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2月は踊って(めぐみ)

こういう時期だから、突発的にムカつくことも多い。
自分の性格なんかな? と思って、優しくなさに落ち込む……前に、いやむしろ優しいから考えすぎたり心配しすぎたりするんだよな。自分の優しさ否定するのやめよ。で、突発的にムカつきそうになったある時、ぐぬぬぬ……立ち上がり、踊った。曲が流れていたから。体が勝手に揺れた。「こんなのが踊りといえるのか?」 なんて問いは、ニイニイちゃんがぶっ潰してくれるだろう。
踊っている時はムカつけなかった。口は自然と口ずさむけど、踊りに歌詞はほとんど関係なかった。言葉は関係なんかなかった! 言葉で考えなくてよかった!

2/24(金)


パウパト来てた

定期検診に行ったら1時間間違えて着いた。9:45のつもりで8:45に家を出ていた。自分ながら説明のつかないぼんやり具合だ。どうりで電車の時間が変だと思った。
受付で、早く来すぎてすみません、と謝って待っていたらすぐに名前を呼んでくれるので神!✨と思ったら「がん検診してもいいですか~? 」と言われ、「やだ」と言いたかったけど向こうはそういう意味で聞いてないので「ふぁい」と言って内診室に入った。
検診を受けながら、この前みた『あさイチ』の婦人科特集を思い出す。「内診を受ける際のその感覚が、痛みなのか、違和感なのかを見極めるのも、婦人科への抵抗感を少なくするためには大事」と言っていたな…。婦人科や内診されている現状への抵抗感から、ついその時行われているすべてを「痛み」としてしまうが、それは語弊であり、意外に「違和感」だったりもしませんか……? という婦人科医の呼び掛けに、なるほろたしかに……φ(..)と思ったけどこれは……、痛みで違和感ですっっ!

そんなことよりも、今日から読み始めた能町みね子『結婚の奴』が面白すぎて。

あらすじは他の方の引用です🔽

著者は、小学生の頃から、世の中に恋愛ソングが溢れていることに疑問を持ち、誰にでも恋愛を勧めてくる風潮に強い違和感を持っていた。世間の常識を疑いながら、同時に、そういう常識に染まれない自分の価値観にも疑問を覚えてきた。世間と自分の双方を疑う、というしんどさと向き合ったところ、「結婚」という選択が浮上したのだ。

『好書好日』

そして筆者は、ゲイ男性と「恋愛感情抜きの結婚」をすることにする。

本文から🔽

きわめて順調にことが進んでいるというのに、いつもどおりの一人の夜はきちんと暗い 気持ちになるのだから、我ながら自分の精神性の形状記憶ぶりに感心してしまう。
ある夜には、いつものように仕事がはかどらずネットサーフィンをしていたら、「私は 〔なんらかのネガティブな性質〕でしたが、〔なんらかの自己改革〕をしたら結婚できました」などというエピソードをアドバイスとして他人に語っている記事をうっかり目にし てしまった。自分がいままで人生を変えるような恋愛だの結婚だのという経験を何も踏まえずに本当に三十七歳という重々しい年齢になってしまったことを反芻して、改めて絶望を感じる。
つまり、私は恋愛だとか結婚だとかに極めて大きな価値がある、しかも若いほどそれは成就しやすい、というあまりにも凡庸な観念を頭からこそげ落とせていない。
私はわずかな可能性を絵本のお姫さまのようにどこかでいまだに信じている。まだこの 年齢なら、自分が何もしなくてもこの先何かあるかもしれない、などと愚直に思っている。
そして、年を取ることによって、当然それは薄く薄く削り取られていく。 客観的に見れば不愉快なほどに平凡な絶望だ。四十だろうが八十だろうが、恋愛や結婚 をしていようがいまいが、輝かしい生き方をしている人はいくらでもいて、こんなことに 縛られていること自体が時代遅れでくだらない。
ありふれた平凡な絶望とはつまり解決しようのない絶望だからありふれているのであり、 考える作業は徒労でしかない。しかし、分かっていても徒労の穴からぬけられないのが一 人の夜である。この穴をわざわざ掘っては嵌まることが自傷的な快感になっている。
そしてこの潜考のすさびは、平凡な希望の完成形である「結婚」をする人たち全般に対する理不尽なルサンチマンに収斂していき、私なりの「結婚」を進めはじめたいまになってもまだ私はこの吹きだまりからまるで脱出できていないことにむしろどこかホッとして しまう。

能町みね子『結婚の奴』


めちゃくちゃ的確にその時の気持ちが書かれている。分析されている。驚異的なことにこれが全編にわたり貫かれている。こんな文章読んだことない。その明晰さと内容に刺激され揺さぶられる。
私もこういうふうにやってみたいと思った。
今考えている、
自分の居場所について
誰(か)と暮らしたいのか?
こんなふうに分析してみようと思った。


装丁ももかわいくて


他も含めてあれやこれや考えながら帰ったら、エレベーターの前でちょうど降りてくるクロネコさんと出会い、「もしかして、○号室の方ですか?」って聞かれる。杓子定規に不在通知入れるんじゃなく、声かけてくれてありがたい。はっきりと言葉にしてクロネコさんに伝えた。おかげで、最高のタイミングで最高の贈り物(チョコとテンションのあがる非常食とお手紙)を受け取ることができた。

ところでチョコを贈ってくれたかわいこちゃんたちは、この雨でちょっと憂鬱な考え込む日のことを、初めから知っていたのかな???🐈️🐈️

2/23(木)

ゴミ出した延長線にあるパン屋へ行き、その先のスーパーに行く。お菓子を買いに行く。自然にコードは延びていき、非常に自然な流れで大根を買った。

帰ったら、前回スーパーの際におでんが作れる用の材料を買っておいた事実に急に向き合う気分になり、大根を剥いて切り下茹で・全人参カットし一部レンチン、残り冷凍・椎茸カットして冷凍・蒟蒻下茹で・じゃがいもレンチン・卵3個ゆでる・はんぺん類を冷蔵庫から出すなどをした。

