付き合っていい回避型と付き合ってはダメな回避型を見極めるべし！
湘南に暮らす心理カウンセラー
渡辺サヤです
以前、根本師匠からも紹介してもらいましたが、回避型のパートナーとの付き合いで悩んでいる方へ
その補足ともいえる記事を、少しづつ回数に分けて書いていきたいと思います。
私個人的には、回避型って言っても、
付き合っていい回避型
付き合っちゃダメな回避型
いると思っています。
その違いについてお話していきます。
主にお話していくのは付き合ってはいけない回避型の方です。
○付き合っていい回避型
自立心が強く向上心に溢れているので恋愛の優先順位が低いことが特徴です。
週末になれば、友達や趣味の予定が優先されて、パートナーとの時間はご飯を食べるかセックスするか、どちらかのみ。
映画を観る時間があったりすれば、唯一大切にされていると感じるくらいでしょう。
会っている時間はそこそこ優しくしてくれますが、寂しくて電話したりすると、嫌がられたり、電話に出なかったりすることもあります。
そして、二人にとって良い方法を提案したいと話し合いを求めても、あまり取り合ってくれず、避ける傾向にあります。
要は、こちらが重要だと思っていることを、回避型は重要だと思っていないことが問題なのです。
そればかりか、何か指摘したりすれば逆切れしてきたり、弁が立つのでこちら側の責任にされることも。
嫌なら別れればいい。
相手は変わってはくれないので、こちらの決断になります。
ネガティブな感情に寄り添うことを嫌います。そして、相手にもそれを求める傾向があります。
彼らが回避しているのは、パートナー以上に自分のネガティブな感情に対してであることが多いので、普段は強そうに見えますが、心理学に興味のある方なら「それって本当の強さなの？」って感じてしまうかもしれませんね。
しかし、仕事で成果を上げたり、体形づくりなど、ストイックな面があるため、魅力的に見えるので、思い遣りのない相手でも一生懸命に合わせて頑張ってしまう方も多いものです。
カウンセラーによっては、こういうタイプの回避型を否定するような方もいますが、私は個人的には、好きだったら多少無理して追いかけてもいい相手であると思ってしまいます。
相手が若いならなおさらです。
っていうか、若くてストイックであれば、ほとんどこんな感じだと思います。
それが回避型って言えば、そうだけど・・・
○健全な回避傾向である相手への対処法
健全な回避型って変な言葉ですね。
書いていて自分でもそう思いましたが、要は未熟で思い遣りがないだけですから、こちらから、強引に訴える必要があると思っています。
相手に合わせてばかり、良い彼女を演じてばかりでは、相手の問題をも背負うことになるので相手はそこからなかなか学びません。
ここで肝心なのは、相手に自信を持って言えるくらいにこちら側も自我を強く持つことです。
「小さい頃からお友達に優しくね、とか、思い遣りとか、そういうことが出来てないじゃん！仕事が出来るくらいで勘違いしてんじゃねえ！」
「あんた残念な人だよね。」
「次に私を蔑ろにしたら、別れて一生恨んでやる！」
「なんでそんなこと言うの！人を傷つけたら反省して謝りなさいよ！」
私は数々の言葉を言い放ってきました。
もちろん、言い方はありますよ。
こんな乱暴な言い方はしちゃいけませんね💦（こっちも傷つけば感情的になったり、興奮してるからね）
しかしね、これだけ言って、たとえ暫く音信不通になっても、しばらくすれば（１か月後とか）連絡があったり、会えたり、会えば優しくしてくれたりするんです。
相手に多少強さがないと、こんなにガンガン女性に言われることに耐えられません。
そして、最も大事なのは相手からコントロールされている感じがしないということなんです。
×付き合っちゃダメな回避型
ここからが本題です。
付き合っちゃダメな回避型とは、回避型にプラスして、
自己愛が強すぎる（自己愛性パーソナリティ）
ナルシスト
が多めに入っている人たち。
この人たちと付き合うと、必ずコントロールをされ始めます。
×コントロールとは？
多くの場合、最初はとっても優しくしてくれます。
彼らはロマンス時期（出会ったばかりで相手の心に火をつける時期）は非常にうまいです。なんせ、短い恋愛を繰り返してるから、成功体験が多い！女性の扱いが上手で多くの女性が好きになります。
特に、自分が優秀であり、過去を反省する少し可哀そうな人物であるように見せるのが上手です。
モテる自慢する人も非常に多いですね。
ターゲットになる女性の多くは、優しく、責任感が強く、世話焼きであることも多く、そんな男性の姿に母性本能を発動させてしまうのですよね。
