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「Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 04」感想・ネタバレ

どんな本?

Dジェネシス ダンジョンが出来て3年』は、之貫紀 氏による日本のライトノベル。
この物語は、世界各地に「ダンジョン」が出現してから3年後の世界を描いている。

主人公の芳村は、元々は社畜として働いていたが、ある偶然からダンジョン探索者の世界ランキング1位になる。
彼は退職し、ダンジョンに潜ることを決意するが、手に入れた未知のスキルに振り回され、ダンジョン攻略の最前線に関わることになる。

この作品は、投稿小説サイト「小説家になろう」で2019年6月1日から投稿が開始され、その後KADOKAWAのエンターブレインレーベルより2020年2月から刊行されている。
また、『月刊コンプエース』で平未夜 氏の作画により漫画化され、連載が開始されている。

読んだ本のタイトル

Dジェネシス ダンジョンが出来て3年04
著者:之貫紀
イラスト:ttl

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あらすじ・内容

Dパワーズが記者会見!?新たに入手した碑文とUSのスキャンダルとは!?

新たに「さまよえる館」をダンジョン1層に出現させた三好と芳村のDパワーズ。
そこで入手した碑文には、ダンジョンで行方知れずとなった人物のサインが!?
サインの謎を探るうちにDパワーズは
始まりのダンジョン「ザ・リング」に隠されたUSのスキャンダルを知ることに――。

Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 04

備忘録

主人公、芳村と三好のダンジョン探索とブートキャンプの準備がメインストーリー。

パーティー機能のテレパシー騒動を横目に。
芳村、三好たちは、ステータス確認の新機器「SMD-EASY」と「SMD-PRO」の命名に悩み、三好が提案する「ステータス見えるくん」という愛称で話し合い。

2人はブートキャンプに適した教官を見つけるため、某田中氏に人材紹介を依頼し、オークションに出品するオーブの種類の確認をしていた時にサイモンが訪れ、ブートキャンプへの参加を申し出た後、元海兵隊サージェントである教官候補を紹介される。

教官のツテが出来た彼等は、ダンジョン内の農場プロジェクトの進捗を見守りながら、さまよえる館の探索を計画し、その中で発生する不気味な出来事に直面する。
幽霊やアイボールの怪物に遭遇し、屋敷から碑文を回収して怪物達に追いかけらながら脱出したら。
たまたまスライム狩りをしていた、御劔と斎藤がおり、芳村は彼女等を抱えて脱出。
そのシーンを偶々、一階層を撮影していた吉田とテンコ―が見ており。
吉田は斎藤をダシにして番組を作成しようとする。

そして、サイモンの紹介で教官役としてキャサリン・ミッチェルという新キャラクターが登場。
彼女は軍人の家系出身で階級社会に慣れたキャサリンは、芳村とのジャンケン勝負に連敗し、彼を自身の上役として敬意を払うようになる。

サイモンチームは西新宿パークタワーでアフタヌーンティーを楽しんでいる時。
ジャンケンが異様に強いヨシムラの事を聞いて、芳村という人物について持論を展開する。
サイモンはヨシムラを監視するようキャサリンに命じて終わる。

そうして、ブートキャンプの準備が完了し、教官がトレーニングの効果を実感するため、キャサリンがトレーニングを開始する。

彼女は代々木のダンジョンゲート内のレンタルスペースで訓練を行い、ヘルハウンド風の犬、グレイシックと一緒にランニングをする。
そのシーンが女性がヘルハウンドに追いかけられてるように見えるらしく、成瀬から三好にクレームが来る。

ぐれいしっくにキャサリンの面倒を任せた2人は、ダンジョン内での小麦栽培に関する考察を展開。
種の「D進化」とリポップのメカニズムについて議論する。

そうして、キャサリンは訓練に励み、彼女のステータスが大幅に向上。

彼らはダンジョンの発生がアメリカ政府による実験の結果である可能性を探り、この情報の公開を控える決断をする。

テレビではDパワーズとオーブオークションに関する報道が盛んで、注目を集めているDパワーズの記者会見が例の常務のせいで決まってしまい。

三好は斎藤をパパラッチしていた氷室に記者会見をセッティングさせ。
読子に変装してダンジョン・ブートキャンプの広告をする。

その後に、実家や見知らぬ親戚からの連絡が増えると話し、彼女と鳴瀬はそれぞれの異名(「オーブハンター」、「ジ・インタープリター」など)について笑い合う。

感想

表紙のモフモフを堪能してるのはキャサリンか?
羨ましい!

アルスルズも成瀬、御剱、斎藤にも認識されて最初は怖がられるが、仕草が可愛いと言われるのはお約束。
召喚主の三好には懐いているが、自身達の世話をしない芳村には愛想が悪いが身内扱いなのも面白い。

大きな出来事は、鑑定を獲得した例の館に再び挑戦。
しかも、スライムを大量に狩って出現させたら。
御剱と斎藤。取材に来ていたテレビ関係者を巻き込んでしまい、映像に残してしまった。
その館では、最初のダンジョンで行方不明になった博士のメッセージが見つかり。
ダンジョンが何故に発生したのか、ダンジョン側の意図はという謎に近づく。

しかもそのキッカケのメッセージが、スター・トレックのクリンゴン語ってのが笑えてしまう。
それを斎藤が読めると言うのが、、

他にも、Dカード取得者がパーティーチャットが出来るようになり、その対応にDパワーズが可能かもしれないとJDAの誰かが外部にリークした結果。

三好の非公開の商用メールに大量の何とかしてくれというメールが大量に届く。
しかも、JDAに世界中の試験を抱えている組織からも問い合わせが来ており、、

その解決策のデバイスをDパワーズが特許を申請する前に作らせて、JDAの誰かが率先してDパワーズの機関損益を与えている状況になっている。

デバイスが完成してどう普及させるかとJDA内で会議をしたら。
業績が上がらないと焦る営業部が脚を引っ張る始末。
どうも次の会長になるため常務が暗躍しているとか何とか、、

さらにオーブのオークションについての説明もJDAの例の常務が勝手に記者会見を開催すると約束してしまい。
三好が遂に世界に知られる事に。
冒頭のカラー絵でパッと見、R.O.Dの読子・リードマン!?って思ったら。
本文でも本人も言ってた。
化けるな。。

その記者会見を氷室にセッティングさせ、司会を成瀬に任せ、オーブ関連の事を聞きたくて集まったマスコミにブートキャンプの事を告知するのも、なかなかに胸のすく思いにさせてくれる。

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