てて「しょいこまないで」って泣いちゃう。お母さんもギリギリだろうけど、でも親は子供が苦しんでいるのを見るのはつらいから、親に感情ぶつけてきて良いんだよって。夫と共に泣く。
そしてそれに伴って、車の中で聴く音楽。
前の車でずっとCDかけていたのをとうとう重い腰を上げてBluetoothでつなげている。それもこれも「スラムダンク」でかかる「10-FEET - 第ゼロ感」を繰り返し聴きたいから。
今どきの車で音楽を聴くには、私のアナログ人生を変えなくてはならない。しばらく音楽なしで運転していたけど、そのうちもう渇望するようになってしまった。
車で音楽を聴いていたい。すごく聴きたい。
今は映画のシーンを思い出しながら聴いて、良い気分になっている。
ただどうしても2月から春にかけて心が不調になる。秋は調子良いのにな。
昨年ほど波が激しくないのは、漢方薬のおかげなのか更年期の一番大変な時期をほんの少し抜けたのか。なんとかやり過ごした。けど。
またすぐ落ちこむ。私なんかとか、こんな文とか、嫌われてるとかすぐ思いそうになる。
少しがんばる。