
「無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 10巻」新婚編 感想・ネタバレ
どんな本?
引きこもりの無職だった男は、両親が亡くなった事で兄弟から家を追い出され。
交通事故に遭いそうになった高校生達を助けたら轢かれてしまい死亡し転生した。
今度の生は諦めずに努力して行こう。
前のようにはなりたく無い。そう思いながら、魔法をロシツキーに習い。
その後、シルフィと仲良くなったがお互いに依存が強いと父パウロが判断して、フィットア領の本家のお嬢様の家庭教師に送られてしまう。
そこでお嬢様のエリスに勉学を教えながら、猫獣人のギレーヌから剣を習う日々を送っていたある日。時空魔法が暴走してフィットア領の住民がランダム転移されてしまい。
ルーデウスはエリスと共に魔大陸に飛ばされてしまうが、運良くスペルド族のルイジェイドに保護されて魔大陸を脱出。
フィットア領に戻って来たら、、
エリスの祖父の領主は領地を消滅した罪で処刑され。
エリスの父、母は事故で亡くなっていた。
それに落ち込むエリスだったが、彼女にはルーデウスがいた。
そして、エリスはルーデウスと家族となるために身体を重ねたが、、、
彼女は自身が弱く、ルーデウスを護れないと思い剣神の元に旅立ってしまう。
残されたルーデウスは、、、、
エリスに捨てられたと思いEDになってしまった。
それから2年。
ルーデウスはバシェランド公国で泥沼と呼ばれる冒険者になっていた。
ラノア魔法大学からの推薦状が届き迷宮都市ラバンに行く気だったルーデウスに、ヒトガミが神託を授けて来た。
“ラノア魔法大学に入学しなさい”とそこでフィットア領の転移事件を調べると、EDが治るでしょう、、、とヒトガミは言う。
それを信じたルーデウスはエリナリーゼと共にラノア魔法大学の門戸を叩き。
ラノア魔法大学でシルフィエットと再会するが、彼女は男装してフィッツと名乗っていた。
フィッツ=シルフィエットと気が付かないルーデウスだったが・・・
依頼をでっち上げてルーデウスとシルフィ2人で雪山の森へ行き。
そこでルーデウスにシルフィエットの服を脱がせ。
ブエナ村のシルフィエットだとルーデウスに名乗る。
読んだ本のタイトル
#無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 10
著者:#理不尽な孫の手 氏
イラスト:#シロタカ 氏
あらすじ・内容
前世ではありえなかった!? 幸せすぎる甘い新婚生活!!
魔法大学に入った目的を果たし、男としての自信を取り戻したルーデウス。
彼はお世話になったアリエル達にお礼と報告をするべく、生徒会室へと赴いた。
そんな彼に対しアリエルは尋ねる、シルフィエットとは今後どうしていくつもりか、と……。
ルーデウスはその問いに戸惑いつつも、ハッキリと答えた。
「シルフィと、結婚します」
新居探しに披露宴の準備、結婚に必要なものを急ピッチで用意していくものの、何をするにも課題だらけで……!?
前世で叶わなかった新婚生活は、予想外の大波乱!? 人生やり直し型転生ファンタジー第十弾ここに開幕!
