有酸素運動の目的 鍛える人と維持する人
この、ヤフオクで2万円で買った古い電動アシストチャリ。
もう4年乗っている。さすがブリジストン製、頑丈だ。
古いのでモーターの力が弱いけれど、弱い方がトレーニングにもなるぞ。
(最近の新しい電動アシストにたまに乗ってみると、軽いのでびっくりする)
十分元はとったけれど、まだまだ使えそう。
自分は週に5回、片道5キロのチャリ移動をしている。
その他、月~金は毎日駅までの往復にも使っている。
片道5キロ、往復10キロというと、
健康維持の為の、軽い有酸素運動には丁度良いくらいだと思う。
これとは別に、結構キツいハイインパクトエアロビクスを週に2回と、
トレッドミル30分を週に1回やっているので、
健康維持の為の軽い有酸素から、持久力を鍛える為のキツい有酸素まで、
実にしっかり出来ていると思う。
週5回の片道5キロのチャリ移動は、別にチャリでなくても電車移動も出来るのだけれど、
余程の土砂降りでもなければいつもチャリを使っているのは、
トレーニングの為でもあるし、1人でチャリを漕いでいる時間が好きだからでも有る。
さて、みなさん、有酸素運動は足りているでしょうか。
そもそも有酸素運動は何の為にするかというと、目的によって二通り有ります。
一般的なのは健康維持の為の軽い運動としてやる場合。
もう一つは心肺や筋持久力を鍛える為の持久力トレーニングをする場合。
自分の場合、前者はチャリ移動で、後者はスタジオでのエアロビクスで出来ている。
有酸素運動は、「痩せる為」と思っている人が結構多いけれど、
運動で痩せるのは非常に困難です。
これは簡単な計算をすればすぐに解ります。
30分走ったら、だいたい300キロカロリーくらい消費すると思います。
かなりキツいハイインパクトエアロビクスを1本やっても、だいたい600キロカロリーくらいだと思います。
それに対して、焼肉定食を一回食えばもうそれだけで800キロカロリーくらいは摂ってしまいます。
なので、運動で痩せるにはかなり多くの運動量が必要で、そのための体力も必要です。
だから痩せるにはダイエットをしなければなりません。
ダイエットというのは日本語で食餌制限と言います。
痩せたい人は運動するよりも食餌制限をしましょう。
ある程度年齢が高めで、あまりキツい運動をしてこなかった人が、健康の為にやるのは、
30分程度の軽い有酸素運動、それを週に3回から5回やりましょうという事になっています。
もっと身体を鍛えたい、という人にお勧めなのがキツめのハイインパクトエアロビクスです。
これは一定以上の体力が必要なので、現在スポーツクラブでは殆ど行われていません。
実は今から10年から20年前まで、
エアロビクスというと、このキツいハイインパクトエアロだったのですが、
現在ではこれをやっている所はほぼ、ゼロです。
これはスポーツクラブの会員の高齢化と関係が有ります。
20年前、エアロビクスのスタジオは若い男女でぎっしり満員でした。
体力の限界に挑戦したいドエムな人がたくさんやりに来ていたものでした。
その頃のエアロビクスインストラクターは男女とも、身体が出来ていて、
凄い体力を持っていました。
そして、何よりも、ものすごく若い!
実年齢を聞くとびっくりする様な人がゴロゴロ居ました。
キツい運動をたくさんして、滝の様な汗をかいている人は本当に若いのです。
ということで、ある程度年齢高めの人はスポーツクラブで軽いエアロビクスをしましょう。
若い人は、息が上がるくらいのキツ目の運動をぜひ、やりましょう。
スタジオでやるエアロビクスが最強なのは、全身をまんべんなく動かす事、
そして、音楽にあわせて楽しく、夢中になって動いているうちに、
知らず知らずのうちにかなりの運動が出来てしまうことです。
ランニングでも上級者はランニングハイ、かなり快感を感じながらたくさん走れますが、
初心者には辛いだけで、たくさん走れなかったり長続きしなかったりします。
エアロは夢中になってやってしまうというマジックで構成されていますので、
びっくりするくらい動けてしまいますよ。
そして、もう一つの大きな特徴は、精神的な事。
みんなで楽しくやる、というのは、気持ちがとても、
素直で、前向きで、積極的な自分を作るのにとても効果的なのです。
鍛えたい人の為の、くたばるまで走るハイインパクトエアロビクス サークル
65歳のインストラクター
サーキットトレーニング100分クラス