ストレスをスパイスに、心揺さぶられる瞬間を味わう
本日、音楽に涙した夜。
ビアリストックスのライブに行きました。
数ヶ月間待ち焦がれた、念願のライブ。
2時間もの間、ほとんど休憩なく演奏が続いた熱いステージでした。
スタンディングのライブは20年以上行ってなかったので、会場での振る舞い方が分からず、ひとりで内心オロオロしました。
そして、2時間立って聴いてるだけなのに、足腰パンパンで、ヘロヘロになりました。
あぁ、トレーニングしないとダメだ、と痛感した瞬間でした。
圧倒的に激しく、ときに優しく静かに、アンコールも計3曲。
最後まで、どの曲も素晴らしいパフォーマンス。
あらためてミュージシャンの方は、超人的だと思いました。
特に好きな「灯台」という曲は、生で聴くのは初めてでしたが、あまりにも想像を超えて素晴らしくて、歌声と演奏に身体が芯から揺さぶられるくらい感動し、気がついたら勝手に涙が頬を伝わってました。
こちらのLIVE VIDEOの曲です。
(YouTubeは昨年のLIVEの映像です)
何度聴いても少し切なく、格好良い。
今週は仕事がストレスフルな一週間でした。
しかし、週末に素晴らしい時間が待っていて、日常の軋轢を忘れさせてくれました。ごほうびのような時間でした。
不協和音のメロディが、最後に和音が解決して爽快感があるように、日々のストレスも、人生のスパイスなのかもしれないと感じます。
配信もCDも良いけど、ライブは心ごと揺さぶられるので、生きている実感を得られる瞬間だと思います。
五感を用いて自分の中から湧き上がる感覚とひたすら対話するときに、集中力が高まり、現実から少し意識が離れます。
心身は疲れますが、私のストレスは減っているように思います。
今日のライブは仕事帰りだったので、ヘトヘトで足もパンパンですが、終演後は大きな爽快感がやってきました。私の場合、ストレスフルな時ほど、爽快感が大きいようです。
まるで、スパイスの苦味や渋みの後に感じる旨みが大きい料理のような。
もしかすると、ストレスは生きる上でのスパイスなのかもしれません。そのスパイスで、心揺さぶられる瞬間を味わう。スパイスがない時よりも、人生の醍醐味を味わえるのかもしれません。
かと言って、多すぎるスパイスが料理の邪魔になるように、多すぎるストレスは人生の邪魔をします。
ストレスもスパイスも、ほどほどに。
以上、#bialystocks のライブが最高に良かったというカツオnote vol.14でした。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。