【正座で反省会】Kindle出版で、執筆と装丁と入稿以外のお仕事が見えにくい問題
自著に関する、現時点の反省まとめです。
マガジンも用意しました。
①基礎情報
複数の要因がありますが、Kindle出版をしても、noteが疎かになりPVが下がることは避けられました。
②読者獲得から収益化まで、Kindle出版の成功とはなんだろう?
皆さんの目的は何ですか? 例えば阿刀田高さんは『ギリシア神話を知っていますか』がロングセラーになったから、米櫃と表現なさっていました。
Kindle出版は、紙の本と異なり絶版の可能性が低いから、ロングセラーを目指せます。
「自動化」や「自動販売機」という表現を収益化で耳にします。言葉の定義は異なるかもしれないけど、メンテナンス程度の労力で売れ続ける可能性はあります。ヒットしたなら。
そのためには、多くの良い本と競争し、Kindle Unlimitedなどを通して、見つけてもらい、読まれ、そのお役に立ち、ファンと出会うこと。
コールセンターの出身者としては、お店側がファンになるようなお客様は都市伝説ではないことを、熟知しています。だから、そんなご縁を得られるよう、膨大な仕事が発生します。
③PVは正義ではない。けど、PVはお客様が与えてくれた結果だから大事
上記から抜粋します。
オススメ有料note
Daisukeさんのnoteは、SNSのことをきちんと分析していて、戦術と、その前提の戦略を揺さぶってくれます。私は買って読んで勉強になりました。
共同マガジン
上記5つの共同マガジンでお世話になっています。
それぞれの運営者さんのリーダーシップのおかげで、ギスギスすることもなく、切磋琢磨する場を得られています。
noteを書いても読まれず折れてしまうことを回避できます。ただし、TLが加速し情報が増えるから、Xと同じで全て読もうとするのは無茶です。この点は、理解してから参加を勧めます。
メンバーシップ
ひな姫さんのnote大学に参加しています。
哲学部に在籍しています。こつこつ書く場所を、ひな姫さんや部長達が与えてくれています。感謝。
共同マガジンの運営者さんもメンバーシップをお持ちだから、今すぐ入りたいのですが、利益が0の状態で予算をかけすぎることは怖いので、まだ参加していません。
共同マガジンに居るということは、いずれ参加したい気持ちがあるのです。だから、本が売れて予算を増やせたら加入しようと、最初の夢なのです。
対して、忙しいビジネスパーソンなど、予算をかけられる方は、参加して、収益化を学んだり、切磋琢磨する仲間を得ることを強く勧めます。僕は、Spotifyや生成AIを解約するか、考え抜きました。
まして、安定して利益が出ているのなら、ロングセラーを目指す上で、メンバーシップの検討は勧めます。全部独りでやるし、Kindle出版は激務なのに0円な状況。ビジネスを立ち上げるのだから、仲間を呼ぶのは知恵です。
④Kindle出版は具体的にすること多すぎ
1️⃣質の高い本を執筆する
良質なコンテンツは読者の満足度を高め、レビューやランキングに直結するため
✅ここは皆んな理解している
2️⃣KDPセレクトに登録する
無料キャンペーンを実施するために必須であり、Kindle Unlimitedからの収益も見込めるため
✅手続きは簡単
3️⃣魅力的な表紙とタイトルを作成する
読者の目を引き、ダウンロード数を増やすための重要な要素となるため。
✅無料で帯があるデザインにしました。プロにお願いしていないのは、微調整出来ないから。Kindle売れてないのだから、予算は限定的。
4️⃣5日間の無料キャンペーンを戦略的に計画する←イマココ
新規読者獲得やレビュー収集、ランキング上昇のチャンスとなるため。
❌後述します。ここの反省点を書いてる
5️⃣SNSやメールリストを活用して宣伝する
無料キャンペーン期間中の露出を最大化し、ダウンロード数を増やすため。
❌どれほど露出しようと、いらないものは無料でもいらないから
