モナリザ鑑賞、そしてパリの街を散歩してたら、聖火を見れた!|ヨーロッパ旅行記⑥
前回↓
ルーブルの2階、絵画エリアへ!
クタクタになりながらも、階段を上っていくと段々と混雑してきた。
3DS(オーディオガイド)の館内地図を見ると、どうやらここから絵画エリアのようだ。
適当に歩いていると、真っ赤な回廊にたどりつく。左右には、数多くの絵画が展示されていた。
ここは、いわゆるロマン主義の絵画が多く展示されている。
もちろん私に絵画の知識は全くなかったので、オーディオガイドで聞いた解説によると、ロマン主義とは個人の感情・神秘性などを軸に描かれた絵画らしい。(間違っている可能性が高いので、正しくはWiki参照)
正直、私は全く絵画の知識はないのだが、一番楽しめたエリアだった。
絵画を鑑賞するエリアには中央にベンチがあるので、ベンチに腰掛けながら作品のオーディオガイドをゆっくり聞いているだけでとても面白い。
全く興味のなかった絵画の世界が、ここまで奥深いとは思わなかった。一つの絵画から、当時の歴史的背景・作者の伝えたい意思・圧倒的技術力など素人の私でもその一端を理解できた。
恐らくこのエリアにかなり時間をかけた。一つの広間を鑑賞するのに30分以上使っていた気がする。
遂にモナリザ!
そんなこんなで絵画鑑賞を人の流れにそって進んでいくと、ところどころにモナリザまでの道案内掲示板があった。
どうやらもう少しでモナリザのようだ。近付くにつれて、人も多くなっていく。
モナリザは、この通路の横にある部屋の中にあるようだ。
モナリザのある部屋を見ると、信じられないくらい人でごった返している。
部屋の一番奥にモナリザがあるようだが、人混みで全く見えない。
ということで人混みをかき分けながら、前に進んでいくと遂にご対面。
いや小さい!!!
モナリザは小さいと聞いていたが、想像以上に小さかった。
これまで、「民衆を導く自由の女神」や「ナポレオンの戴冠式」などは幅10m、高さ6mなどでかなり巨大だっただけに、より小さく感じてしまった。
ちなみに、オーディオガイドによると、モナリザは鑑賞者と目が合うように作られており、絵画が鑑賞者に語り掛けるといったものを目指して作成されたらしい。
ということで、正面に立って、じっと見つめてみた。
たしかに、、、?
なんとなく引きずりこまれていく感覚がある。
これが世界一の名画なのだろうか。
不思議な感覚に襲われながらも、あまりにも人が多かったため、退散。
体力の限界のため、ルーブルから撤退。
モナリザを鑑賞した私は、既に達成感があった。
体力も限界+空腹により、もう立っているのもやっとだったのでルーブルから撤退することにした。初日に無理して体調を崩したら元も子もない。
帰りにお土産屋さんでルーブルのトートバッグだけ購入。
来た道を逆走して入場口まで戻るだけのはずが、案の定迷子に。良く分からないエリアを通りながら、30分かけて入場口まで戻ってきた。
退場し、オーディオガイドを返却する。ちなみに、返却時には、最初に貰った手書きの番号札も併せて返却しなければならない。在庫管理の為だろうか。
そんなことも知らなかった私は、カバンとぽっけを探りに探って何とか見つけた。
さて、まずはあまりの空腹で死にそうだったので、ご飯を食べることにした。
美術館入り口(ピラミッドの下)には、カフェが一つあったが、見に行くと満席。ゆっくりも出来なさそうだったので、他の店を探す必要があった。
ただ、レストランなどは全く調べていない。いきなりふらっとどこかに入ると、信じられないくらい高い可能性もあるし、疲れていたからか妙に不安を感じて、どこかへ入店する勇気もなかった。
パリの初ランチ
そんななか、私が向かったのは、カルーセル・ド・ルーブルにあるフードコートだ。
カルーセル・ド・ルーブルとは、ルーブル美術館の横にある地下ショッピングモールだ。そして、そこにはフードコートがあり、安価にストレスなくご飯にありつけるといつしか耳にして記憶していた。
早速向かうと、一切迷うことなくフードコートに到着できた。
まさに、日本のフードコートと一緒で、様々なお店があり、そこで購入して自由な席で食事するスタイル。
席は空いていたので、さっそくどこかでご飯を探す。
バーガーキングや中華料理など、あまりパリ感を感じないものが多かったのだが、一つだけパリっぽいパン屋さんを見つけたので、そこで購入。
サンドイッチ・飲み物・デザートのセットで13.4€(約2188円)。
好きなものを選べたので、なんとなく選んだチーズミートのサンドイッチ。飲み物は元気を出すためのコーラ。そして、確かパリ発祥だったような気がするエクレア。
これがなかなかおいしかった。ファストフード感は否めないが、パンがシンプルにおいしいので、日本のサンドイッチとの違いを感じることが出来た。
そして、このフードコートで2時間ほど休憩して、移動することに。
ただ、一つ問題があった。フードコートのトレーをどう片付けるかが分からなかったのである。
周囲のお客さんを監視していると、自分で片付ける人もいれば、置いて帰る人もいた。
私は気になったので、店員に確認したところ、置いとけばいいらしい。ということで、ありがたく置いていくことに。
カルーセル・ド・ルーブルを出ると、外は真っ青な晴れで、日も燦燦と照っている。
最高の散歩日和なので、あてもなく散歩することにした。
パリの街を散歩
セーヌ川周辺を散歩してみることに。
観光客が多いので、スリなどに気を付けながらも、楽しく散策する。
ルーブル美術館の隣に、芝生の広場(公園?)があったので、通過してみることに。
すると、鉄柵で道が制限されている。どうやら、オリンピックの影響らしい。
鉄柵の向こうでは、何かイベントでもやっているのかと覗いていると、大きな気球が目についた。
そして、私はあれが何かにすぐ気づいた。
あれはまさしくオリンピックの聖火台である!
今年は、たまたまオリンピックの開会式を見ていたので、すぐに気づいた。
まさか、オリンピックの聖火をこの目で見ることが出来るとは思わず、感動してしまった。東京オリンピックの時ですら見たことなかったのに。
そんな感慨にふけりながら、地図もみずに散歩を続けること1時間。
調子に乗りすぎたのか、足がかなり痛くなってきた。
時間はちょうど15時。ホステルのチェックイン可能時間である。
流石に、朝からずっと活動していて、歩き疲れていたので、休憩がてらホステルで休憩することを決め、近くの駅からホステルへ向かうのだった。
長くなったのでここまで。
すみません、初日、もう少し続きます。
このペースだと単純計算でヨーロッパ旅行記だけで、90記事くらいになりそう。。。興味ない部分は流し読みでもしてください。
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