
花粉症が改善しました!
今から遡ること2年。
ゆるグルテンフリーを始めて5ヶ月くらいでやってきた花粉症の季節。
それまで毎年永遠に流れる鼻水、目の痒み、大量のティッシュペーパー消費、集中力の欠如を苦に感じていましたが、何故か急に鼻水が出なくなったのです!当時はすごく不思議におもってました。
目の痒みだけはまだ少しあった(市販薬で対応)ので、完全に治ったとはいえないのですが、鼻炎の症状がないだけでもかなり楽になりました。
そしてゆるグルテンフリーを始めてから約1年半経った今年の花粉の時期もやはり鼻水は出ませんでした。
花粉症が改善した理由として考えられること
なぜ改善したのだろう、と思い自分が変えたことで関連があるとしたら、ゆるグルテンフリーだと思いました。もちろんそれだけではない可能性もあります。
2年前はゆるグルテンフリーだけを始め、まだそこまで腸内環境をよくする為の腸活はしていなかったので、それまで大好きだったパンやクッキーやチョコ菓子など小麦粉を使った甘いものや麺類を控え出したことが影響しているのでは?と思いました。
もちろんこれらの食べ物には、砂糖やマーガリン、ショートニングなどの油脂、添加物や乳製品も含まれているので、小麦粉だけが影響しているわけではないかもしれませんが、砂糖は今も食べている和菓子やせんべいにも入っているのであまり減らしてはいません。
やはり減らした量が一番多いのは小麦粉だと思います。
ゆるグルテンフリーを始めたのはそもそも持病の潰瘍性大腸炎の改善が目的でした。
それが、潰瘍性大腸炎の寛解維持だけでなく、花粉症もよくなるなんて✨
潰瘍性大腸炎の寛解維持は、約1年半使用していたリンヴォックという薬の効果ももちろんあると思うので、グルテンフリーのおかげだけではない可能性がありますが、このままゆるグルテンフリーとゆる腸活は続ける必要があると感じています。
来年の花粉症の時期にどうなるかもちょっとドキドキします。
小麦粉と花粉症の関係
では、どうして小麦粉を食べなくなるとアレルギー疾患のひとつである花粉症が改善するのでしょうか。
小麦粉の摂取がなぜ花粉症につながるのか、です。
最近読んだ本にヒントがありました。
『腸もれ』がアレルギーを悪化させる
「腸内フローラを育てる」という日々のとり組みをおろそかにすると、「腸もれ」という状態が起こってきます。腸漏れは、現代人の約9割が起こしていると考えられる腸のトラブルで、アレルギーの悪化を引き起こす最悪のリスクファクターです。
小麦粉は、腸もれととくに関係の深い食品です。
グルテンは、腸に細かな穴を開けやすくするのです。
小麦粉のグルテンによって腸内環境が乱れ、腸もれが起きます。そして、その腸もれがアレルギー症状を悪化させるとのことなのです。
腸もれによってアレルゲンが体内に侵入し易くなり、花粉症がよりひどくなってしまいます。
私の場合、小麦粉を減らすことでこの腸もれを改善、修復することができ、その結果花粉症も改善されたのではないかと思います。
腸もれを、日本人の9割が起こしているなんてビックリですよね。(7〜9割という説もあり)
それだけ、現代の日本人は腸内環境を悪化させるような食生活や生活習慣をしているのかもしれません。それも無意識のうちに。。。
小麦粉のグルテンがリーキーガット (腸もれ)を引き起こす仕組み
小麦粉のグルテンが、リーキーガット 症候群(腸もれ)を引き起こす仕組みについては以前の記事でも説明しました。
小麦粉の食べ物は依存性が高く、グルテンはある種の中毒症状を引き起こすことがわかっています。
アレルギーのある人は特に、小麦粉の食べ過ぎには注意が必要そうです。
まとめ
腸内環境を整え、腸もれを起こさないようにすることが、花粉症などのアレルギー症状を改善する為に大切なのだということがよくわかりました。
そして、小麦粉は腸もれの大きな原因の一つとなることも、身をもって知りました。
小麦粉を控えるだけでなく、腸内環境を整える為の努力をすることで、腸もれを防ぎ、より不調を感じない健康的な体になれるのではないかと思います。
日本人の9割近くが腸もれの状態にあるのだとしたら、大きな不調(アレルギーに関連した病気など)が起きる前に一度グルテンフリーを考えてみることも必要なのかもしれません。
花粉症やアレルギー持ちの方は特にグルテンフリーをすることで、体調が変わる可能性もあるのではないかと思います。
ゆるグルテンフリー、ゆる腸活を経て私に起きた良い反応はまだあるので、それについてはまた別の記事にしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。