「AI狩り」/情報経済の獄中絶対条件
可及的速やかな、「AI 狩り」が必要だ。
刀狩りという叡智
刀狩りこそが貨幣経済を可能とした。
信長は刀狩りをやらずに楽市楽座によって貨幣経済を推進。
結果、貨幣経済の中で豊かになり軍事を拡大した明智光秀に寝首をかかれた。
つまり、
富が権力に結びつく段階での貨幣経済導入はかえって混乱を招いてしまう。
ここから学んだのが豊臣秀吉だ。
まず「刀狩り」によって、貨幣で軍事力を購入できないようにした。
富と権力を分離したのだ。
その上で、「貨幣経済」を振興し世の中を豊かにしていった。
豊かさはもはや軍事力につながらず、天下権力を脅かすものがいないため、世の中の豊かさだけでなく世の中の安寧すらも訪れた。
貨幣経済による豊かさと安寧の両立。
これが「近代」の肖像画だ。
近代貨幣経済の絶対条件が「刀狩り」なのだ。
そして、
現代情報経済の絶対条件は「AI狩り」である。
本記事では、現代情報経済の絶対条件が「AI狩り」であるという命題をエリート向けに解説していく。
では、1パーセントのために獄中から講義を始めるとしよう。
ここから先は
3,709字
¥ 980
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?