「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる」感想・ネタバレ
どんな本?
この本に出合ったきっかけは、WEB小説投稿サイト「小説家になろう」で読んだ記憶があり、書籍化されていることを知ったからです。
気になったので、BOOK☆WALKERで購入して読むことにしました。
私はゲーム「信長の野望」が好きなので、能力値についてはすんなり入って来たのですが、人名や地名に馴染みが無かったため、読むのに苦戦しました。
特に地名の「郡」と「州」が国ではないため、馴染めなかったと感じました。
読んだ本のタイトル
#転生貴族、鑑定スキルで成り上がる ~弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた~
著者:#未来人A 氏
イラスト:#JIMMY 氏
あらすじ・内容
優秀な人材を配下にして、この領地の力を強くしよう!
感想
主人公アルス・ローベントが転生者で、卓越した身体能力や魔法の力は持っていないが、「鑑定」という人の能力を測るスキルを持っているという設定から始まります。
アルスはローベント家の長男として家を継ぐ運命ですが、鑑定スキルを使い、出自に関わらず有能な人材を取り立てていくことを決意します。
物語はアルスが幼少期から有能な人材を見つけ出し、領地の発展を目指して奮闘する姿が描かれます。
彼の鑑定スキルによって発見したリーツやシャーロット、ロセルなどの才能豊かな人物が彼の部下として活躍し、領地は最強の領地へと成長して行く物語。
しかし、幸せな時期も束の間、アルスの父親が不治の病に倒れてしまいます。
その後、内乱が勃発し、アルスは父親の代わりに立ち上がって戦うことになります。
彼の鑑定スキルと有能な部下達の力を頼りに、アルスは領地を守り抜くために奮闘。
好きなシーンは、アルスが鑑定スキルを使って有能な人材を見つける場面です。
特に、リーツやシャーロット、ロセルなどの個性豊かなキャラクターが登場するところが魅力的でした。
彼らがアルスの部下として実績を残しリーツが残酷鬼、シャーロットが青い死神と二つ名で呼ばれているのが楽しいです。
気になった点としては、地名や人名が初めは馴染めなかったところです。
物語が進むにつれて慣れましたが、最初は戸惑いを覚えました。
市や県で慣れてる身としては、郡、州などは馴染みが無いので規模がよくわからず戸惑いました。
感想としては、アルスや部下の成長と絆が描かれており、彼等の奮闘を読んでいるこちらも応援したくなる作品でした。
お互いに口にして言ってやりなよとも、、
もう1つの気になった点として、アルスが父親の代わりに戦場に立ち向かうシーンがあります。
父親が病に侵されているにもかかわらず、アルスが初陣として戦に出ようとする場面で、父親がテストをするシーンは彼の息子への思いを。
父親の優しさと厳しさが感じられる場面でした。
また、物語の展開が戦争や内乱によって揺れ動く中で、吹けば飛ぶような弱小なアルスの領地の未来がどうなるのかと思ったら。
終盤で盟主にしているクランが内乱に勝利し、アルスが良い献策をしたら郡長にしてくれると約束したので、最強領地と言ってもある程度の規模になってからそうなるのかなと思いました。
その辺りは続巻を読んで確認いたします。
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