見出し画像

本を読み、鍋を煮込む。

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

どうやら今季最強クラスの寒波が訪れているらしい。3連休は都心でも雪が降るとか。

こんな日は、買い置きを済ませておいて、温かいものを食べるに限る。

冬、家庭で最も歓迎される料理は、なべ料理であろう。煮たて、焼きたてが食べられるからである。

北大路魯山人「鍋料理の話」より抜粋

昨晩は友人宅で鍋パーティー。今宵は余った食材でお一人様鍋。

最近、カルディで買える鍋の素に少々ハマっている。

きっかけは火鍋が食べたかったこと。外食すると結構なお値段になるから、自分で作ったほうが安上がりだと。

そのカルディの「火鍋の素」が結構美味しくてね。それ以来「旨辛鍋の素」とかを買っては、お一人様鍋を満喫している。

一人暮らしをしてから、実家では作れなかった料理を作れるようになったのは嬉しい。

川口家は基本的に、肉と言えば豚肉だった。

おばあちゃんが牛肉が食べられず、おじいちゃんと父さんが鶏肉が苦手。必然的に、豚肉がメインとなる。

一人暮らしをしてから、はじめて「ビーフシチュー」を作った時は感動したもの。

会社の先輩から話を聞き、仙台名物は「せり鍋」を作ったのも良かった。〆はうどんではなく、蕎麦を入れるのもまた良き。

スーパーで見切りになっていた里芋を大量に買ってきて、山形名物の「芋煮」を作ったこともある。これもまた美味なり。

昨年は、北大路魯山人の「湯豆腐のやり方」を真似して、かなり時間を掛けて湯豆腐を作ったのも良い思い出である。

お一人様鍋ゆえに、どうしても「なるはや」で作ってしまいがちではある。

むしろ、仕事終わりにわざわざ飯を作るのすら億劫だという話も聞く。

昨夜、鍋を囲った友人曰く、「普段の栄養はサプリメントとプロテインで補っているから、料理しない」とのこと。

もちろん、サプリメントやプロテインが必要なのは分かる。

タイムパフォーマンスなどを考えれば、飯を食うにも「効率よく」が求められるかもしれない。

だけど、毎日かかさず3食いただく食事。

少しでも美味しいものを食べたほうが、幸せではあるまいか。

私の考えていることは、日常生活の美化である。日々の家庭料理をいかに美しくしていくかということである。材料に気を配るとともに、材料を取扱う際の盛り方からまず気をつけて、いかにすべきかと工夫するのだ。

北大路魯山人「鍋料理の話」より抜粋

何だかんだ言っても、手間ひまかけたご飯の方が、美味しいからね。

より美味しく食べるために、IH対応の土鍋でも買おうかしらん。それではまた次回!

いいなと思ったら応援しよう!

川口 竜也 / 川口市出身の自称読書家
今日もお読みいただきありがとうございました。いただいたサポートは、東京読書倶楽部の運営費に使わせていただきます。

この記事が参加している募集