冷えきった家で自分を省みない薄着のまま急にやったので楽しさは皆無で、要素としては耐久が100%だ。
茹でる工程が多いわりに台所がまったく暖かくならないのはなぜなのか、皆目わからない。今思い付いたのは、コンロがガスじゃなくてIHだから? 前回と前々回住んでいた部屋のコンロはガスだった。やっぱり火はいいよ元気になるから、と前々回の部屋に遊びにきた人に言われたことを思い出す。私もそう思う🔥🔥🔥

部屋も自分も全く暖かくはならないが、だしの匂いはしてきたので少しだけ気分があがった。何より、まったく信用できない未来の自分に作ることを願って買った大物料理用の材料が、消費期限内に無事調理されたことに果てしなく安堵した。

📻️タモリのオールナイトニッポンを聴きながらやった。
星野源が聴き手のおかげでめちゃくちゃ聴きやすくておもしろかった。
大体できたので、12:00に風呂にはいった。
そして眠った。

はんぺんと冷凍ロールキャベツとソーセージもいれました🍢

♦️♦️♦️

2/15(水)

友達と会って、よかったことともやもやもやしたことを思う。
どっちも同じぐらい大きい。それはいいことのような気がする。
「寂しい」も大きかった。

モールを一緒に歩いたので、店の中を散歩のように周遊した。
家具も服もカバンもみんなかわいかった。かわいいとか欲しいとか、いちいち思うことが楽しかった
頼んだわけではないのだが成り行きで知人の人に恋占いをしてもらう。渡されたみくじに書かれた言葉が全く響かず、結果的に年齢を言うことになったのも嫌だった。頼んでない占いに参加するもんじゃないと思った。占い師の人柄はめちゃくちゃよかった。

妹から、送ったチョコが届いたお礼と手紙の返事のLINEが来た。
真面目な人なので、届いたという報告は絶対送ってくるとは思っていたが、一人で考えているとふとこのまま絶縁するのではないかとよぎることもあったから、私はかなりほっとした。
内容も悪くなかった。というか考えたことが伝わってきたし、お互いに、「相手のではなく自分の非について書く」というルールが暗黙に共有されていたから私は変な傷付きを恐れずに読むことができた。手紙の文章で相手を糾弾してはいけないと思っている。

LINEの最後、「姉さんと会うにはもう少し時間が必要というのが現状です」というのにはカチンときたけど、お風呂に入ったり別のことを考えているうちに、尖っていた感情がなだらかになっていった。

國分功一郎が『哲学の先生と人生の話をしよう』のなかで、寄せられた手紙(お悩み)に対してしていたみたいに妹の文章を読んだら、見えてきたことがいろいろあった。それは妹の性質のよいことばかりと、それから育児という労働による考える時間の無さからの形になっていないもので、私にはそれはやっぱりどうしたってこの国の育児に対する無策のせいだとしか思えなかったから、そんなことでこちらの仲が滞っているのはもったいないと思った。
それで、私はたぶんやさしい返事を書くことができたと思う。


2/16(木)

友達に手紙を書きに街に行く。書けた! これを送って、三年ぶりに会えたらいい。バリバリ働いている人だから忙しいだろうか?

電車に乗って國分功一郎の『哲学の先生と人生の話をしよう』を読んでいたら、ある「お悩み」に対して國分先生が「まず思ったのは、『この人、自分の話ばっかりしてんなぁ』ってことですね」と書いていてどきっとした。それは、さっき書き上げた私の手紙と同じだ。実は、書き終えた後に、三年前のLINEを読み返してみたら、私はほとんど同じようなことで悩んでいるっぽいことを書いていて、何これ同じじゃんと思ったのだった。そのつど真剣に新鮮に悩んでいると思ってきたが、内容は大して変わらなかった。
つまり、居場所や誰かと生きていくのかということ。
つまり、急な不安に駆られてそれなりに悩んだら忘れてしまうということ。情けなく、恥ずかしくなって送るのをやめた。


夜、『舞い上がれ』に写真を応募した。


2/17(金)

ずっと寝る。
スーパーに行かなきゃ家に何もないのだが、スーパーにだけ行くなんて到底できなかった。

2/18(土)

ヨガに行く。好きなラジオの番組で「マイナンバーカード」が解説されているのを聴きながら歩いていたら、この前会った友達のもやもやしていた部分を唐突に理解したような気がした。うれしくなって、ヨガでもそのことばかり考えてしまう。終わった後に移動して文章に書いてみたが答えにたどり着けなかったから、noteにのせるのをやめた。そのうち見つかる気がした。そのままにして放置しておく。そういうやり方は初めてだった。


🌸

🧘ヨガで火曜日に会ったお姉さんと今日も会った。聞くと、家で毎朝出勤前にヨガをしていると言う。一時間! 「だから、(あなたも)頑張って!」と言われ、「これは、今度会った時聞かれるな~」と言ったら「その通り!」 いや~ヨガで友達ほしいな。

セリアで付箋を買う。

帰ってスーパーに行った。イチゴを買った。自分がイチゴが大好きすぎることを初めて実感した。


2/19(日)

家で本を読む。風呂で読んでいた上野千鶴子の『女ぎらい ニッポンのミソジニー』が終わったから、本好きの友達のマネをして付箋を貼るためにもう一回読む。明日会う友達にもこの本の話がしたいと思う。

・やすともと草彅くんの『うさかめ』に香取慎吾がやって来た!

