渇いた手、艶。

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最近の記事

NoWar0305の反戦デモに心動かされて

GEZANのマヒトザピーポー発起人のこのデモは本当に素晴らしかった。参加者皆の発言、演奏全てが素晴らしかった。このリンクの中のマヒトザピーポーのデモのステートメントには心が震えた。 自分の気持ちとか思いは大切にしないといけないなと。 自分に出来ることはミクロなことかもしれないが出来ることは微力ながら行いたいと思う。 そして戦争という絶対悪には『NO』としっかり言うようにする。 そしてこの戦争に対して絶対無関心であってはいけないと思った。しっかりと知るということを大切にす

    • 自分の想像し得る範囲内のことが世界の全てだと思うなよ

      世界は戦争を始めたり、ALSの人との対談番組なんかを最近見るにつけ、自分の問題なんか究極にちっぽけなことでえげつないくらいにミクロな事で、そんなものに触れて考えていると何もかもどうでもよくなる。本当に何もかもどうでも良くなると現実的には良くないのであるが守るべきものが私はあるので。でもある程度はこの感覚は必要。それぐらい力が抜けたほうがいいってこと。 戦場に行くと逞しくなるんだろうなとかふと思ってしまったりする時がある。日々生きるか死ぬかのせめぎ合い、そんな日々を欲しているな

      • 淡路島のポテンシャルとパソナバブルと新しい施設

        淡路島のパソナ資本の盛り上がりがすごいな。まぁでもパソナ資本ってとこがかなり強大なのはあるけど淡路島自体それに見合うポテンシャルはあるとは昔から言われてた。食糧自給率は100%超えているし、何より立地がいいと思っている。関西の大都市圏にも1〜2時間くらいではいけるし、四国はすぐそこやし、残念ながら2018年に運行休止してしまったけど淡路関空ラインという定期船もあってその甲斐あってインバウンドが急増した過去もあったようだ。 このままパソナがどんどん盛り上げていったらコロナ後に国

        • 鹿児島県のすすむや茶店の話から外国人の味覚とフードカルチャー

          鹿児島県のすすむ屋茶店の業態転換の話は個人的に素晴らしいと思った。茶業界の先鋭的でスタイルを持ったカンパニーの流れはきっとこうなる。県人も認めるくらい外への主張が弱いと言われてきたらしい鹿児島県の主要産業であるお茶でその業界のリーディングカンパニーになって欲しいと個人的には思う。このやり方は飲食店で一般への間口を広げ日本人が好きなよりマニアックな突き詰めたところに持っていく。お店の世界観もしっかりと拘り。あくまでお茶屋なので茶葉の販売に特化し茶具やスタイルに合うお菓子も売って

        NoWar0305の反戦デモに心動かされて

          内省することが大事だということからの派生。

          私は恥ずかしながら偏ったインプット過多な人間だ。他人の言葉を受け売ろうとしすぎで自分の頭で考えていないことも多い。だから人前でうまく言葉が出てこない時が多かったのだ。これは由々しき問題だ。だから今なんとか思考して吐き出す癖をつけようと頑張っている。 最近、「下手の考え、休むに似たり」と言う言葉を聞いた。 「碁や将棋で下手な者の長考は時間を浪費するだけで何の効果もない。相手が考え続けるのをあざけっている。」(デジタル大辞泉) これは本当に正しいと思った。上手な者ほど即断即決

          内省することが大事だということからの派生。

          自己解放論

          坂口恭平氏のかつてのツイート、”森山大道先生は今も毎日1500枚シャッターを切っている。僕の質より量の考える元になった先生です。 と言うツイートを見て、色々な思いを巡らせた。日々の積み重ねは本当に大事だと思う。だから朝茶習慣を始めた。何事も初めから質を求めてはよくないと思う。そんなことするといつまでも始められない。始める前にどんどんいろいろな重み、柵で余計動けなくなってしまう。いきなりパーフェクトな状況で始められる人間なんて誰もいない。軌道修正しながらしっかりとより良き形に徐

          書き続けるということ、掻きむしるように書きむしる。

          まだまだまだまだ足りてないアウトプット。そして毎日のルーティンワークをサボりがち。どんな時もするんじゃないのか?これだからダメなのよ。 でもルーティンワークの必然性は確かであると確信が持て始めてきたかも。感覚的にもちょっとずつちょっとずつ。文章と言うものが書きやすく、言語化力というかノートに向き合ったときの言葉が出やすくなってきたという感覚はある。文末のまとめ方でさえ以前は迷ってたような、時間がかかったような気がするが今は割とすんなりと収まる。あとこんな感じでテーマを設けず、

          書き続けるということ、掻きむしるように書きむしる。

          私の好きなpodcast

          私の好きなpodcast番組。よく聴いていて楽しみにしているのは『奇奇怪怪明解事典』がある。Dos MonosのTaitan氏と玉置周啓氏の力の抜けたカルチャートーク。Taitan氏の読書家で勉強熱心な所から発話される知恵や未知の言葉には学ばせてもらっているし、それに対する玉置氏の小気味好い返し、ユーモアのある言葉が好きだ。何より2人が楽しそうに喋っている声がこっちにも伝わって思わずニンマリしてしまう。この番組は2人のバランスの良さで成り立っていると思うし、2人があまりに楽し

