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人生の羅針盤の見つけ方

これ、私が本当にやりたいことなのかな?


これ、ずっとやり続けて意味あるのかな?



自分がやっていることに、ふとギモンを感じる時があります。そんな時は決まって、「意味=価値」があるかどうか、「結果」「成果」「手ごたえ」にばかり意識が向いている時です。


「意味=価値」をもっと深く掘り下げると、

将来、ちゃんと役に立つのか?
将来、社会的に評価されるのか?
将来、お金を儲けられるのか?


心からやりたいことではなく、
頭で考えた損得勘定でやるべきことをやり続けてはないでしょうか?


例えば、
英語は嫌いで苦手だけど、グローバル社会で通用する人間になるために、今のうちからTOEIC 750点は取っておいた方がいい。とか、


例えば、
食べたい気持ちを必死にガマンしているけど、痩せたら周りからステキ💛と思われたいからハードなダイエットを続けている。とか、


例えば、
本当は人前で話すことは好きではないけれど、会社の昇進昇格に有利なプレゼンスキルを身に着けるためにプレゼン講座に通っている。とか


自分の本心よりも、他人軸からくる損得勘定ばかり優先してしまうと、「結果」「成果」「手ごたえ」がなかなか出ないと、このまま続けていいのか?やる意味があるのか?と迷子になってしまうのです。


私は今まで、多くのことを損得勘定で決めてきました。最短ルートで省エネでのローリスク、ハイリターンを狙っている小賢しい自分。


だから、何をやるにしても、そこには「楽しさ」「心地よさ」「満足感」はありませんでした。あるのはどこまでも続く「疲労感」と「欠乏感」、そして一時的な「達成感」だけでした。

今は少しずつですが、自分の心がどう感じているか?軸で、ものごとを決められるように変わってきました。


でもちょっと油断をすると、自分の心をスキップして、真っ先に頭で考えて行動するクセが出ます。そして、途中で苦しくなってはじめて「また、頭で考えて突っ込んでるよ~」と、気づくんですよね。


もちろん、損得勘定が決して悪いことではありません。ケースバイケースで大切で必要なことです。



でも、自分の人生を幸せで満たしていきたいと願うのであれば、自分の本心を最優先に聞いてあげたいのです。その後に必要であれば、損得の視点を調整しながら取り入れていけばいい。


私は、楽しい?
私は、心地よい?
私は、満たされている?



「他人」ではなく、
「私」がどう感じるかに意識を向ける


「将来」ではなく、
「今」がどう感じるかに意識を向ける


”私” は ”今”、何を感じているか?


これを自分にいつもいつも、
そして死ぬまで問い続けていくこと。


自分の本心から出た答えが、
私の人生の羅針盤となり続けるのです。



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