遅いインターネットの文言から考える
‘’予め期待している結論を述べてくれる情報だけをサプリメントのように消費する人々が今の自分を、自分の考えを肯定し、安心するためにフェイクニュースや陰謀論を支持し拡散している。考えないためにインターネットを用いる行為だ。‘’
結局現代人は忙しく働きすぎているために情報を選別する能力が欠落しているような気がしている。
この宇野さんの文言のように、時間がないからあらかじめ期待している結論を述べてくれる情報だけをサプリメントのように消費してしまうのだろう。そして自分の身の上を肯定してくれるような都合の良い情報だけを摂取してしまうのだろう。時間を奪われないようにということは考えた方が良い。
ワークライフバランスは本当に週4勤務がちょうど良いなと自分は思っている。好きや趣味を仕事に出来ていないのならば。
後はライフをやりたい副業やら余暇をとり人生をより良い方向にもっていくための思考する時間に割く。メディアの先導やらフェイクニュースやら陰謀論は表沙汰は見せないけど世の中には相当数蔓延ってる。
だから情報に関してはこちらから質の良いものを選び取るという所にはこだわりたいなと思う。審美眼を磨く。自分はそれなりに意識できているとは思う。
でもいわゆるブラック企業と言われる会社に勤務しているとそれが1番難しいんだろうなと思う。そういう思考に割く時間の捻出が難しいというか無理かもしれない。おまけに米国中国に本拠を置く各種SNSが容赦なく我々の可処分時間を奪いに来る。
やっぱりタイムパフォーマンスは必要、しかし時間を溶かすことも人生には必要。緊張と緩和。そして本当に必要なものと向き合うための時間は確保する気概が大切だろうなと思う。物事を時間軸を幅広く見れるように読書もしっかりとライフスタイルに取り込んだ方が良い。映画も音楽も同様に自分の人生を美しく彩ってくれる大きなモノになると信じている。
因みにアメリカにはメディアバイアスチャートなるモノがある。日本にもあるのかな?こういうのも取る情報を意識する上では参考になるだろう。