・オールナイトニッポン55周年記念で松任谷由実の番組に黒柳徹子が来た!📻️
ユーミン、徹子と同じタイミングで話し出しても絶対譲らないのがちょっとやだった。徹子の話が聴きたいけど、ユーミンだから対等に相手を務められるのかもしれない。でも徹子は一人でも話をしてくれると思う。
ユーミンが「ウーマンリブ」の話を持ち出して徹子に聞くのがちょっと面白かった。徹子は、自分は(当時の)女性の役割である「男性司会者のアシスタント」みたいなことはできないし黒のジャケットとタイトスカートも履けませんけどいいですか? と言って、「どうぞ好きな服を着てください」と言われて司会者になったらしい。自分は専業主婦にはなれない、その能力がないと思っていたという言い方をするのもよかった。

・5年前の『宮沢賢治の食卓』というWOWOWのドラマがテレビの謎のチャンネルでやっていた。鈴木亮平が宮沢賢治。めちゃくちゃ面白いわけではないが見てしまう。岩手のなまりはいいね。全5回。

💌

夜中に、妹からさらに和らいだ文面の、長いLINEが届いた。最近の家族の様子も書かれていた。また、自分の置かれた環境の限定されている状態や、そのなかでは、起きた出来事(私とのケンカ)はその当時の状態のまま硬直してしまうこと、それに比べて姉さんは外に出たり映画や本を読んだりして早い段階で柔軟になったのではないかとおもった、と書かれていた。よくわかっていて、いい分析だなと思った。
妹は本来はこういうことができる人なんだぞ、オラ! と、またこの国に対して怒りが沸く。
私達はずっとよくなれる。国が子育て無支援であることにつぶされたりなんかしないで、自由に意思をもって無政府的に関係を作ることができるはずだ。焦らなくていい。冷静に、ゆっくりやればいい。


2/20(月)

『あさイチ』で男性不妊(と、その事実に主体的に向き合わないこと)について特集していた。不妊治療について、男性側に焦点を当てるのは初めてのことらしい。経験者を取材したりゲストに招いたりしていた。それはよかった。でも、番組は、「男性性」や「男としてのプライド」にこだわることについては突き詰めていなかった。マッチョイズムが原因なのだからそれを言ってくれないと、不妊治療は女性も大変だけど男性も大変、という結論で終わってしまう。(そして比べるものじゃないと言われても、え? 何をどーしても女性の方が大変じゃん? って思う!)

漫画紹介は、『ミズイロ』の方が断然よかったんじゃないかな?!

卑近な愚痴や本音を優先させるより、本質が見たいと思う。

🐣

友達と映画『すべてうまくいきますように』を観に行った。

薄々気付いてたが、ネットフリックスにもアマゾンプライムにも入っていないしTSUTAYAやゲオはどんどんつぶれているから、もう私が映画を観る方法って上映期間内に映画館に観に行くしかないのだった。なんて贅沢な。あるいはこれは貧しさというのだろうか? 
しかしこれもまた私のせいではなくってだな。

それもあり、テアトルのTCGカードを作ることにした。先に着いたのでちょうどよかった。

すると、なんと鈴木亮平の『エゴイスト』版。通常版と選べるよ。選べるっていい!
映画館は平日なのに混んでいて、チケットカウンターではみんな「『エゴイスト』」と言っていた。女の子たちが多かったけど、驚きの老若男女ぶりだった! 友達もTCGカードを作った。『エゴイスト』版。


別の友達と遊んだ際、別れ際に「めぐみさんが鈴木亮平好きなの、びっくりした」って言われたのがなぜかすごく残っている


『すべてうまくいきますように』、とてもよかった。

脳卒中で倒れた父親が右半身麻痺になり、娘に「終わらせてほしい」と言って安楽死を求める。娘はもちろん反対するが、言い出したら聞かない父の意に沿う他なく、安楽死を認めているスイスの協会に連絡を取り……という話。父が憎たらしいほど偏屈で全然「かわいそう」じゃないのがよかった。娘たちが姉妹であるのがとてもよかった。

☕️

友達に見せて話そうと思ったのに、本の話を全然しなかった。沈黙があったのに話さないのはなんでだろうと思った。

フェミニズムの話をしたいけど、私は、フェミの(千鶴子の)言葉じゃなくて自分の言葉を話したい。

3月の初めの週末に名古屋で開催される日本酒フェスに行きたかったけど名古屋の友達都合悪いって。誰かいかないかな?

2/21(火)

部屋の中に居てもわかるほど晴れすぎていて、山とか公園とか海に行かないのはもったいない天気。
外に出たらめちゃくちゃに寒い。それもまたうれしい。

家や近所に居るだけ、一人でいるだけでは完全にもったいなくて悔しい。

ミスドで取り出したウォークマンのイヤホン、耳に入れるふにふにした部分が片方なかった。
これまでに、100回ぐらいは探していると思う。
97回は見つかっている。

もう疲れた。ワイヤレスイヤホン買ってみようかな。誰かヨドバシに付き合ってくれないかな?🎧️

🔷🔷🔷


2/14(火)

ヨガを絶妙にちょうどいい日に入れているなあ私。好き。
久しぶりに強烈に寒い日。手も荒れて。
まだ冬だということにちょっとホッとしてる。
神社でお祈り。

ヨガに行ったら、いつも土曜日に来てるお姉さんがいてヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノ
気さくにいろいろ話しかけてくれた。

🍫

オードリーのラジオ、先々週の若林もすばらしかった(「本を読めよ本を!!!」と吠える)が、先週(2/11)の若林もすごいよかった📻️
ある点について春日を注意するのだが、単なる注意(叱責)じゃなくてエンターテイメントになってて見事だった。

🏠️

土曜日買った『哲学の先生と人生の話をしよう』(國分功一郎)を読み始めたら大泣きした。
國分先生が優しすぎて的確すぎて、それから自分に思い当たりすぎて。

寄せられた悩み事と自分自身がぴったり重ならなくても、國分先生の答えが読み当てて解きほぐしていることは私の現状と重なった。

國分さんが、ある質問者について、「こうしなければいけない」と強く思いこんでしまっているところがあるのではないか? と読み解く回答の続きで…🔽

【宇野 常寛『ゼロ年代の想像力』に出てくるテレビドラマ『ラスト・フレンズ』について。】

僕はこのドラマ、観たことがありません。 ですが、この本の中で実は一番心に残ったのはこのドラマの話であり、このドラマについての宇野さんの言葉でした。
ちょっと説明すると、シェアハウスに暮らす三人が話の中心だそうです。ヒロイン 美知留が思いを寄せる青年タケルは性的不能者で美知留の想いに応えられない。 そ のタケルが想いを寄せる瑠可は性同一性障害を持っていて彼に応えられない。瑠可が同性愛感情を抱く美知留は異性愛者で瑠可の想いは届かない。そんな淡い三角関係の話が描かれる。誰も誰かとペアにならない。でも、その「灰色のあいまいな、でもゆるやかな関係」がこのドラマでは「めいっぱい肯定」されていると宇野さんは書いています。