そして、厳しいことを言うようですが、世間で賞賛される自信がなく、何かやり遂げてみたいと思っているような女性なら、「この人にとっての唯一無二になりたい・・・」そんな風に思うこともあるかもしれません。
しかし、優しいのは最初だけ・・・
暫くすると、傷つくことをしてきたり、言ったりして、こちらの自尊心を奪ってきます。
自分が優位な立場でいないと安心できない。実は小心者だからなんです。
×ターゲットを切り離すとき
彼らが優位に立とうと相手の自尊心を傷つけたときに、それに対してターゲットが言い返したり、距離をとろうとしたりしたら、相手は余計に傷つけてくることもあります。
その結果、ターゲットが離れるか、ターゲットが更に言い返してくる場合には、コントロールが出来ない相手であると判断して、自己愛、ナルシストは冷酷なやり方でターゲットを切り捨てます。
別れの際にも、「対応しきれない」みたいなことを言って、ターゲットが悪いようなことを言われることもありますが、彼らの考え方自体がもうすでにバグっているんです。
ターゲットのことをまるで「壊れたおもちゃ」みたいに使い物にならないなら捨てる。
そんな感覚であっさり捨てます。
あんなにも素敵かと思った男性の闇を感じ取ったとき、相手の本性を暴いたときに、彼らは本性を知られて自分が捨てられることを恐れて、自分から先にターゲットを「期待外れ」だったと冷酷に切り捨てます。
（どこまでも自分のことしか考えてませんからねー）
しかし、コントロール下に置かれてしまう女性も存在します。
そういう人たちの特徴としては、以下の通り。
素直で丸め込まれてしまう女性
自我が確立されていない女性
今までまともな男性にきちんと愛されたことがない女性
このような人たちは彼らに対する違和感を見逃してしまって、つい、コントロール対象になってしまうことがあるのですね。
すると、自尊感情が削がれ、自己肯定感が低くなり、心身ともに元気がなくなってくるんですよ。
まるで、王様と側近の愛人たち
そんな関係に甘んじるような女性ならば、付き合う続けることが出来るかもしれません。
よって、お金を持っている自己愛やナルシストって、貧困女性に手を付けることも多いです。お金の力で言うことを聞かせられますからね。
ホステスさんでも、お金が絡んでいることが多いので、巻き込まれることが多い印象があります。
×ターゲットを何人も作り競わせる
そして、最も非道なやり方がこれです。
1人逃しても何人か手元に残るように、ターゲットは数人作ります。
常にターゲットを作ることが習慣化されている人もいるでしょう。
これによって「自分はモテる」と思っている根拠にも繋がります。
モテるかもしれないけど、クズ
しかも、本当のいい女からは相手にされてないのが想像できる
（みなさん勘違いしちゃいけないけど、いい女って優しい女のことを言うわけじゃないからね）
逃げたターゲットからすると、自分は頑張って別れたのに、相手にはまだ優しくしてくれる人が傍にいるので、なんだか悔しくて仕方がないかもしれません。
しかし、悔しいからと言って執着してしまうと、なかなか忘れられなくて立ち直るのが遅くなったり、関係を戻してしまう女性も多いのですよね。
もうちょっと頑張ればよかったのかもしれない
そう思ってしまうことが原因としてあると思います。
最後に・・・
自己愛、ナルシストなどの”クズ”相手にいい女でいようとするな！
それが私の意見です。
クズに同情なんてしない、会ったらビンタくらわしてやる！
そのくらいの気合がないと、同じようなクズに今後も引っかかってしまいます。
あなたが大事にしないといけないのは、口だけで、見せかけだけのクズではなく、本気で人生を生きる自分自身です。
本当のいい男は、簡単に同情心なんて求めてきません。
そして、いつもコツコツと何かに挑戦し、仕事やパートナーシップや趣味など、色々なところで少しづつ成果を出し、積み上げていきます。
クズがよく言うセリフで「俺は人に嫉妬されている・・・」ですが、本当にいい男って、たとえ嫉妬されても周囲から「アイツは認めざるを得ない」と思われますから嫉妬の感情もそんなに向けられることがありません。
せこくてズルいクズだから、周囲から嫌われるんです。
なんでもかんでも回避型に当てはめてしまうのって良くないんですよ。
回避型の影に隠れて、実はもっと恐ろしい問題が隠れていることも多いので、なんかおかしいなと思ったら私たちはきちんと問題を直視しないといけません。
こっちからねがいさげ
そう思えるようになるまで、とことん自分と向き合って人生を立て直してみる時期があってもいいかもしれませんね。
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