仕事は手を挙げるだけでうまくいく 「あ、社長、ワタシがやっときますよ」
本について
読んだ本
とあるとおり、手を挙げることでチャンスが舞い込んできて、どんどん幅が広がっていくよ、という話。
読もうと思った・今さら感想を書こうと思った理由
この著者と学生時代に面識があったためです。この本自体を読んだのも2021年7月ごろで、本を出版されたことをSNSで知り、すぐに読んだ記憶です。
なぜ、今更この読書感想を書こうと思ったのかというと、
過去読んだ本を見返していて、印象に残っているにも関わらずnoteでちゃんとアウトプットしていなかったから
読んだ直後から数年が経って感じた思いも書きたいと思ったから
です。
感想
当時、マーキングした箇所を今読むと違う意味で響いた
すべてを読み直す余裕がなく、当時のマーキング箇所をベースに振り返りながらこの感想を書いています。
Kndleで読んでるので、ざーっとマーキング箇所をまとめて振り返ることができるのですが、当時の感覚と今の感覚の違いを感じながらも、どこか根本的に響く部分は同じ気がします。
優秀と思わせることができる人が優秀
これ、会社員として働くようになって4年目が終わりますが、本当にその通りだなと思います。結局のところ、本人が望んでいるいるような「正しい評価」なんてものはこの世には存在せず、評価者に対して「思わせる」「わからせる」ことができる人が評価されるのです。
手を挙げることに恐怖を感じてしまっていた
読んだ当時はまだ入社から1年半くらいで全てが目新しく、「色々やってやるぞ」という気持ちでした。そして、ほどなくして会社全体に影響を与えられるような業務をすることがあり、この本で教わった通り、手を挙げてやってみました。
結果、なんとかやり切りましたがメンタル・体調を共に崩してしまい、「やりきった」という気持ちよりも「上手くいかなかった」という記憶の方が強く残ってしまいました。
それ以来、社内業務に取り組むことへのハードルが上がってしまい、社内露出も減り、自ずとチャンスを逃してしまっていた気がします。
当時の行動トリガーを思い出した
本書では、手を挙げるきっかけ(=行動トリガー)を自分なりに持つことを勧めています。この本を読んでいた当時の自分は「自分が面白そう・ワクワクすると思ったら」「誰も手を挙げなかったら」という二つのトリガーを定めていました。
一方で、上記に書いた通り、その結果体調を崩してしまい、それ以来社内に関わること・何かチャンスがあったときに手を挙げることに対して恐怖を感じてしまい、気づけば行動トリガーも失っていました。
良い言い方をすると、自分の体力・メンタルをちゃんと把握するようになった、と言えるかもしれません。でも、このままではずーっと目立たないやつになってしまうかもしれない、そんな焦りもあります。
当時とは業務の性質・役割も変わったので、自分の状況もちゃんと考えずに手を挙げる、というのは難しいです。が、改めて行動トリガーを思い出し、チャンスを見つけてコンディション的にも行けそうなら、とりあえず手を挙げることを改めて意識していこうと思いました。
まとめ:初心に帰った
当時お世話になった方との会話、入社して間もない当時の自分、この本を通じて多くを思い出しました。
本は、読んだ当時の記憶を思い出させてくれて、初心に帰らせてくれる、素晴らしいものだなと改めて感じました。
現在、すでに社内でやりたいことを見つけて、手を挙げている状況です。不安もありますが、手を挙げたこと自体は間違っていないのだと、背中を押してくれた気がします。
長らくお会いしていないので、知り合いというよりもいち読者として、著者には改めて感謝したいと思います。
著者について
noteアカウント
X(旧Twitter)アカウント
https://twitter.com/h_kuwahara0916?s=20