「佐々木とピーちゃん 7巻」感想・ネタバレ
どんな本?
『佐々木とピーちゃん』とは、ぶんころり 氏による日本のライトノベル。
イラストはカントク 氏が担当しています。MF文庫J(KADOKAWA)より2021年1月から刊行されている。
この作品は、冴えない中年会社員(社畜)の佐々木が、ペットショップで購入した文鳥が異世界から転生した高名な賢者だったことで人生に大きな転機が訪れることになるというストーリー。
佐々木と文鳥のピーちゃんは、異世界と現代を行ったり来たりしながら、理想のスローライフを目指す。
しかし、彼らの前には異能者や魔法少女、ご近所JC、同僚JK、貴族、ロリババア、王子など、様々なトラブルメーカーが現れる。
この作品は、異世界ファンタジーと異能バトルと年の差ラブコメ(?)をミックスした、属性ジャンル全部乗せのエンターテイメント作品。
魔法や異能力、商売や交渉、恋愛やデスゲームなど、多彩な要素が盛り込まれている。
この作品は、2024年1月よりテレビアニメが放送する。
読んだ本のタイトル
#佐々木とピーちゃん 7 疑似家族、結成! ~温かな家庭を夢見る末娘と、てんでバラバラな家人たち~
著者:ぶんころり 氏
イラスト:カントク 氏
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あらすじ・内容
日常回と見せかけて、決して楽はできないアラフォー男と文鳥賢者の奮闘記!
感想
精神に目覚めたばかりで、強度が豆腐な地球外機械生命体の十二式。
そんな彼女を中心に起こる騒動は、家族ごっこだった。
ヘソを曲げると腹いせに大地にクレーターを作ってしまう精神脆弱な十二式。
彼女を抑えることが出来るのは、星崎パイセンだけ。
その星崎の拉致騒動を解決した後、軽井沢の別荘に戻った一同。
一応、組織人で公務員の佐々木と星崎は阿久津と報告と打ち合わせをして、星崎の異能力のレベルアップや機械生命体の文明について議論。
そんな彼等の前で十二式は家族関係を求め、星崎を母親役に指名して提案して来たが、、
女子高生である彼女は自身の年齢を理由に拒否するが、任務なので渋々承知。
男性キャストが少ないので、父親役は佐々木となり。
長女はお隣さん。
二人静は祖母と配役が決まって行く。
アバドン少年はお隣さんの弟役を、ピーちゃんは家庭内ペット役となる。
十二式が提案する「家族ごっこ」では、メンバー間のやり取りや役割分担をして行く。
家族ごっこの一環として、彼らは都内の百貨店で買い物をし、星崎は夕食を担当。
その間に遊園地へ行くことが決定され。
トラブルを乗り越えた後、彼らは遊園地で一日を楽しむのだが、、
ピーちゃんが食事を摂れず、十二式は遊園地の豪華なレストランでの食事を望むが、現実は厳しかった。
そんな中、彼らはメイソン大佐と出会い、彼は能力が上がった星崎を高額な報酬で引き抜こうとするが、彼女は家族を優先する一幕もあった。
遊園地での一日の後、佐々木とピーちゃんは異世界へのショートステイをしていつものルーティンをやって。
十二式が遅れて到着し、家族ごっこの始業時間に合わせてリビングに集まる。
インターネット上のデスゲームに関連するサイトと、そこで開催される大規模なイベントについて話し合い。
このイベントは三宅島で行われ、参加者には一千万円の報酬が提示されていた。
主人公の家族は、このイベントへの参加を決定し、協力して挑むことになり。
彼らは特殊な乗り物を使用し、目的地に向かう。
主人公たちは、デスゲームのルールや隔離空間について話し合い、天使や悪魔の存在を確認。
また、デスゲーム事務局を探し、戦略を練り直す。
戦闘中には、悪魔の一団と一時的な同盟を結ぶ。
彼らは情報交換のために移動し、デスゲームにおける協力関係を築く。
戦闘の過程で、佐々木たちは悪魔たちとその使徒と協力し共闘するが、、
悪魔と天使が結託しており、アバドンをこの時点で脱落させるための罠だった。
何重にも包囲されており、佐々木とピーちゃんだけだったら問題なく突破出来る状態だった。
そして、全員が無事に帰るのは難しい。
そんな中、十二式が自己犠牲の決断をし、他のメンバーを救うために自爆を選択。
それでも全員を無事に帰すために、ピーちゃんはビーム魔法を使用し、敵を排除するが、乗り物が故障し、地上に落下。
それでも何とか佐々木たちは、隔離空間から脱出し、軽井沢の別荘に戻る事が出来た。
ついでに自爆するつもりだった十二式もピーちゃんに回収されて無事に帰還。
記憶の損失の無い完全な状態で帰還した十二式を感極まった星崎は完全に受け入れてしまい。
他のエセ家族も十二式へ愛着を多少持つようになる。
彼らは家庭に戻り、夕食の時間を共有。
夕食中、代理戦争の現状やデスゲームの背後にある複雑な力関係について話し合う。
一方、異世界のヘルツ王国では、佐々木はヘルツ王国の領地を下賜され、ルンゲ共和国との交易ルート開拓に関与。
佐々木たちはアルテリアン地域を下賜され、ルンゲ共和国の商会と情報交換技術を研究。
また、佐々木とエルザの関係や、ヘルツ王国での内政にも関与することとなった。
十二式さんは「学校に通いたい」という願いを表明し、7巻は終わる。
この物語は、家族間の絆と協力をテーマにしており、デスゲームという危険な状況下でも家族の一体感と決断力を示していた。
また、異世界やデスゲームといったファンタジー要素と現実世界の問題が絡み合う独特のストーリー展開が他に無い特徴だった。
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