【うつ病日記】「あぁ今日もよく生きた」自分をねぎらうにはサウナが最高。
こんにちは。かしんです。
今回のテーマは「自分を大事にする過ごし方」。
みなさんは自分を大事にする過ごし方、何かありますか?
わたしの場合、それはサウナがぴったりでした。
まずはサウナデビューのお話から。
日光浴・お風呂・美食。サウナは自分を癒す要素の宝庫だった
わたしがうつ病でそんなに外出できなかった頃。
たまたま、サウナの存在をテレビで目にします。
それまでのサウナのイメージは
「ジリジリ、ジリジリ熱い部屋で、汗をひたすらかく」。
ガマン強さを競うような印象。
でも、テレビで聞きかじった内容だと、どうやらそうでもないらしい。
何だか癒される感じらしい。
…試してみるか。
興味を持って近くの温泉施設に行ってみることに。
うつ病の初期の頃は、入浴が一番辛い作業だったわたし。
まさか、わざわざ外に出かけてお風呂に入りに行く日が来るなんて。
いざ、ケーキ入刀、ならぬお風呂入湯。
とぷん。
つま先に感じたお湯の温かさ。
一気に包まれる開放感。
身体を預けるように脱力してお湯に浸かります。
サンサンと降り注ぐ太陽の光。
露天のお風呂では風の音も感じて。
-無の時間-
あれ、これは身近な天国?
お風呂をでた後も実は天国は続いています。
ご飯を食べて、リクライニングシートに横になって。
日光を感じる。
体を清潔にする。
美味しいと感じる。
ゆっくり体を休める。
今たしかに「しあわせだな」と思いながらのんびりしている。
ふと、うつ病初期の「寝込むしかできなかった日々」が頭をよぎります。
今、いい時間が過ごせているじゃない!
「ナイスおやすみ!」
自分をほめてあげたい気持ちに。
これ以上のぜいたくってありましたっけ?と言うくらい大満足。
お風呂入りに出かけるのいいかも!
ここからいわゆる「サウナー」への道がスタート。
「ととのう」は一回全てがリセットされる感覚
昨今のサウナブームで「ととのう」という言葉を耳にしたことがある方も、みなさんの中にはいるでしょうか?
最初はサウナの入り方も探り探りでしたが、
いくつか試すうちに「これがととのう、という感覚か!」と掴めるように。
サウナでととのうのは不思議な体験。
頭の中がクリアになるというか
全部が一回無重力になるというか。
うまくととのえるか否か、「ととのうこと」を目的にサウナに入らなくてもいいかなとも思います。
ととのう体験ができたらOK。
できなくても、なんだか心地よく時間が過ごせたらそれでOK。
どっちでも良いのです。
サウナに身を任せて、心も頭も空っぽにして
体も無重力に一回浮き上がるような時間を過ごす。
あぁ、頭も体も普段たくさん動いているんだな。
今やっと無理な力がかからない状態になっている、と実感。
これが本来のフラットな自分なのかな。
頭も身体もフワーっとした感じ。
今日はよく生きた!と自分に声をかける
何だか今のわたしとお風呂は相性がいいみたい!
こうして、すっかりお風呂巡りにハマっていきます。
スパ、銭湯、温泉。
内湯、露天、サウナ、ととのいスペース、お食事どころ。
それぞれに個性があって面白い。
外に出かけるリハビリも兼ねて、色々行ってみることに。
お風呂に入りに出かけて、体を清めて、
あとはずーーーっと頭を空っぽに。
この先どうしようとか、
うつ病治るかなとか、
そういうことは考えない。
思考は一回横に置いておく。
感覚だけを大切にする。
そういう時間がわたしにとっては救いであり、大切でした。
そして帰る頃には、
「あぁ、今日もよく生きた!」と思える。
心までピカピカにごきげんに。
わたしにとってサウナとは「自分のこと大切にできた」と具体的に実感できる空間。
サウナにいくと自分の過ごし方を肯定できる。
「情報に囲まれて頭が疲れている!助けてー!リフレッシュしたい!」
という時の駆け込み寺にもなってくれる。
「自分を大切にできる過ごし方」を探してみるの、おすすめです。
ここまで読んでいただいてありがとうございました!
これまでのわたしの人生の気づき・うつ病の体験を一冊にまとめた電子書籍を近日中にお届けする予定です。
よろしければ楽しみに待っていただけたらと思います!
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