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ライター 2年目

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

早いもので、Webライターとして働き始めて2年が経つ。

2023年2月1日から会社に出社して、もう2年も経つのかと思うと感慨深い。

この頃は事務職を辞めた直後で、日雇いバイトで食いつなぐ日々だった。

色々あって11月末に更新打ち切りとなって、12月はまたタイミーで仕事を探す日々。

倉庫の検品作業やラーメン屋の皿洗い、営業スキルが不要の架電業務、チラシ配り、タブレットのデータ初期化作業。

とにかくお金を稼ぐためには何でもやっていた。貯金は多少あったけれども、せめて家賃などの固定費分は稼ぐ程度に。

同時並行で転職活動もしていて、当時はやっぱり出版業界に行きたかった。

だけど、一番長い職務経歴がリサイクル工場の現場作業員だったこともあり、紹介される仕事は物流や現場仕事のみ。

それが嫌で転職活動を始めたのに、「未経験」を理由に、対象外になるばかり。

某大手出版社の面接を受けた際には、「出版業界に必要なのは、人と接するコミュニケーション能力と飽くなき探求心ですよwww」と失笑される始末。

それで、改めて自分の好きなことを考えたら、「書くこと」だった。

当時もnoteを書き続けていて、むしろ、私にとって見せられるスキルはnoteくらいしかなかった。

転職の履歴書にも「noteを◯日以上連続投稿しています」と書いて、場合によっては自分のページを見せて。

もちろん、「それがどうした?」という反応のほうが多かった。

ライターの経験もないくせに、あたかも実績があるかのように振る舞うなと。言ってはいないけれども、そんな雰囲気はあった。

そんなこんな、何社か面接を受けていく内に、ようやく未経験の私を採用して頂いた会社に出会えた。

それが2年前の、2023年の話である。

いやはや、懐かしいけれども、いまだにその日々は記憶にある。

こうしてWebライターとして働き始めたのだが、いかんせん未経験なわけで。

書くことは好き、考えるのは苦手」な人間ゆえに、ユーザーが求めるコンテンツを、どんな情報を知りたいかと問われても、皆目検討が付かず。

一から記事を書き上げるのは得意だけれども、記事を読んで、お客さんが求めている記事に書き直していく作業は、骨が折れた。

それでも、当時の上長から言われて嬉しかったこと。

正直、川口さんは即戦力として雇ったわけではない。

だけど、継続力はあるから、2年、3年後にはしっかり戦力として成長できる人材だと。

その言葉を胸に、1年が過ぎていった。

1年が過ぎると結構あっという間で、「何だもう1年が過ぎたか」と思わなくもない。

私自身も担当する内容が変わったり、上長が変わったり(未だに後輩は増えないが)、色々変わることがありまして。

話は今日の面談になる。今の上長から見ると、私は「しっかり考えて執筆ができる人」になっているらしい。

なんと。あれほど「書くのが好き、考えるのが苦手」で仕事をしてきたはずなのに、どうやら考えるのも得意な人なっている。

言われてみれば、、、競合記事と差別化するコンテンツ、コラム記事として価値、情報の真偽・信憑性。

気づかぬ内に、色々考えている。

2年も経ってようやく、という感じもするけれども、私だってやればできるではないか。

少しづつ、着々と、私は成長している。

それが大事。それが仕事が続く理由。

ライターとして高みを目指す理由。

もっとも、上司に褒められた程度でいい気になってはいけない。

まだまだ成長し続けるし、自分なりの価値を高めていく必要はある。

私なりのやり方で。私なりの速度で。とにかく書き続けよう。それではまた次回!

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川口 竜也 / 川口市出身の自称読書家
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