「座右の銘はなんか恥ずかしい」
座右の銘ってなんなんでしょうね
好きな言葉、という意味合いですが
それと比べると少し格好いい
自分の指針になる言葉
という定義の方がしっくり来ますかね
しかしこの座右の銘
一体全体皆様いつ決めました?
自己紹介でも座右の銘の欄がたまにあります
一応自分勝手気ままに決めていいはずですが
なんかなんと無く恥ずかしい
「継続は力なり」
「岩の下にも三年」
「備えあれば憂いなし」
ことわざや慣用句などが多いですが
「お前そんな感じなんだ」と思われる気がする
オードリーの若林さんの
「スタバでベンティを頼むことが恥ずかしい」のシリーズです
「縁の下の力持ち」
いい言葉ですが自分で座右の銘にするのは
少し気恥ずかしい
「こいつは自分が支えてると考えている」
と思われると恥ずかしい。てか嫌だ
相変わらず
めんどくさいことばかり吐いているんですが
そんな私にも座右の銘が一応ありまして
「It’s a good day to die」
訳すと「死ぬにはいい日だ」となります
わかりますよ。その気持ち
なんだお前はと
人にどう思われるかなんだとほざいておいて
すかしすぎシャバ増じゃないかと
わがります
あるんですよちゃんと意味は
こちらネイティブアメリカンの言葉でして
刃牙という漫画に出てくる
ゲバラというキャラのセリフです
死ぬのにいい日なんてないわけです
そりゃそう
強いていうなら土砂降りの中で血まみれでタバコ吸おうとするのだけど、雨でなかなかタバコがつかなくて「クソが」と舌打ちしたのち、犬猿の仲だったバディが火を貸してくれ、初めて「ありがとう」と言ったのち死にたいです
もちろんタバコの火がポツリと落ちてほしい
死ぬのにいい日なんてないからこそ
死ぬにはいい日だ、と呟く
それは今日を死なないという覚悟
逆説的に絶対に生きるという意味です
私は友人が自殺したことがありまして
今の私を形成する上で大きな事件でした
私も希死念慮に駆られた時期があり
池に膝まで使ってしまった夜もちらほら
その友人の死は私を変え
そもそも筋トレ始めたら
死にたいと思うことは無くなりました
筋肉というかプロテインは全てを解決する
私の現在のラインのプロフィールに書いてある言葉でもあります
毎回少し聞きづらそうに質問をされることも定番
言葉は祈り
彼の分まで生きるなんてちっとも思わないけれど
次に会えた時に一升瓶がいくつあっても足りないくらいのお土産話はまだ仕入れられていません
あと2ヶ月で命日だな
何の日本酒飲もうかな
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