感想
後ろ盾
シルフィと共に一晩を過ごしたルーデウスは超絶に浮かれていた。
ED完治をクラスメイト達に教え。悩んでいた事を知っている皆んなは、心の底から祝福してくれて、それを受けたルーデウスはより一層浮かれる。
そして、ナナホシにも浮かれた状態で話をしていたら、、
彼女はこの世界には全く興味が無く。
彼女にとっては日本こそ帰るべき場所になっていると知る。
そこで少し冷静になったルーデウスは、今回のシルフィとの邂逅に協力してくれたアリエル王女へ挨拶をする。
ルーデウスはアリエル王女が王位継承を諦めていないと知り、彼女に協力する事を約束する。
だが、アリエル王女はそんな長期スパンの話では無く。眼前の問題。
シルフィとの関係をどうするのかと聞いて来た。
EDが完治したのでシルフィとは”これっきり”とは言わないよなと圧力を掛けるアリエル王女。
それに対してルーデウスは、シルフィと結婚すると宣言する。
アリエル王女に誘導されたとはいえ、シルフィの上役の前で結婚すると宣言してしまったルーデウス。
まだ、シルフィにすら結婚しようとは言っていなかったのに。他人の前で結婚を申し込んでしまった、、
そんな従兄弟に呆れるルークを他所に、突然の結婚の申し込み舞い上がるシルフィ。
そして、シルフィも結婚を受け入れるとアリエルとルークの前で宣言する。
それを祝福するアリエル。
さらに、ルーデウスはアリエルの傘下に入るわけでは無く。
ルーデウスの名声の威を借りる事となった。
ルーデウスもアリエルの名声の威を借りれる事にもなり、かなりルーデウス有利な関係になってしまった。
そんな状態を眼前にしていたルークは、護衛という立場もあり沈黙していたが、、何か決断をしたようだった。
ルーデウスは結婚申し込みを成功させた勢いに乗って、クラスメイト達にも結婚を報告した。
そして、ザノバとクリフに家購入の件を相談した。
結婚の前に用意するモノ
シルフィに内緒で家を買おうと家を探したら。冒険者ギルドに、幽霊屋敷の除霊依頼が張り出されており。どうやら何回か依頼が失敗していたようだった。
そんな屋敷に対してルーデウスは、購入費用を除霊込みで半額にしてもらい。
件の屋敷に3人で泊まり込みをしたら。
話に聞いていた幽霊が出てくる前触れの”キリキリ”という音が聞こえて来て。
音の発生源を確認しようと地下室に入って行ったら、、
幽霊が襲って来た。
それを幽霊の攻撃を身体が丈夫なザノバが抑え。
一目散に部屋から逃げたクリフが、身体を半分隠しながら除霊魔法を掛けるが、、
相手は全く効いてるようには見えず。
それならと、ルーデウスがストーンカノンで破壊しよとしていたら。
ザノバは襲って来たのが人形だと知り。
攻撃を待ってくれとルーデウスに懇願。
そうしてると、人形はエネルギー切れをして沈黙した。
その人形を確保し、人形がエネルギー充填していた寝台を回収し、その人形の研究をザノバに任せ。
ルーデウスは幽霊屋敷の改築を行い。
改築が終わってからシルフィを屋敷に案内。
披露宴
シルフィとルーデウスの結婚。
シルフィはアリエル王女の護衛を続けながら、ルーデウスとの結婚生活を送ることとなる。
ルーデウスに依存していた過去とは違い、彼女は自立している成長を遂げていた。
結婚披露宴
2人は、結婚披露宴を行う。
ルーデウスとシルフィが料理を用意して知り合いを招待する。
参加者:
リニア&プルセナ
ザノバ&ジュリ
アリエル王女一行(4人)
クリフ&エリナリーゼ
ナナホシバーディガーディー
友人たちに祝福され、宴会もお開きになる。
別れの挨拶をしていたら、シルフィを見ていたエリナリーゼが突然泣き出してしまった。
衝撃の事実
シルフィを見ていたエリナリーゼが突然泣き出してしまい、シルフィはエリナリーゼが自身の祖母ではないかと言って来た。
それに答えないエリナリーゼだったが、態度は丸分かり。本人は自身の血縁者と判りシルフィとルーデウスの結婚がご破産になることを恐れて頑なに認めようとしなかった。
