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noteで50日連続投稿してわかった3つのこと

本日、noteで連続投稿を始めてから50日目を迎えました。

今回は、それを機に、連続投稿を始めた理由や、やってみた感想を書きます。

noteを続ける方にとって、少しでもご参考になれば幸いです。


■ なぜ連続投稿を始めたのか

noteの連続投稿を始めたきっかけは、ちょっとした「ロス状態」でした。

私の仕事は、今年6月末に一段落しました。当時は『最新図解 鉄道の科学』(講談社ブルーバックス)という科学新書の校正(原稿チェック)が終わり、時間に余裕ができました。

このとき、私はちょっとした「ロス状態」になっていました。それまでタイトなスケジュールで進めていた仕事が突然終わり、力が抜けてしまったのです。私の場合は、本を出版するたびにこれが起こるので、ちょっと困っています。

とはいえ、次の仕事が待っているので、いつまでも「ロス状態」になってはいられません。

そこで、今年7月15日からnoteでの連続投稿を始めました。情報をどんどんアウトプットして、頭の中をスッキリさせることで、「ロス状態」から脱出しようと考えたのです。

なお、連続投稿をしたのは、4年以上前の2020年3月にnoteの初投稿をして以来、今回が初めてです。連続投稿する前は、その必要性を感じつつも、仕事に追われてなかなか記事を作成できず、投稿できない期間が1年近く続いたこともありました。

■ やってみてわかった3つのこと

連続投稿50日目に画面に表示されたメッセージ

そして今日、連続投稿を始めてちょうど50日が経過しました。厳密の言うと、この間に「つぶやき」や「動画の紹介」もしているので、正式な記事を50本連続して投稿したわけではありませんが、それでもよく続いたと思います。

実際にやってみて感じたことは、おもに次の3つです。

  • ① 記事のスタイルが決まる

  • ② 執筆のスピードが速くなる

  • ③ 投稿が楽しくなる

それぞれくわしく説明します。

① 記事のスタイルが決まる

連日投稿を始めて10日ほど経つと、記事のスタイルが決まってきたように感じました。いわゆる自分なりの「型」ができ、書くことに対する迷いが減ってきたように感じたのです。

② 執筆のスピードが速くなる

記事のスタイルが決まったら、執筆のスピードが明らかに速くなりました。私は執筆を仕事とするライターなので、このことは他の仕事にも好影響を与えました。

③ 投稿が楽しくなる

毎日投稿を続けていたら、楽しくなってきました。投稿数が増えると、その分だけアクセス数やスキ、そしてコメントが増えるからです。とくにnoteに投稿するときに表示される「◯日連続投稿!」「おめでとうございます!」というポジティブなメッセージは、投稿を続けるためのモチベーション向上につながったと感じています。

やはり、何事も楽しむことが、継続への近道になるようです。

なお、私はnoteに記事を投稿すると、その記事を4つのSNS(X, Instagram, Threads, BlueSky)を使って共有してきました。このことも、アクセス数が増える要因になったと考えています。

■ 思いがけない記事がヒット

note連続投稿によって、思いがけない記事がヒットしました。これは私にとって大きな発見でした。

たとえばこの記事は、何の目的もなくクルマで成田空港に行ったことを、写真を交えて書いただけのものでしたが、1週間のアクセス数では長らくトップでした。私にとっては「こんな記事でいいの?」という感じです。

この記事は、「世界的名門大学を見学したい!」という思いでイギリスのオックスフォードを訪れたのに、大学ではなく、その近くにあるブレナム宮殿でクリケットをたしなむ高齢者の姿に心を奪われてしまったというものです。多くの方に読まれ、100以上のスキをいただきました。こうした「個人的な体験」が読まれることは、私にとっては意外でした。

このような思いがけない記事がヒットしたことで、投稿をするのがますます楽しくなりました。

■ おわりに

以上、noteで50日連続投稿をやったきっかけと、その感想を書かせていただきました。

正直に言うと、最初は辛かったです。私はWEB記事も書くプロのライターですが、noteで連続投稿を始めても、当初はリアクションが少なく、「読んでもらえているのかな」と不安を感じました。

ところが、ある日から急にアクセス数やスキ、コメントが増え、急に楽しくなり、自然と続けたいと感じるようになりました。そして気がついたら、あっという間に50日が経っていました。

どうも、楽しみながら続けることが、noteというサービスを活用するうえでの大きな推進力になるようです。

もちろん、noteの活用方法は人ぞれぞれなので、今回ご紹介した話がすべての人に当てはまるとは限りません。ただ、投稿を続けるメリットを感じた例として誰かの参考になるかと思い、この記事を書きました。

さて、今後についてですが、noteでの連続投稿は本日をもって終了し、投稿の頻度を少し下げたいと考えています。連続投稿によって先述した「ロス状態」から脱することができただけでなく、仕事のスケジュールがややタイトになり始めたからです。

ただし、投稿そのものは、今後も続けていく予定です。50日連続投稿で得られたことを、今後の投稿にも活かしたいと考えています。


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川辺謙一@交通技術ライター
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