僕が関心を持ち、また感動したのは、この本で読んだドラマの結末でした。 美知留は、独占欲を丸出しにして自分に暴力をふるったかつての恋人の子を胎内に宿している。そしてその彼は自分の暴力を悔いて自殺してしまう。 その時、美知留に瑠可とタケルが手をさしのべる。「三人で一緒に、この子を育てよう」、と。 テレビドラマだからできた安易な結末なのかもしれない。「そんな三人で子育てなんてできるわけないだろう」「子育てを甘く見ているのではないか」など、 様々な声が聞こえてきそうです。 でも、僕は単純に感動しました。ドラマを観ていないのに、この記述を読んで感動しました。
それはなぜかというと、「子育てはこうでなければならない」とかそういう思い込み抜きで、その三人が、目の前で起こったことに対して素直に応答しようとしているからだと思います。後先を考えないというのではなくて、三人が、目の前の出来事に対し、自分のありのままの気持ちで応えていると思ったからです(ドラマを観ていないのにこんなことを言うのは変かもしれませんが)。
もしかしたら「そんなの無責任じゃないか」と言う人がいるかもしれない。でも、 僕は逆だと思う。そうやって、自分の目の前で起こったことに対し、ありのままの気持ちで応える時、人は責任というものを引き受けるようになるんじゃないか。 こんな三人で子育てをしていくなんて滅多にないことです。でも、それで何がいけないのか。美知留を助けたいと思った、三人で育てたいと思った、それでいいじゃないですか。素直に自分の気持ちで目の前の出来事に応えたのなら、むしろ責任というものがそこから生まれてくると思います。 

『哲学の先生と人生の話をしよう』P232-233

お悩み相談の回答を読んで泣いちゃうなんて初めてだぜ。

ネタバレサイトを見て知ったのだが、ドラマ『今夜すき焼きだよ』(原作は漫画)の結末も、どうやら「思いこみ抜き」で、「三人(二人)が、目の前の出来事に対し、自分のありのままの気持ちで応えている」ものになるみたいだ。
ドラマだからできるのかもしれない。そうだとしてもドラマとしての希望を感じ、それからドラマでできるなら現実だって可能だと思うことができ、その想像力にめちゃくちゃ励まされる思いがした。
そんなのを私も作りたい。



言葉がめちゃくちゃよくて…💧

2/13④

🔘『インフォーマ』なぜか?観ている笑
深夜ドラマをだいたい観てる。
ニイニイちゃんの言う通り、爆発、リンチ、爆発、暴力の連続で、正直誰と誰が抗争していて何がどうなっているのかわかっていない。のに観ている! なぜ? ウーン、桐谷健太が水を得た魚で躍動しまくっていて見ちゃう。森田剛も。声優しいね。ニイニイちゃんの推しの方たち出ている気がしたよ🕶️

🔘『リエゾン こどものこころ診療所』めちゃめちゃよかったー。
最近、「大人の発達障害」と言われているけど、自分はどうなんだろう? ってこと、時々考えている。
それとは別に、定期的なカウンセリングにもすごく興味がある。

📺️

研修医の志保(松本穂花)が、昔のバイト仲間と再会した際に、最近診断を受けてわかった自分の発達障害について告白するシーン。
私ももしかしたら、このときのバイト仲間達と近い反応を、よかれと思って、また知ったかぶりでしてしまうかも…と思った。
みんな何かの困り事=障害をもっているよね、って、本当に思ってても、それは個人を矮小化することなのかもしれない。

先生(山崎育三郎)が、「発達障害のカミングアウトは難しい。障害を振りかざしているように受け取られることもある」と自らの経験を含めて語る言葉もリアル。

2/13②

なにもしてないわけじゃないんですよの証明のために書いてると思われたらつらいのだけど、そうかもしれないけどそうなだけじゃなくてもう一個よかったから!これ!

🔘『マツコ会議』、アンドロイド研究者の石黒先生。
アンドロイドやAIは、人間の仕事を奪うものではなくて、人間を助けるものなんだって。より人間が生きやすくなるって。すごい面白かった。

私は自分がAIに興味があるってことを思い出した。政府のリスキリング提唱なんかで変な方向に(AIを)恐怖したり敵対心をもつんじゃなくて。それは本当にどうでもよく、馬鹿馬鹿しいことだな。
純粋な知識欲と興味でAIのことが気になる。



2/13(月)

2日家にいると、よくないことを考える。
なにもしてないかんで追い詰めてくるのは誰だ?!