ルーデウスの冗談が事態を好転させる。
だが、ルーデウスが”大嫌いなパウロの親戚になる心配したほうがいいんじゃないですかぁ”と言って。
エリナリーゼとシルフィの血縁は全く心配していないとアピールする。
冗談を言われて多少冷静になったエリナリーゼは、シルフィと話し合いをするために別室へ赴く。
そんなエリナリーゼに寄り添うクリフは、ずっと側にいながらも何か思う事があったようだが、この行動は後日、ザノバとの研究で明らかになる。
家族として迎え入れる
そしてシルフィは、ルーデウス以外の家族。
エリナリーゼを知り自身に新たな家族が出来たとお互いに喜ぶ。
新婚生活の始まり
その後、エリナリーゼは孫であるシルフィと親友であるロキシーの間で色々と悩む事となる。
そんな騒動がありながらも、ルーデウスとシルフィの新婚生活が始まる。
でも、親友で権力抗争の中で生き残るために共に庇いあって生き残って来たアリエルを護りあってきたシルフィーを彼等からしたらポッと出のルーデウスに攫われた。
そのケジメにルークとの決闘となってしまった。
結果はルーデウスの圧勝。
ルイジェルドとエリスを基準にしていたらルークは弱かった。
あの事故からシルフィーを守ってくれた彼等にルーデウスは感謝する。
そして、クリフとシルフィーの祖母エリナリーゼとの関係にも、、
クリフがエリナリーゼの呪いを解く研究をすると言う。
それに心底感嘆してルーデウスはクリフを一生敬うと決めたらしいw
そして同郷のナナホシとの実験は、ルーデウスが魔力を流したら魔法陣が破談。
大失敗してナナホシは諦観で灰になってしまった。
それをクリフとザノバに相談したら、、
クリフは魔法陣が歪だと言い。
ザノバは人形の肘の関節に使う多重構造の魔法陣を築く事を提案して来た。
最初はあまり興味無さそにしていたナナホシだったが、、
説明を聞いていたら新しい道が拓けたらしく実験にのめり込む。
その結果、、
ナナホシが再構築した魔法陣の上にペットボトルが召喚された。
無機物で軽量だが地球の物が召喚出来た。
それに喜ぶナナホシとルーデウス。
他の連中は何かわからないせいで、ちょっとポカーンとしているのが面白い。
そして、宴会をしようと酒場に行ったら、、
バーガーディーが突如参加して来て、ナナホシが他の客を追い出して店を貸切にしようとしたのを全ての客に酒と料理を振る舞えと金貨を積んで宴会を盛り上げる。
それを心の底から楽しんだルーデウス達。
その帰りに家の前にパウロが送って来た妹のノルンとアイシャ。
ルーデウスが魔大陸に飛ばされた時に護衛をしてくれた魔人、ルイジェルドが居た。
懐かしさと歯がゆさ
久しぶりに再開したルイジェルドとルーデウス。ルーデウスが結婚したと聞いていたが、エリスとでは無かったと言われて固まるルーデウス。
色々あったと説明するとルイジェルドは、エリスが言った”アナタと釣り合わない”と言うのは戦士の病気みたいなものだと言い出す。
次に会った時によく話をしてみろと言われる。
魔大陸から2人を護衛しながら着いてきたルイジェルドからの助言に頷くルーデウス。
そして話はアイシャとノルンとの話となる。
アイシャが一所懸命に考案した移動をしたのだが、、
ルイジェルド曰く”久しぶりにこき使われた”らしい。
兄妹揃って、、
自身も魔大陸でルイジェルドをトコトン利用し、コチラに来る旅でもアイシャに利用された。。
でも本人は軍の時の事をしていたんだろうと思ってるのが何気に、、
そして、お別れの時に。
ノルンはルイジェルドに懐いており、ルイジェルドから今後はルーデウスを頼れと言われる。
でも、ノルンはルーデウスを信用出来ないと言う。
今度はこの2人を中心にルーデウスは振り回される。
最後までお読み頂きありがとうございます。
スキ、フォローして頂けたら嬉しいです。
小説版
漫画版
その他フィクション
いいなと思ったら応援しよう!
