【感情から気づく】育てるあなたの価値観
こんにちは。KATAEと申します。
まず、こちらに訪れていただいた皆様にお礼を。
数ある投稿の中から訪れてくださり、ありがとうございます。
ご覧になってくださった方に、少しでも感じるものや繋がることがあれば嬉しいです。
さて、今回は自分の感情に気づくこと、自分の感情を上手く相手に伝えることが苦手な方や、ある出来事に抱いた感情について考えこんでしまう方に向けて少しでも参考になるような視点・考え方について書いていこうと思います。
個人的な主観や考えを含む内容ですが、少しでも何かの参考になれば幸いです。
・普段、感情表現はできていますか
皆さんは日常で、上手く自分の感情表現ができていますか?
私は感情が素直に表に出るような性格なのですが、抱いている感情を言葉にするのが苦手で相手に自分の思っていることや感じている感情を上手く伝えることができないことが多いです。
また、ある出来事について不安・恐怖を感じていると感情の理解・整理ができず、考え込んでしまうことが多かったりします。
皆さんはいかがでしょうか?
共感してくださる方もいらっしゃるのではないかと思います。
自分の感情に気づき、言葉にすることは難しいことだと感じています。
もし、私と同じように感情表現、理解・整理が苦手な方がいらっしゃいましたら下記の内容が参考になれば嬉しいです。
・感情の語彙力をつけてみる
まずは、自分の感情に気づくということから始めてみてください。
日常にでてくる感情を、今までは知っている「嬉しい」、「楽しい」、「悲しい」、「イライラ」、「怖い」等々で端的に表現していた感情を一度立ち止まり、違う言葉で表現できないかを考えてみます。
忙しくてその場で考えられない場合は、自宅に帰ってから考えてみても良いと思います。
今の自分やその出来事があったときの心情に、ぴったりハマる言葉を調べて見つけ出してみてください。
そうすることで、自分自身が感じている感情に適した言葉を見つけることができ、感情の語彙力が高まります。
感情の語彙力を高めていくことで、自分が感じている感情に気づきやすくなり表現もしやすくなります。
極端な例をだと感情の語彙力が少ないと自分の感じる感情を「ヤバい」だけで表現できてしまいます。
しかし、それは自分の感情に気づきづらくなるだけでなく、相手にとっても伝わりづらい表現となってしまいます。
ちなみに「ヤバい」という表現を否定しているわけではありません。
私もよく使用をしています。笑
ここで伝えたかったのは表現できる言葉が少ないことで、自分の感情に気づきづらくなり、相手に伝えるときも伝わりづらくなる可能性があるということを話しています。
・複数の感情を感じている
自分と向き合う習慣ができ、感情の語彙力が高まってくると、ある出来事に対して、自分は一つだけではなく複数の感情を感じているということに気づけてくるのではないかと思います。
例えば、仕事で何かのミスをしたとき話も聞いてもらえず、上司から頭ごなしに否定的な言葉を言われたとします。
言われた方は、否定的な言葉から怒りが込みあげてきます。
一見、「怒り」という感情しかなさそうですが、実はそうではなく複数の感情を持っている可能性があります。
「怒り」だけでなく、その背景には上司に自分の意見を伝えられなかった、分かってもらえなかったという「悔しい」気持ち、せめて話を聞いてほしかったという「切ない」気持ち等々、複数の感情が入り混じっていることが多かったりします。
ちなみに余談ですが、「怒り」は「二次感情」と呼ばれ、「怒り」の背景には元となる「一次感情」(上記だと、「悔しい」、「切ない」など)が存在します。
以前は、「むかつく」という言葉で終わらせていた感情も実際は、「むかつく」と感じていた中に、複数の感情が存在し複合的に混じりあってひとつの感情になっていることに気づくことができます。
どんな感情を自分が感じているか、自分に問いかけてみてください。思いもよらない感情に気づくことができるかもしれません。
・感情から気づく、あなたが求めているもの
感情の語彙力を高め、少しずつですが複数の感情に気づけるようになっていくと自身の感情を理解・整理できるようになってきます。
理解・整理ができるようになれば自分自身で自分を慰めたり、勇気づけたり、許したりと様々なアプローチができようになってきます。
感情に気づく過程の中で、あなたが求めているものに気づけるとさらに、自分の感情の理解・整理がしやすくなり、また相手に伝えるときも伝えやすくなると考えています。
各々感じ方は違うと思いますが、上記の例でいえば上司の否定的な言葉から、その方が自分を尊重されていないことに「怒り」を感じています。
その背景には、相手にうまく伝えることができなかった「悔しい」気持ち、話を聞いてほしかったけど聞いてもらえなかったという「せつない」気持ちを感じていました。
ここで相手に求めていたものは個人を尊重をしてほしかった、口下手なことを理解してほしかった、話を聞いてほしかった、誠実に対応してほしかった、などがあるかもしれません。
複数の感情に気づき自分が求めていたものを理解できると、「むかつく」という表現の仕方だけでなく、私はこう感じていて、あなたにこうしてほしかったということを相手に伝えることができます。
ここでポイントなのは、その後の行動の結果は相手に委ねられることになるので大きな期待は禁物ですが、「怒り」だけを表現するときよりも、複数の感情を伝えることで相手に理解してもらえる確率が上がるのではと思います。
さらに、今度は自分に矢印を向け感情の背景にある自分が求めているものについて考えていくと、自分が大切にしている価値観に気づくことができます。
上記の例でいえば人を尊重したい、人の長所・短所を理解したい、人と誠実で向き合いたい、というように自分が大切にしたい価値観を表しているということなどにも気づくことができるかもしれません。
言葉をまとめ、単語等(尊重、個性、誠実など)でメモしておくと、後日振り返るときや、自分と向き合うときに使えるものになると思います。
自身の価値観を知ることができれば、様々な出来事に対して感情の理解・整理ができなかったときも、自分の価値観のどこに引っかかっていてこの感情がでてくるのか、どこの価値観に当てはまっているからこう感じるのかなど、自分事に置き換え理解・整理がしやすくなっていくと思います。
長々と書いてきましたが、少しでもこの内容が何かのヒントになったり、違う視点で考えるきっかけになれば良いなと思っています。
感情からあなたが求めているものを見つけ、自分の価値観に気づき、あなたが大切にしている価値観をどんどん育てていってください。
最後まで読んでくだって、ありがとうございました!!
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