2/12(日)

🔘『今夜すきやきだよ』めちゃよかった。
絵本作家のともこ(トリンドル玲奈)は急なイラスト仕事を徹夜で仕上げたのだがギャラが値切られてしまう。
立場も経済的にも弱く、一旦は呑みこもうとするができず、家に帰れずうろうろする。
友達のあいこ(連佛美沙子)は話を聞いてとても憤る。あいこは会社員で安定しているように見えるけど、自分の仕事にも重ねて考え葛藤するのがいい。

勇気を出してギャラ交渉に成功したともこはあいこにいち早く伝えたいのだが、「今日は彼氏の家に泊まるね」の連絡。

彼氏のいるあいこが去っていくのではないかという寂しさとか、束縛しそうになるようなものを覚えて戸惑うともこの描写もとてもいい~~。

西森さんのドラマ評よい~~⏬


2/11(土)

友達と十三の第七藝術劇場で映画『スープとイデオロギー』を観た。

以前、別の映画館の前を通った時に広告を見て知った。看板とタイトルがよかった。
🔼予告編にもよさがすごく出てる…

気になっていたら、NHKのETV特集でヤン・ヨンヒ監督が取り上げられた。
サービス精神旺盛すぎる人なのかな? って思うぐらい映画のシーンがたくさん盛り込まれていた。たぶんこれがクライマックスなんじゃないかな? って思う場面も。
(でも、映画を観なければやっぱりわからなかった。)
北朝鮮に送った3人の息子。総書記への人間プレゼント。
済州島(韓国)の虐殺事件。済州4.3事件。

何も知らなかった。

北を信じ続ける両親、とりわけ母と、日本で育ち朝鮮学校で思想教育を受けながらも自分はアナーキスト(無政府主義者)だと言う娘。
思想(イデオロギー)が異なっていても、話したり食事をしたりしていた。
私はちょうど、とくに家族のなかで思想が違っても共生できるのか、というのが気になっていたらしい。

ヤン・ヨンヒが母を知ろうとする中でたどり着く一つの答え…「なぜ母は北を信じ続けたのか?」について。韓国は済州4.3事件を起こしたから。韓国政府は責任をしばらく認めようとしなかった。少女だった母は巻き込まれ、大切な人々を亡くしたくさんの悲惨な光景を見た。

ドキュメンタリーというのがすごくて、夫になるカオルが鶴橋の母の家に結婚の挨拶に来るところも自らカメラを回している。(すごくいい!)そして、母は「ヨンヒの結婚相手に日本人はダメ」と言っていたのに、鳥のスープを作って待つのだ。

ヤン・ヨンヒは過去の作品もドキュメンタリーの手法で撮っていて、北朝鮮に不都合になる内容もあり、北朝鮮に入国できなくなった。兄たちへの影響も心配だという。それでも撮りたいものや伝えたいことがあるということなのだろうか。
でも、そのおかげで知ることや思うことがたくさんある。

手法も内容も、ものを作ることにまつわることにも、たびたび思い悩みや、落ち込みがあるという。映画でも、ヤン・ヨンヒの背中を時々カオルがさすっていた。いい光景でとても泣けた。

🌉

十三でお昼ごはんを食べるためにぶらぶらした。
友達と一緒じゃなければすぐに電車に乗っていた。十三はなんというか遊ぶ場所じゃない。
けど、歓楽街だけじゃなくねぎ焼きの店や商店街、おじいがタバコ吸いながらナチュラルに入っていく喫茶店などを見た。オシャレなパン屋もあった。雑然として面白かった。われわれは韓国料理を食べた。

『スープとイデオロギー』、友達と観たくて誘った。
一緒に観てよかった。


橋を渡って梅田まで歩いていった。
中崎町の喫茶店でしゃべった。
いま私は上野千鶴子の本の「ミソジニー」の思想にハマっていて、でも千鶴子はいつも劇薬なので、影響されて世の中すべてミソジニーの視点で見ようとすると、今まで楽しんでいたものも楽しめなくなりそうで混乱していた。
そんな時に、友達が貸してくれた。


こっちも劇薬!

千鶴子と相反する部分もあり、流されるままになりそうな刺激的で魅力的な本。

自分はどう考えるのか、確認しながら読みたいと思った。

さらに本屋をぶらぶらいつまでもいる



2/10②

大竹まことのゴールデンラジオ2/7(火)

めちゃくちゃよかった~

深澤真紀さんのリスキリングの解説。めちゃくちゃよかった~~

リスキリングとか言われて、産休育休中じゃなくても私も微妙に圧を感じたのは、リスキリングで意図されているのが「誰でも最新のデジタル的な技術を身に付けること」を迫られているような気がしたから。したくないのに仕事のためにしろ、じゃないと食ってけなくなるぞって言われてるように思ったから。その不安は当たっていて、そしてその圧は間違っていると言ってくれた。

リスキリングというのは、デジタル化とかの職業的な訓練という意味が大きくてもちろんそれも大事なんですけど、欧米とかでは仕事を始めてからこそ自分の勉強不足に気がついて改めて哲学とか、歴史とか、美術とか、教養の分野を学び直そうとする。日本だとこのままいくと、デジタル化の技能だけってことになりかねない。日本人の30代40代あるあるなんですけどみんな学生時代もっと勉強しとけばよかったって絶対言う。でもそれを言うってことは、これから勉強する気がないってことなんですよね。だけど、いつだって学べるとか、学びつづけるとかが大事。仕事してるとやっぱり行き詰まるわけですよ。それは自分の思想的なバックボーンが弱かったりとか、思考思想が弱かったりするんですけど、そのなかで、改めて本を読み込むとかゼミに入って人と話し込むとか論文を書いてみるとか。学生時代と比べて、今読む一冊の本とか、今書く論文の一本とかって全く意味が違ってくるので。どんな時でも学んでいくという。それは仕事のためだけではなくて、自分のために学んでいく。人生長いんでね。

(大学自体が、文科省の意向を汲んで、哲学や教養を軽視し職業訓練校のようになっている現状について。)
「リカレント」の発想が無く急に「リスキリング」と言っている国は日本だけ。他の国はまず「リカレント」があって、仕事・教育・仕事・教育ってやってきたところ、急に日本は、仕事・技術・仕事・技術でいこうとしている。でも技術ってすぐ古くなるんですよね。今AIとか言っていても10年後は変わるかもしれない。例えば今の社会のなかでは宗教的なバックボーンとか思想的なバックボーンが与えてる影響が大きい。そういうことを学ぶことによって、今のウクライナ侵攻とは何なのかとかそういうことも改めてわかる。私たちは30、40、50になってからこそ教養的な学問が本当に必要で、欧米では大学院なんかで学べる。そういう社会にしていかなければいけない。仕事のための技術にばかり日本はなるんですけど、そうじゃなくて人生のための教育だと。私たちが長く生きるなかで学びつづけたいと。学べば学ぶほどわからないことが増えるわけで、わからないからこそ学びつづけたいと。どんな時でも学びつづけることができる社会にするというのが今回のリスキリング騒動で得たことで、技術ではなくて学ぶということを考えつづけたい。

