摂食障害について⑮~増えていく体重にあらがう日々~
こんにちは。かすみそうです。
このページを開いてくださりありがとうございます。
前回の投稿で、過食期がはじまったことをお話ししました。
拒食期の「我慢の日々」が噓のように、甘いお菓子を食べる手が止まらず、自分の意思ではコントロールできない状態になっていました。
今日は、その続きを綴っていこうと思います𓂃𓈒𓏸
前回の投稿はこちらをご覧ください↓
過食期が始まったばかりのころは、「今ならまだ元の体重に戻せる」「今日で終わりにしよう」と思っていたのですが、やっぱり食べたら食べた分だけ、体重が増えていきました。
少しずつ少しずつ、でも確実に、増えていきました。
1週間で1キロ増、2週間目で1キロ増…という感じで、食べた量がしっかり反映されていました。
しかも、ウエストがぶかぶかになるくらい痩せていたお腹も、お菓子の過食が始まってからポッコリ出てくるようになりました。
変わっていく体重や体形を目の当たりにし、「今までの努力は一体何だったのだろう…」と虚しくなりました。
私にとって、太ることは死を意味していました。
今もそのような認知の歪みはありますが、当時はもっと強く、そう思っていました。
体重が増えていくたび、死にたい気持ちが大きくなっていきました。
そんな私ですが、なんとか体重増加を抑えようとあらがっていました。
その当時の主な方法をまとめてみます。(※参考にしないでくださいね💦)
①下剤
まず、一つ目は下剤です。
過食期に入る少し前から下剤に手を出していたものの、過食期に突入してからは下剤に頼ることが多くなりました。
「どうか効いてください」と祈るような気持ちで飲んでいました。
②断食
二つ目は、断食です。
過食した後は、「やってしまった」という後悔、罪悪感に襲われてしまいます。でも、どれだけ苦しんでもこの事実をなかったことにはできません…。
そこで、「今からは絶対何にも食べたらいけない」と心に決めて、断食をしていました。
断食をするうえで、自分の意思だけでは挫折しそうだったので、断食専用のアプリをインストールしていました。
そこには、食べてもよい時間帯と食べてはいけない時間帯が表示されていました。
また、断食ができた時間を計測するような機能がありました。
まるでゲームのミッションのような感覚でした。
それに夢中になってしまった私は、「明日は断食する時間をもっと増やそう」と躍起になってしまいました。
③運動
三つめは、運動です。
私は、過食後に、お腹がポッコリ膨らんでしまっていました。
それを見ると、「今すぐこのお腹を何とかしなければ」と焦燥感・強迫観念に駆られていました。
YouTubeのお腹痩せトレーニングを中心に、ひたすら運動に打ち込みました。
過食をしてしまうのは夜~夜中が多かったのですが、自分のお腹が許せなくて、寝る時間を惜しんで運動に励んでいました。
次の日に仕事がある中で、こういった状況が続いたことはとてもストレスになりました。
このような感じで色々な方法であらがっていたのですが、過食欲の方が強く、努力は報われませんでした。体重は日に日に増えていきました。
むしろ、あらがうほど、過食衝動が強く現れるような気がしました。
拒食期とは全く違う苦しみを味わうことになってしまいました…
また続きは別の回でまとめていきたいと思います。
今日もご覧いただきありがとうございました୨♡୧