「アラフォー賢者の異世界生活日記 ZERO -ソード・アンド・ソーサリス・ワールド- 1」感想・ネタバレ
どんな本?
私がこの本に出会ったきっかけは、出版社MFブックスのホームページの新シリーズ告知でしりました。
"アラフォー賢者の異世界生活日記"の前日譚であることを知り、すぐに予約。
私は本編の物語が大好きなので、この本がまさに私の好みに合っているのは分かっていました。
予約をして、発売日に手に取り、一気に読み進めました。
達観したオッサンの異世界冒険ものは珍しく、新鮮な気持ちで読むことができました。
この本の話は、アラフォーのオッサンである大迫聡が、VRRPG【ソード・アンド・ソーサリス】での冒険を楽しむところから始まります。
オッサンは、ゲームの中で大賢者【ゼロス・マーリン】として活動しており、他のプレイヤーたちと一緒にハチャメチャな冒険を繰り広げます。
しかし、ゲームには重大な秘密が隠されており、それが明らかになることはありません。
ゼロスをはじめとしたプレイヤーたちは、廃プレイヤーとして知られる最強のパーティー【趣味を貫き深みに嵌まる】のメンバーとして、レイドボス討伐に挑むことになります。
しかし、レイドボスを討伐する過程で、さまざまなトラブルが発生します。
最終的に、ゼロスたちはレイドボスを討伐することはできるのか、その結果が本の結末となります。
読んだ本のタイトル
#アラフォー賢者の異世界生活日記 ZERO -ソード・アンド・ソーサリス・ワールド- 1
著者:#寿安清 氏
イラスト:#ジョンディー 氏
あらすじ・内容
アラフォーおっさん、VRRPG【ソード・アンド・ソーサリス】で大冒険!
感想
「アラフォー賢者の異世界生活日記 ZERO -ソード・アンド・ソーサリス・ワールド- 1」は、アラフォーのオッサン、大迫聡が主人公です。
彼は姉のせいでリストラに遭った後、田舎で畑の世話をして金とは無縁の暮らしていました。
彼の唯一の楽しみは、VRRPG【ソード・アンド・ソーサリス】での冒険。
彼はこのゲームの中で、大賢者【ゼロス・マーリン】として活動しています。
このゲームの中には、プレイヤーたちが知らない大きな秘密がありました。
オッサンは、ゲームの中で【殲滅者】と呼ばれる廃プレイヤーたちのグループに所属しています。
このグループは、ゼロスを含め、非常に個性的なプレイヤーたちで構成されています。
ハイ・エルフのカノンは、騎士をサブの道へと導く薬等、様々な薬を作り様々なプレイヤーに投与して実験を繰り返します。
人族のテッドは、アドの嫁さんにフラれたせいでリア充に対する嫉妬をアンデットを使って解消してます。
ドワーフのガンテツは、自爆武器を作るのが好きな鍛治師。
普通に武器を作る事が出来るのに、自爆装置を付けたがる。
そして、ケモ・ラビューンは、獣人族を愛でるために喫茶店を経営しています。
物語のクライマックスは、ゼロスたちがレイドボスを討伐する場面です。しかし、そのレイドボスをフィールドに出したのが、ゼロスとテッドでした。
その結果、二つの宗教、"フンモモ教"と"コケモモ教"の信者とプレイヤーたちが、大混乱に巻き込まれます。
異教徒に傲慢なフンモモ教とコケモモ教に色々と鬱憤が溜まっていたプレイヤーたちは、その騒ぎを楽しむかのように、レイドボスを両宗教の街にトレインして、レイドボスを攻撃するフリをして街を破壊していきます。
ある程度、両宗教の街を破壊した後に本格的にレイドボスを倒そうと動くのですが、、
レイドボスの殻が強固で倒せません。
最終的に、ゼロスたちは、自分たちの力でレイドボスを倒そうとしますが、、
それもなかなか上手くいきませんが、殲滅者達総出で高火力の攻撃を連発し、前衛組は何回か死に戻りしては攻撃を当てて何とか討伐します。
チョット、プレイヤー達を巻き込んで攻撃してしまうのはご愛嬌w
毎回、こんな感じだと殲滅者と言われて恐れられるのも判る気がします。
この物語は、ゲームの世界での騒動を中心に、ゼロスたちの冒険を描いています。
彼らの行動は、時には他のプレイヤーたちを巻き込んで大混乱を引き起こしますが、それがまた面白いと感じました。
最後に、この物語の中での秘密が、本編をより楽しむためのヒントになっているのも良かったです。
最後までお読み頂きありがとうございます。
スキ、フォローして頂けたら嬉しいです。
同シリーズ
アラフォー賢者の異世界生活日記
#ラノベ
#読書日記
#読書記録
#読書メモ
#読書好きな人と繋がりたい
#読書感想文
#読書レビュー
#わたしの本棚
#ネタバレ
よろしければサポートをお願い致します。 サポートして頂いたお金は本の購入に使わせて頂きます。 サポートして頂けると「お前はこの世に居て良いんだよ」と勝手に解釈してメチャクチャテンションが上がります。