2/10(金)

歯医者に行った。1年ぶり定期検診。
なんともなかったー!!!
「○○さん、お口の中綺麗なので大丈夫です」と先生に言われ、パ~~ッとなる。(*´∇`*)

引っ越しを重ねているから、かかりつけの医院がそれぞれ遠い。つい、足が遠のきがちになるのだが、電車で昔の街を通れば、仕事に生活を全振りしていた当時のことを思い出したりする。
そうだ。仕事に全振りしていた時代は、よく虫歯になっていた。虫歯になったら歯医者に行けばいーやって忙しすぎて全部なげやりぎみだった。最悪なことに、やぶ医者にかかり、治療が遅れて虫歯のウィルスが変なところに入ってしまい、顔が腫れて大きく膨れたこともある。怖かった。原因が歯だとわかるまでに、耳鼻科や脳神経外科をめぐり、顔のMRIまで撮った。結局、休日歯科診療を経て紹介状をもらい大学病院に行った。なかなかさんざんだった。そして今の歯医者さんを紹介された。

その私が、2年連続で(3年連続かも?!ヽ(*´∀`)ノヽ(*´∀`)ノ♪)何ともないなんて。自分の身体を大事にしている証拠だ。

懐かしい街を特急で通りすぎて、梅田のスタバで文章書いた。

「文章を書くこと」は、「昨日しなかったこと」だったから、できてよかった。仕事に全振りしてた時代のことを思い出したことも今日の文章につながった。私はそのときに職場で友達ができた経験があるから、新しい職場でもいつも友達を求めたり期待したりするんだな。そうしていくことは、思い通りにいかず辛いこともあるけど、その経験や期待したいと思うこと自体はいいことだな、と思えた。

昔住んでいた街の駅(乗り換え待ち)


2/9(木)

夜、かよちゃんと電話した。
一日中家にいたこともあり、1%ぐらいのサービス精神しか生存しておらず、こんなことでいいのかしらと思いながら通話していた。たまにはいいよね、何もなくても、何も実りのない電話のままま終わってもいいってことにしよう、だいたいいつも実りありすぎ、と思っていた。面白い話を自ら披露するモードになく、無理するのも違うなという感じ。
かよちゃんに「ラジオやらないんですか?」と聞かれ、どきっとする。やりたいと言いつつやらないこと、多めかもしれない。見透かされた気がした。
「やりたいな~」と言うと、「ラジオで何を話したいんですか?」と聞いてくる。かよちゃん時々躊躇ないよね! そこがいいとこ!
考えに考えて、「今日しなかったこと」と絞り出た。出た~! よかった。
かよちゃんと互いに「今日しなかったこと」の話をした。何かどんどん出てきた。当たり前だけど、しなかったことの方が多い。後悔や残念感などネガティブな感情がにじむ。一方で、無責任なドリームも浮かぶ浮かぶ。それがいい。
かよちゃんはラジオをする方法を考え始めた。
電話越しに一緒にできるラジオ…。
アプリでためしに録音した。「今日しなかったこと」をテーマに新しくトークをして、それぞれ曲を流した。
できたかも!
もう?!📻️


2/8(水)

『スラムダンク』の映画を観に行った。

知ってる!知ってる!知ってる人たちだー…! という実感を噛み締めながら見た。だから、桜木花道が何かするたびに泣けた。

人物たちの過去のストーリーを知っているから、せりふ一つ聞いても複数の事情が重層して浮かび、言ってる言葉の何倍もの意味を読み取っては泣く。
それは、知ってるから。子ども時代から大学時代にかけて何度も漫画を読んできたから、まるで古典作品を下敷きにするように、映画になった新作を堪能した。古典を味わうとはこういうことかと思った。国語の授業で「古典」をやっていてもわかってなかったことだった。自分の中に古典を持つということの意味を初めて知ったような思い。その信じられないすばらしさ。

🏣

郵便局でトラブル。何度買い直しても、スマートレター(170円)にもレターパックライト(370円)にも、妹宛ての贈り物が入らない。いや、こちらとしては、入って封もできたのに、窓口で変な物差しみたいなやつに通そうと試されて引っ掛かり、「3センチを超えるのでダメです」と言われる。もういいわ、とは言わないけど、怒って出てきてしまった。態度には出てしまったと思う。
こういう不機嫌客いるだろうなと思いながら、でも、うんざりした気持ちを抑えることができなかった。
この日に出すつもりだったから、帰宅して適当な封筒に入れ直してうんぬん…というのがめんどくさすぎた。
しかし、規定内かどうか調べずに無理やりポストに投函したりすると、発送されず戻ってくる。その方がめんどくさい。

🍫(贈り物はチョコです)

ダイソーで封筒買って、家で入れ直し、かわいい紙に宛先書いて貼った。スマートレターより100倍かわいくなった。
家の近所の郵便局に持っていって聞いたら、定形外だけど値段は350円だった。レターパックに固執した自分の浅はかさと融通のきかなさを恥じた。


ダイソー水玉封筒かわゆい

ダイソーでは、封筒を買ったついでに、おさるのジョージのシールとパウパトロールのシールを発見したから子どもたち宛てに買い、一緒に入れた。
すると、妹の夫にあげるものが何もないことが気になったので、映画館でもらったスラムダンクのポストカードに感想を書いて一緒に入れておいた。正月に「お姉さん、『スラムダンク』みましたか!?」って勢い込んで聞いてきたから、喜ぶかなと思って。

「サポートメンバーがチームを強くする」泣泣

夜、アニメ好きの高校時代の友達にLINEしたら、スラムダンクのアニメの主題歌おすすめを送ってくれた。WANDSでもZARDでも大黒摩季でもない。
タイトルも歌手名も知らんな~と思いながらYouTubeで聴いた。
全部歌えた。
何これ異能……?

