手指トレーニング手袋「にぎるくん」を着けてみた
「にぎるくん」って何?
株式会社三笠が3年もの歳月をかけて、奈良県立医科大学と共同研究開発した、着用するだけで手や指のトレーニングが可能になる画期的な手袋です。
にぎるくんの詳細はこちら(三笠さんのオンラインショップ)
私は以前からこの手袋が母の手のリハビリに良いのではないかと思い、発売される日を待っていました。
発売日に、株式会社三笠さんのTwitter担当の方から丁寧なDMをいただき、すぐに購入しました。
そして昨日、とうとう届きました♪
「にぎるくん」を着けてみた
実家の方に行き、母に着けてもらいました。
比較的動かしやすい方の手に着けてもらったところ、「手が少しキュッとするけど、イヤな感じは無いよ」という感想でした。
ガイドブックに載っている「グーパー体操」も試してもらいました。
母に頼んで、私も着けさせてもらいました。
通常の手袋より少しタイトにつくってある感じですが、圧迫感はありませんでした。
肌触りが優しく、蒸れにくい素材のようで、着け心地は良い感じです。
そして、写真の通り、手の甲側に開く力がはたらきます。
着用しながら日常生活をおくり、手を握って開くグーパーの動きを日に数セットすることで、その人の筋力に合った強度の筋力トレーニングが自然に続けられるのは、素晴らしいと感じました。
なんと、にぎるくんを生産するには、通常の靴下の約6倍の時間が必要だそうです。
手袋の左右、手のひら側が分かるように施された刺繍なども細部まで手間暇かけて丁寧に作られているのが感じられます。
この小さな手袋は大きな一手
初日は両手に着けるのは止めておきました。
もう片方の手は、指の曲がりが強く、まだ手袋を着けるの痛そうでした。
何ごとも無理はよくないですよね。
もう動かせないかな、と思っていた手の指が「まだ動かせるかもしれない」という希望が持てる「にぎるくん」。
開発にたずさわった方の思いがこもった「にぎるくん」は、単なる新開発手袋ではなく、リハビリが困難な人にとって、大きな一手と言えると思います。
動く日を楽しみに、日々少しずつ改善できる。
「にぎるくん」は、着ける人の手指を動きやすくするだけでなく、着ける人とその家族の心まで動かし、明日への希望を感じられるようにしてくれる特別な手袋だと思います。
以上、手指トレーニング手袋「にぎるくん」を着けてみた速報レポートでした。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
#カツオnote 15 #にぎるくん