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働くのも「たのしく」

こんにちは!
仮説社歴2か月となりました,宮本です。
今週は『たのしい授業』の〆切もあり、またもや皆さんお忙しそうだったのですが,私は店舗でドキドキ店番をしたり,ドキドキ電話を取ったり,こうしてnoteを書いたりしておりました。


今日は,私が仮説社で働き始めたときの話を書こうと思います。


私は以前,小学校教員として働いていまして,簡単に言えば忙し過ぎて休みたい!と思って退職したのですが,その後も非常勤講師やサポーターとして,学校とは何かしらの繋がりはもち続けていました。

担任ではない立場になると責任や忙しさは軽減されますが,授業時間だけで勝負しなければならなかったり,いろんな学級の授業に入るのであればそれぞれの先生と打ち合わせたりそれぞれの子どものことをイチから知らなければならなかったり……と,また別の大変さがあることに気付きました。

しかも,依頼は尽きることがありません。
◆病休になってしまった先生がいるので,そのクラスの担任はできませんか。
◆主任の先生の授業軽減のために,そのクラスで国語の小単元を教えてくれませんか。
◆ご懐妊された先生がいるので,そのクラスの体育をお願いできませんか。
……世間で話題になっている人手不足を,ひしひしと感じます。

丁度,今年の9月頃にもとある小学校の管理職の先生からそんな話をされました。

安易にいろいろと引き受けてしまうと,どれも中途半端になることは目に見えていましたし……しかも,私はその依頼になんとなく『駒みたいに扱われているな』と感じてしまったんです。

まあ,管理職は子どもたちが安心して授業を受けられるよう,授業の枠を埋めなければならないので,ある意味教員は駒だとも思います。逆に,そんな風には思っていない管理職ももちろんいるでしょう。



そんなタイミングでサークルの方から,手が空いているのなら,仮説社で何かお手伝いをしてみたら?という提案が。

教員時代から多少の繋がりはあった仮説実験授業ですが,仮説社がどんな仕事をしているのかはよく分かっていませんでした。もちろん,仮説社にとっても私は何者だ?という感じでしょう。

とりあえず連絡を取ってみて,一度お話をしてみることになりました。そんな経緯で今から3か月程前,初めて東中野の仮説社にお邪魔したのです。

私からは,私が何者で,これまでどんな仕事をしてきて,今どんな状況なのかなどをお伝えしました。社長の荒木さんからは,仮説社の概要や大まかな仕事の流れ,今こんなことをしてくれる人を探している……という話を聞きました。

「仮説社の仕事で,宮本さんがたのしんでできそうだなって思えることってありますか?」

この質問が私としては印象的で,「たのしく」働くという視点がいつの間にか自分からなくなっていたことに気が付いたんです!

確かに,仮説実験授業の周りには,なんだか楽しそうな人がたくさんいます。サークルの皆さんは,目をキラキラさせながらご自身の興味のあることに突き進んでいるし,それをみんな面白がって聞いています。
さすが,『たのしい授業』を選んできた人たちですよねえ……。


そんなやり取りを経て,仮説社で働き始めて2か月。
私は飽きやすく,試行錯誤しながら新しいことをやってみるのが好きなので,まだ分からないことだらけではありますがたのしく働いています!

出版社ってこんなことをしているのか,へえ〜と思ったり,
どうしたらSNSで興味をもってもらえるかなと考えたり,
初めてショート動画を作ってみたり,
たっくさんの本を運ぶ力仕事があったり,
データ入力や発送作業のような事務仕事があったり。

「これがやりたい!」という強い思いとは少し違うかもしれませんが,少なくとも以前よりは,自分がたのしく働けているかというところに目を向けて進んでいるように思います。


教員の仕事ももちろん楽しいんですけどね。それが見えなくなってきてしまうと辛いですよね。

昔の私のように忙しさで楽しさが見えなくなっているような先生がいたら……ぜひ『たのしい授業』を手に取ってもらいたいなあと思います。助けてくれるような記事に出会えたり,楽しく突き進む方の活動を知れたり,楽しさのタネをゲットできたりすると思うので。

そんな機会が少しでも増えるように,私はここから楽しく発信をいたしますよ〜!

(宮本)

去年の書き初め


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