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去年の冬、コロナが流行り始める1ヶ月ほど前、熊本のエコビレッジに滞在した。 自分が行ったところは、無理のない範囲で自給自足してる所だった。 トイレは水洗だし、電気もガスも通ってる。 住民の多くが自分の畑を持ってて、野菜とかを育ててた。 ゲストハウスを出て、ちょっと歩けば山羊に遭遇し、勝手に食べれる甘夏の木があったり、アースバックハウスがあったり、トランポリンが置いてたり、楽しい空間だった。 その集落でやってる、インカム制度を利用して2週間ほど滞在した。これは1日6時間ほど
もう何年前の話だったか忘れたけれど、某企業に転職した数少ない優秀な後輩から引き抜きの話をもらった。 全く関心のない分野だったので転職する気はさらさらなかったが、話のネタや情報収集、後輩の顔を立てることも兼ねて一度会社を訪問してみた。 面接のキーフレーズ元後輩の上司にあたる方が業界の説明や仕事の内容、すすめかた、やりがいや大変なことまでマンツーマンで丁寧に教えてくれた。あとできいたらこれが第一次面接だったらしい。 エリートな感じのいいひとではあった。 マニュアル化されてる
かたちあるものは、いつかなくなる。 春の夜の夢のごとく。 風の前の塵のように。 それは感覚としてわかっているはずだったけれど、地学の授業で星の一生を学んだとき、本当にそうなんだなと感じた。 星が辿る道は、大きさによって異なる。 軽い星は、少しずつ終わりを迎える。 重い星は、星が一気に潰れ、超新星爆発を引き起こす。 先生は淡々と語り、私も平然とノートをとっていた。 でも、わずかに、目の前が、揺れた。 星もいつかは消えてしまうのだと知って。 星の一生は、人間の命
「50歳誕生日までに」を目標に、4月中旬からスタートさせた求職活動だった。誕生日を越えた今、急ぐ理由がなくなったので、ゆっくりじっくりと考えて仕事探しを進めるように方向転換して過ごしている。 派遣会社の求人をチェックしつつ、コーディネーターから時々かかってくる紹介の話を聞きつつ。機会を広げるために登録サイトからエントリーは気軽にしても、その次の社内選考と紹介の段階では、よく話を聞いて考えてから慎重に進めるように方向転換した。特に、応募する企業の社員の年齢層や、派遣スタッフに
移住の話をしていると、 「しのさんは、進学校とかそういうものに行って、いわゆるエリートの道を進んで、それで今山奥にいて、子どもの教育とかどう考えているんですか」 という質問を受けることが多い。 まずなんでそんな質問を受けるのだろう、というところから問いを立て始め、自分なりに半年弱ほど色々調べてきて、様々な符号が合う箇所が見えてきたので、備忘録的に記載しておこうと思う。 受験は大体経験したが、覚えてるのは違う記憶確かに、桜蔭というキレキレ女が集まる(または様々な意味でオ
「コンパス」 もし、 大海原で、 船にポツンと一人乗っていたら。 どうしますか? ひとまず、がむしゃらに漕ぎますか? それとも、流れに身を任せる? そんな時に、地図とコンパスがあったら。 目指す方向がはっきりしますよね。 そうなんです。 目指す方向をはっきりさせましょう。 という話。 日々、生きる上でのコンパスは? 人生でのコンパスは? もし、それがはっきりしていなければ、 大海原で、がむしゃらに船を漕いでいるのと
大好きなサービス、noteのカードゲームを開発させて頂きました。めちゃくちゃ嬉しいです。 noteは、書くことが楽しいのはもちろん、これまでこの場をきっかけにどれだけ新しい出会いを頂いたか分かりません。 そして今回、2019年末からひそかに構想していた、noteを使って遊ぶカードゲームという念願の商品を、note公式と、友人でもある作家の田丸雅智先生に監修頂いて開発し、発売させて頂く運びになりました。 ゲーム名は「ショートショートnote」です。本当に、たくさんの人に遊
「神は細部に宿る」と言ったりしますが、ささいなことですごく嬉しい気持ちになること、ありますよね。 先日、小腹が空いてドラッグストアでお菓子を買ったときのこと。 数名がレジに並んでいて、子どもがお母さんに「これほしい~」と言っている様子を見ながら、わたしもその後ろに並んで会計を待っていました。 そして自分の番になり、担当はテキパキとした雰囲気の女性スタッフ。 最近はレジに透明の板が置いてあって、距離感を感じてしまうことが多いなぁとぼんやり考えながら品物を渡し、電子マネー
約9年前に買って読んだ本 「世界が今夜終わるなら」 本棚の児童書を並べ直していたら 昔読んだ本が目に入り懐かしいのと もう一度読み直したいと思ったので 今回はこの本について書いてみますね。 タイトルが曲の題名のようで印象的です。 それもそのはず・・ 作者は今でもソロで活動される ミュージシャンGAKU-MCさん。 当時この本を手に取って読み終えたあと 率直に思ったこと、それは。 世界が今夜終わるなら・・ 私はいつもと同じ変わらない 毎日を送っていたい・・ 仕事が
「お弁当手作りなんだ!女子力高いね!」 「同じ学校出身だとやっぱり話しやすいな」 この言葉をみて、どう思ったでしょうか? やさしさや配慮を感じるかもしれませんが、この言葉の根っこには「無意識バイアス(アンコンシャスバイアス)」があります。 note株式会社では、3月中旬に無意識バイアスを学ぶ全社研修を実施しました。 無意識バイアスとは、目に見える情報や見えない情報にもとづいて、相手にフィルターをかけた状態で物事を無意識に判断してしまうこと。 この記事では、研修の企画