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優雅なお昼寝

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

今日は選挙以外特にすることがない日。昨日は読書会を開催し、カフェでコーヒーを飲み、神保町で買い物を済ませ、やるべきことはすべてやった。

いい天気だから、朝のうちは出かけようと思った。久々に浅草にでも行こうか、ブックカフェにでも籠もろうか、でもどうもピンとこない。出かければやる気は上がるものだが、無理して出かけるのもどこか不健全な気がする。

ひとまず部屋の掃除や平日のお弁当の仕込みでもしようと思った次第。

買い物前に布団を干す。布団は頻繁に干すのだが、いつも帰りが遅くなってしまい、取り込む頃には冷たくなってしまう(この場合、干さないほうが良いのだろうか?)

業務スーパーで手羽先を大量に仕入れる。だしのパックと醤油、塩だけで味を整う。まだ食べていないが、出汁がすでに旨い。

お昼はラーメンにする。最近はスーパーで生麺だけを買うことが多い。味噌や醤油、その他諸々の調味料は常備しているため、一通りの味変を楽しめる。今回は手羽先の出汁もスープに使ったため、醤油だけでだいぶ本格的なクオリティーになった。

掃除もやった。弁当の仕込みも終わった。さて何しよう。

ひとまず布団を取り込もう。

温かい。おひさまの匂いがする(本当は違うけれども)。

いつも冷たくなった布団を取り込むのが当たり前であったため、ここまで温かいお布団は久々である。

もういいや。今日は。そのままお昼寝。

zzz…

そして今に至る。地階はご近所様の声がよく聞こえる。公園から帰ってきたばかりの小学生たちや、お出かけ帰りの子連れ夫婦の声で目を覚ます。

今日は不思議と一日を無駄にした感じがしない。正直何もしていないのだが。いやむしろ、何もしていないから充実したのだろうか。

先日読み終えたハ・ワンの「あやうく一生懸命生きるところだった」ダイヤモンド社 (2020)の中に、「何もしない時間」にも大きな意味があるという章があった。

時間は、何かをしてこそ意味があるわけではない。
時には、何もしない時間にこそ大きな意味がある。

同著 103頁より抜粋

時間の大切さを説く自己啓発本やライフハック系の本は数多ある。休日に何をしていたか(みんなが休んでいる間に何をしたか)が人生を大きく分けるという話はどこの世界でも同じである。

私とて、仕事でもないのに毎週のように読書会を開催しているのだから、端から見たらそれなりに頑張っている方だとは自負している。

それが目的から逆算した行動(手段)であるのか?世の中には手段のためなら目的を選ばない人もいるのさ。

それはさておき、休む時はしっかり休む。休もうか出掛けようか、うだうだとネットサーフィンするくらいなら、今日のようなお出掛け日和に昼寝をかますのもまた至福である。

それが今を大事にすること。ただ頑張ることを放棄した、しょうもない言い訳かもしれないが、時にはそういう何もしない時間も必要。

そもそも、頑張る頑張らないは他人が決めることではなく、自分が決めること。自分が毎日頑張っていると思えるならば、自分に休息を与えてもいいじゃないか。

とは言え、まだ今日という一日は時間がある。ちょっくら銭湯にでも行こうかと、結局どこか出掛けようとしている私。それではまた明日!

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川口 竜也 / 川口市出身の自称読書家
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