フェアトレードアイスクリーム|BEN&JERRY'S in Rotterdam
オランダはまだ20度を下回ることが多く、まだ半袖で外には出られません。
しかしながら、暑くなってくると食べたくなるのは、、、
アイスクリーム!!
というか、暑くなくても食べたい、アイスクリーム!!
ということで、先日BEN&JERRY'SのScoopshop(実店舗)に行ってきました。
BEN&JERRY'Sは日本にも支店があり、Scoopshopが数店舗、期間限定ショップやコンビニ、スーパー、amazonなどでも購入できます。
ポップでかわいい看板が迎えてくれます。アイスクリーム1個が€2.30(2019年5月現在、1€≒125円)です。
定番のバニラ以外は、オリジナルの組み合わせのフレーバーが揃っています。この日は16のフレーバーから選ぶことができました。
小さなスプーンでテイスティングもさせていただけます。
今回は、チェリーとチョコレートチャンクの入った「チェリー ガルシア」(左)と、バニラベースにホワイトチョコレートの入った「ベイクドアラスカ」(右)をワッフルコーンでオーダーしました。
濃厚なアイスクリームに食べ応えのあるチョコやフルーツがごろっと入っていて、とても美味しかったです。
<BEN&JERRY’S店内>
アイスクリームの他にもサンデーやシェイク、コーヒーやブラウニーも販売しており、ブラウニーやこのワッフルコーンは、ロッテルダムの「Bakkerswerkplaats」というベーカリーが作っています。
コーヒーは、ロッテルダムの「Heilige Boontjes」というカフェの豆を使用するなど、グローバル企業ですが、店舗自体は地域に密着し、その地域の美味しい食材を利用した商品を提供しています。
2階の壁には創設者の「BEN & JERRY」の写真が。
1978年、アイスクリームスクープショップの1号店を、バーモント州バーリントンにあるガソリンスタンド跡にオープンさせました。
オランダ産のミルクを使用していると描いてあります。
BEN&JERRY'Sは、仕入れ先・従業員・農家・フランチャイズオーナー・お客様・そしてコミュニティの隣人に至るまで、全ての人が共存共栄できる社会をつくることを目的としています。
砂糖やココア、バニラなどの原材料を取引している農家に対しても、適正な価格で取引をし、ヨーロッパでは2011年までに、米国では2014年までに、可能なかぎりすべての原材料をフェアトレード認証のものに切り替えています。
充分な利益が確保できる取引は、農家にとっても、その家族にとっても、地域にとっても良いことですが、同時にBEN&JERRY’Sにとっても、彼らが育てた良質な原材料で、アイスクリームを作ることができ、それが良いことだと考えられています。
そしてそれを食べる私たちにとっても。
国際フェアトレード認証ラベルが付いたアイスクリームを美味しく食べることによって、生産者も消費者もお互いに嬉しい循環なのです。
日本でも、”地球の気候変動へのアクション”や”ママの社会復帰応援プロジェクト”など、他にも素晴らしい取り組みをしているので、ぜひサイトをご覧ください。(日本語サイトはこちら)
特に「ベン&ジェリーズでんき」の取り組みには感銘を受けました。
以前、ご紹介した「TONY’S CHOCOLONELY」のフェアトレードチョコレートの記事も良ければご覧ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。