          私の好きなpodcast

          サイケデリックラッシュやらマッドハニーやらの話

          Voicyで聞いたペルーでのアヤワスカ体験の話興味深かった。マイクロドージングの話も。マジックマッシュルーム、シロシビンの話も。やはり皆クリエイティブに飢えているんだろうな。何か新しいものを自らの手で生み出したい欲に駆られている。これだけ情報が民主化された時代だからなんだろう。 スティーブ・ジョブズが幻覚剤を使用していたと言う事実とシリコンバレー界隈でマイクロドージングが近年流行しているという話、昔は合法で数々のミュージシャンがそして今も非合法でその恩恵に預かっていると言う事

          サイケデリックラッシュやらマッドハニーやらの話

          サイケな世界、スターが語る幻覚体験を観て想うところ

          LSD、幻覚剤について体験者のスターの言葉が金言の嵐であった。1966年10月まではLSDは完全に合法であった。60年代においては世界の苦しみを解消するための手段だったそうだ。幻覚剤研究の第一人者の一人、ティモシー・リアリーはこういったそうだ。「20年間の心理学の勉強より4時間の幻覚の方が学べる」と。 世の中、特に日本では未だ大麻でさえ医療用としては認可されているが娯楽用は合法ではなくではなく他の最もハードな類のドラッグと並列して「ダメ、ゼッタイ」と禁じられている。大麻に関し

          サイケな世界、スターが語る幻覚体験を観て想うところ

          嬉野の釜炒り茶を飲んで

          朝茶週間2日目の今日は嬉野の釜炒り茶。 昨年手摘みで取らせてもらった在来種のやぶきたを中国古式釜炒り製法を嬉野式に改良した伝統的な嬉野式古式釜炒り製法で作らせて頂いたものです。摘みから製造まで関わらせて頂いた愛着のある茶葉。 自分が釜炒り茶が大好きなのはこの釜香によるものが大きい。釜炒り茶は茶の旨味というよりはこの芳醇な香りを楽しむもの。開封してから1年ぐらいは経つが未だ良い香りを放っている。いつもこの釜香の香りを味わうとただの茶葉が何故こんな良い香りを発するものかと驚かさ

          嬉野の釜炒り茶を飲んで

          坂口恭平さんの先日のツイートが自分に響きまくったので軽い考察を入れたい

          “現状うまくいってないことの話をしている方に現状どうすればうまくいくかの話をしてもあんまり楽しくない。そうじゃなくて何が楽しいのかってことを聞くと、実はそれを見失ってるだけってことが多いような気がする。人生は解決すべき問題ではなく味わうべき神秘なので、とにかく解決に向かわずに楽しむ” 本質を突いてるなぁと思った。 そして特に”人生は解決すべき問題ではなく味わうべき神秘”という言葉に電気が走った。 人によって問題に関しては捉え方、向き合い方は違うだろう。その時の気分にもよるの

          坂口恭平さんの先日のツイートが自分に響きまくったので軽い考察を入れたい

          霧島のヘンタ製茶さんのお茶を飲んだ感想と霧島への想い、そして朝の習慣の変化について

          山のお茶は旨いと言うことで意識的に最近霧島のお茶を飲んでみようと思い、霧島のヘンタ製茶さんの有機特上煎茶を手に取った。1戦目は70〜80℃で入れると旨味がかなり強く美味しかった。茶葉自体も旨味の塊を想起させる苔のような良い香りと焙煎香ききもちが安らぐ。お茶を飲み慣れていない方だとお茶の強い旨味のこの出汁のような味は慣れなくてあまり口に合わないかもしれないが。これこそお茶の旨みだなと言う感じがする。玉露にも近いような強い旨味。 先日このお茶を購入した日当山にある西郷どん村に行

          霧島のヘンタ製茶さんのお茶を飲んだ感想と霧島への想い、そして朝の習慣の変化について

          会議や人前で話すことがなぜこんなに自分は苦手なのか?

          自分は小さい頃から人前で話すことが苦手だ。静寂を突き破って第一声を放つことが苦手だ。息が詰まりそうになるしドモりそうにもなる。なぜなんだろうか。こういう些細な個人的な疑問は誰に聞いてどこでどのように解消すれば良いのだろうか。この世に生を受けてから今に至るまでの間の生活習慣とか生活環境、はたまた両親の教育、出会ってきた友人との関係によるものが大きいのだろうか。 それとも生まれつきの性質においてそこが欠落して生まれてきたのか。もしそうだとするのであれば自分が人生に対して強いモチベ

          会議や人前で話すことがなぜこんなに自分は苦手なのか?

          GEZANと踊ってばかりの国の素晴らしいライブとその所感

          GEZANのライブ凄かった!本気でぶつかってきてくれてるのが伝わって気持ち良かった。ツアーの中の一ヶ所と言う認識はないように思え一所入魂と言うのか一球入魂と言えばいいのかわからないがなんせ感情を形容する余計な言葉なんて必要なくてただただ魂が震えた。本当はバカみたいに、バカになって騒ぎたかったけどいろいろなリスクを鑑みて心を押さえ込んでしまった。その行動は正しいのかもしれない。歯痒いしなんか申し訳ないような気がした。アーティストにも自分の心にも嘘ついてるような気がして。また心新

          GEZANと踊ってばかりの国の素晴らしいライブとその所感

          遅いインターネットの文言から考える

          ‘’予め期待している結論を述べてくれる情報だけをサプリメントのように消費する人々が今の自分を、自分の考えを肯定し、安心するためにフェイクニュースや陰謀論を支持し拡散している。考えないためにインターネットを用いる行為だ。‘’ 結局現代人は忙しく働きすぎているために情報を選別する能力が欠落しているような気がしている。 この宇野さんの文言のように、時間がないからあらかじめ期待している結論を述べてくれる情報だけをサプリメントのように消費してしまうのだろう。そして自分の身の上を肯定し

          遅いインターネットの文言から考える