内省することが大事だということからの派生。

私は恥ずかしながら偏ったインプット過多な人間だ。他人の言葉を受け売ろうとしすぎで自分の頭で考えていないことも多い。だから人前でうまく言葉が出てこない時が多かったのだ。これは由々しき問題だ。だから今なんとか思考して吐き出す癖をつけようと頑張っている。

最近、「下手の考え、休むに似たり」と言う言葉を聞いた。
「碁や将棋で下手な者の長考は時間を浪費するだけで何の効果もない。相手が考え続けるのをあざけっている。」(デジタル大辞泉)

これは本当に正しいと思った。上手な者ほど即断即決な印象だ。下手な人間は考えるだけ考えても大した結果でないことの方が多い。でも案外このタイプの人口は多い。自分も実際これに当たると思う。だったらどんどん動けよ。動いて稼げよと思う。経験や失敗を血肉にしろよ。と思う。自戒を込めて言っている。
そしてまたある所では自分の長所を知るということの大切さを学んだ。その為には徹底的に自分と向き合うことが必要。自分も今はできるだけ内省の時間を作ろうと心掛けている。あまり向き合いたくない自分もいるが。自分が何者であるかを知ることは大事である。自分を知ることが相手を知ることにも繋がると思っている。そして自分から起こり得ることは所詮自分の理解の範囲内でしか起こり得ないのだから。
これからの時代は人にピンが刺さる時代である。皆、他者との繋がりを持とうとせわしなく動き自分との時間を持とうとしない。あえて自分との時間を作るべきだ。優秀な人ほどちゃんと自分を内省し、自分のすべきことを最適解で行い結果を出している。そしてそんな人は忙しいなんてあまり言わない。忙しい忙しいって言う人をあまり自分はよく思わない。と言いながら自分もたまに使っている自覚はあるが。出来るだけ言わないようにはしてる。説明するのがめんどくさいからとか楽だからその言葉で片付けてしまう時もあるが。
忙しいには2種類あると思っている。本当に鬼のような業務をこなし実際に忙しい人。もう一方は自分が時間の整理やコントロールが下手で時間を効率的に使えず忙しくなっている人。そして大体よく忙しいと言う人は後者の人で前者の人は忙しいなんて言わず清々しい顔や飄々とした顔をして淡々と作業をこなしている印象がある。

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