当時、テレビの前で一生懸命歌い、覚えていたんだね。いい曲。


2/7(火)

ヨガに行って、妹に手紙を書いた。チョコと一緒に送ろうかなーって。

💟

『あさイチ』に仲里依紗とスピードワゴンの小沢さんが出ていた。
仲里依紗のショッキングピンクの髪!!!! 好きでやってるのだろうけど自分の魅力と役割をよく知ってるなあ!って圧倒された。
チョコレート特集だった。仲里依紗が中尾明慶のことを「主人」と言っていて、「主人」って呼ぶ人なんだな…と思った。
小沢さんはただいるだけで全部よかった。

見終わった後、しばらくしてもう一回仲里依紗のことを考えていた。仲里依紗は世の中や社会の現状について考えさせられる系のドラマにもたくさん出演しているから、単純に昔を踏襲しただけの呼称である「主人」を使っていることに勝手に少しがっかりした。
たしか、中尾明慶の方は仲里依紗のこと「妻」って言ってたはず。最近、ネットの記事で読んだばかりだ。中尾明慶って意外としっかり時世を読んでるんだな……いや違う! 中尾明慶は仲里依紗のこと、「里依紗」って言ってたーー!

「自分のこと言われるのは何でもない。息子とか里依紗のこと言われるのが一番ムカつくかも」と本音を明かした。

ABEMA TIMES

そっか~。仲里依紗は「里依紗」だよな~。「妻」とか他の何かとかじゃなくてただもう里依紗であるよな。たとえ中尾明慶が「主人」であろうと「夫」であろうと、仲里依紗の「里依紗」性とは対称にならないのかも。里依紗が里依紗でしかないことの唯一無二性は、他に比べることができるものではなさそうだ。里依紗が自分のパートナーのことを外向きに何て呼んでいようが、そのことで推し量ったり判断できるようなことは何もないのかもしれないな、と思った。

番組の最後、視聴者からのお便りで「仲里依紗さんの全身コーディネートが見たいです!」と言われ、ハイハイハイ! と喜んで立ち上がり、くるっと一回転していた。超~~かわいかった。小沢さんも立ってたかわいい💞

⏫車に轢かれないをモットーに服を選んでる…って笑

2/6(月)

友達に会いに行った。
子どもがちょくちょく近寄ってくるのがかわいい。
興味があるらしく、覗いてくる。
置いたかばんのポケットやエコバッグの中から次々に物を発見し、手に持って見せに来る。かわいい。
「ハイッ」と言って渡してくる。かわいすぎる。
子どもは会うたびにちょっとずつ変わる。
かわいさはいつも更新してくる。

🍛

あらためて、育児って仕事と同じだなと思った。休む時なく、動いたり様子を見たり気を遣ったりして、常に子どもの相手や対応をしている。
「産休」や「育休」なんて言葉はウソだなと思った。自分の裁量やペースでできることばかりではなく、自由度で言えば、ほぼ無いに等しい。会社と違って、決まった休憩時間はない。
そもそも、相手に合わせることって過酷なんだよなって、別の友達と何年も前に登山をしたときのことを今思い出した。登山に慣れた早足の人で、ずんずん行くのについて行くのはなかなかつらいのよ。自分のペースで歩けるのが普通で当たり前って思ってたけど、この世界にはそうじゃない場面がある。人に合わせるのは、一人で行くより何倍も労力がいる。
それでも、育児をしている期間を「休み」のように誤解されたり、自分でも「働いていない」と思わされたりするのは超理不尽!
育児家事は労働! 育児家事は労働! 
何回も唱える。

そういうことを知ってたつもりで知らなかった。そしてやっぱり知らないからまた忘れてしまう。家で子を育てるのは、実際は、一日中ずっと働いてるのと同義。
そのことと、子を育てる喜びはきっとそれぞれ事実なのだろう。でも、~だから耐えられる、~なら耐えるべきっていうのは全然違う。ってこと、間違えたくないから何回も書いとく。

🍫🍫

友達と一緒に、色んな味のチョコを1個ずつナイフで切って半分こして食べたり、味を食べ比べてあーだこーだ言ったり、スコーンを温めてクリームをつけて食べたりした。楽しみを追求するあまり、家や実家でならやるよ、というようなことを、思いつくまま全部言ってやらせてもらった。われながら遠慮がなかった。それに気付いたのは家に帰ってからだったけど。どうやら友達のこと、私は友達と身内の間か、両方のような感じで思っていそうだった。気を遣ってるつもりだったんだけどな。不思議だな。
だからなのか、友達と子どもが元気ですごく安心した。

🌸

家に帰ったら、共通の友達から葉書が来ていた。
春が来たのだ!


かわいー!🌷🌷📗📘


2/5(日)

コーヒーとサンドイッチとパフェの後、
友達と川でピクニック…ならぬ、川で散歩した。

話したいと思ってたことと、決めてなかったが出てくる話があった。

友達と自分は、同じようで違っていて、重なるようで少しずれているのが、すごく寂しいような、いいことのような気がした。

1日ずっと明るかった。
コーヒーを飲み終えても散歩があって、散歩が終わってもスコーンを買いに店に寄り、買い終わっても一緒に電車に乗れるのがうれしかった。

🥪

サンドイッチのランチを食べた。友達はアスパラガス入りの、私はハンバーグ入りのサンドイッチにした。

食べ終わった私に、友達が「ハンバーグおいしかった?」と聞いた。
すごく親しい人に言うみたいだった。そんなこと聞いてくれるんだ。すごいな。
人と親しくなっていくことや近くなっていくことが、年齢や場所を問わずあるんだな。目に見えないけど、徐々に、たしかに。人との関係は過程なのであり、固定した結果なのではないんだな。ちょっと忘れてたかもしれない。どきどきする。
どぎまぎしてうれしすぎて、顔が見れなかった。

私も、アスパラガスおいしかったか聞けばよかったじゃん!

もしゃもしゃの中にあるのはハンバーグ(左)


たくさんしゃべり、歩いた

帰ってからも、話したことや聴いた話を思い出した。わからないこともあった。
忘れたくないと思った。

ぼーっとしながら集中したい、と矛盾することを思い、録画したドラマを観た。

○『探偵ロマンス』

めちゃくちゃいいいい。
草刈正雄カッコいい。
ジェンダーが意識されてる…。
音楽すばらしい。

▶️大橋トリオ『生きる者』


○『東京の雪男』(1)

めちゃくちゃよかった~
現政権に対して言ってんのかと思った~

何ですかその言い方。超ムカつくんですけど。言っときますけどみんながみんなそういうことをしたいわけじゃありませんから。みんながみんな子孫を残したいわけじゃありませんから。それぞれ考えがあり、それぞれ事情があり、それぞれみんな葛藤していろんな奇跡を経て子孫が誕生するんです。そんなポンポン産めるわけじゃないし、子孫を残すために生きてる人ばっかりじゃないし。みんな、それぞれ自分に精一杯のなかで生きてるんです。人間のメス、バカにすんなよ。

「僕たちは子孫を残すために愛を確かめ合う。一度の行為で子孫を残したい。無駄な行為はしたくない。なのでタイミングがいい時教えてください」と言う雪男(磯村勇斗)に、人間の女の子(北香那)が怒って言い放った言葉。


2/4(土) 立春🌳


チョコはヴィタメールがおいしいと思う。やっぱり。

ヨガに行って、チョコを買った。

どのチョコがやっぱりおいしくて、どういうのがまあまあ(おいしくないわけじゃないのだが味が薄い)か、とかいうことを人と話したい。

📻️

寂しくなって、武田砂鉄の出ているラジオを聞いた。
彼の書いた『父ではありませんが 第三者として考える』について、まだまだ人と話したかった。

ラジオでは武田さんが自著についての話もだが、今週起きた奇天烈なニュースについて怒り、共演者の人たちもみんな同じ熱で話しているのを聞いて、とてもとても安心した。それが普通の空間だった。私は一人じゃなかった。

・産休育休中の「リスキリング」を補助したいという首相発言
・同性婚を認めないという首相。理由として「家族観や価値観、社会が変わってしまう課題だ」という発言
・首相秘書官の差別発言

ラジオのみんながまっとうに呆れ、怒っていてホッとした。
いつもだけど、この国では、こういうことや怒りは目にふれやすい場所ではあまり可視化されていないから、怒ってるのは私一人かとつい思っていた。

武田さんがレギュラー出演したTBSラジオ『アシタノカレッジ』(2/3放送)も、『大竹まこと ゴールデンラジオ!』(1/31放送)もよかったが、ゲストで出たbayFM78『ヒューマニスタはかく語りき』(2/2放送)がめちゃくちゃよかった。
メインパーソナリティーは髭男爵の山田ルイ53世。出演者達がしっかり『父ではありませんが 第三者として考える』を読んできており、細部にわたり、感想を言う。番組のコーナーにもつなげる。(つながる!)
山田ルイ53世は引きこもりの学生時代があり、そもそも世間の要求する「普通」のニュアンスに疑問を持つ人。
武田さんは「ゲスト」といいつつ、番組側が「せっかく横浜まで来てもらっているのですから」とよくあるやり方で引っ張って、ほとんど最後まで出演していた。約3時間! 細かく、深い話ができたのはそのおかげだと思う。めちゃくちゃよかった。

全部よかったけど、ここよかったよの時間帯▶️

シン・ラジオ -ヒューマニスタは、かく語りき- Hour.3│bayfm78│2023/02/02/木 18:00-19:00

「みんな体験を語りたがるが、体験してないことについて語るのが大事」
というのがめちゃくちゃ面白かった!

ビートルズ(知ってる)マウント…
村上春樹マウント(ノーベル賞や新刊発売の時期)…

「ビートルズにピンとこない」と言えることから始めましょうよ!

笑!

たしかに(’-’*)♪

さみしいときはラジオを聞くのがいいよってこと、忘れてた。


ラジオ愛を感じる番組紹介の文章…


…めちゃくちゃ長い…あと2ページつづく! 愛!


ラジオやりたくなってきちゃった!


2/3(金)

金曜日だな。お疲れさま。

見ていると気持ちがよくなってきて、見てしまうドラマ。

冬の景色がきれいで冷たそうで、気持ちがいいのかもしれない。

みんな、休憩してください🍓


2/2(木)

誘われてまたチョコ展に行った。
デパートの域を越えた博物館並みの規模と種類で、出展者もみんなそれを自負していそうな顔をしていた。

武田砂鉄の『父ではありませんが』を持っていき、友達と「第三者であること」について話した。
話すと、自分の考えていることが整理された。


🍓+🍫=💞


今日の踊り▶️ リバーサルオーケストラ『Mela!』

この世でいちばん最高のフラッシュモブ? 誕生しちゃったんじゃないかな!


2/1(水)

ヨガから始まる2月は最高なんじゃないかな。
ヨガに行ったらプロの金髪さんがいて、とにかく美しく、神々しいプラチナブロンドにうっとりした。根元や内側の髪が黒いのもこれまた美なり(●´`●)
私ももっと輝きたいな~ザ・金髪になってみたいな! と思った。金髪に染めてみても、もっともっと金髪な人が目の前に普通にいるのはいいなあー! って元気に思った。それは、自由で健康的な光景に思えたから。
プロの金髪さんは、プラチナブロンドの上にライトブルーのベレー帽を載せて帰って行った! かわいさが異次元だった。

カレーを食べて履歴書書いて神社に行ってケンカしたままの妹と仲直りできるように祈った。


今日の踊り▶️星野源『Friend Ship』

食器を流しに置きに行ったら台所で流れていて、気付いたら踊っていた。
よく聴くと、明るくもないところがいいと思った。


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