6️⃣レビューを積極的に募る
良質なレビューは他の読者の購買意欲を高め、ランキング上昇にも寄与するため。
❌リアル繋がりの友達は、同世代だから多くの責任もあり、レビューまで頼めない
7️⃣キャンペーン終了後、価格を戦略的に設定する
無料キャンペーン後の勢いを維持し、有料ランキングでの順位を上げるため。
❌99円ではなく480円に設定したから、この手法を取れません。2巻以降を見直す可能性はあっても、すでにキャンペーン期間前に買ってくれた方がいるため、値下げはしません。
参考: 具体的にすること例
僕はシリーズ本にしました。反響があってニーズのある内容を扱えることを意識して。
このマガジン、目を通すことオススメします。
⑤出版社さんと著者の仕事を全て引き受けるから無料(技術と人件費自腹)
ざっくり言うと、出版社から依頼されて10万冊本を売る方が上位にいる世界に、実績無しで僕は立ってるわけです。
編集・校正・校閲だけでなく、営業・マーケティング・ブランディング・プロモーション・お客様対応など、全部、独りでやります。
だから、このnote、学びしかない。
⑥希望はないのか?!
いいえ。
✅noteでハネた記事は、あなたというメディア(役割と説得力)と、読者の必要とすることが噛み合っているから、noteで育てて、Kindleに挑む「フィードバックループ」があります。これは、noteの街の全員の最強の武器です。
✅ビジネスは深く広く
僕はもともと——
マリナさん繋がりの方々と交流が多いので、エッセイの達人界隈で、エッセイ上手くない書き手です。文芸の描写難しくて。
ちなみに、マリナさんの個人企画を、読まれるための場と誤解なさらずに! 「企画」という作品なので。note書くこと無い方は、定期的に参加して、いつもと違う文章を書いてみると、可能性広がります😊
短期的な損得ではなく、純粋にお祭りを楽しむことは、長期的にあなたのnoteのプラスです。なぜなら、酔って書くと、構えないからみんな可愛くなるので、キャラが立つのです。マガジンを遡ると2000件超えているから、ご確認あれ。
で、文化が近い人々に絞らずに、価値観や文化や優先順位が違う方々に伝わらないと、Kindle出してもスケールしません。noteも!
広く、深く。
例えば、価値観の違う方のnoteも読むとか、出来ることはあります。
個人企画育てています。価値観や文化に関係なく、皆んなに読んで欲しいnoteを紹介しています。良いものは共有するのがオタクの生きる道だから。
✅Kindle UnlimitedやKindle Prime Readingは、Amazonが集客して販促してくれます。noteを利用しない層もいるはずだから、野生の物書きとして、僕らがここにいることを、得意なことで読者さんのお役に立てることを、知ってもらう唯一の機会です。
5日で1280冊販売なさって、その上でお書きになっており、勉強になります。
Kindleを出した後、仕事があることは確認できます。
ロングセラーを生み出すには、まず、「トラガラとは誰?」とさえ思われていない現状を、下積み時代を乗り越える必要があります。
⑦結論: 反省点と今後の話
⭕️良い文章を書いて更新し、noteを育てていく。今やってることを、洗練する。
❌購入者特典の用意が遅い。プロモーションの企画を執筆段階でしていなかったのは、不勉強で恥じてます。
❌あらかじめ、絶対買ってくれる(無料で読んでくれる)友達や仲間を、20人以上用意出来るKindleにする。その中の3人に、Amazonレビューをお願いする。(繁忙期でした……、我が友)
❌自分が参加するカテゴリのリサーチをする。無料キャンペーンは5日までだから、ライバルが強い時は、時期をずらすことを勧めます。また、僕でも二位に入るから、ニッチなカテゴリも選んでおくことを勧めます。
✅つまり、「事前準備3 : 執筆3 : プロモーション4」くらいの比率で、Kindleを書く以外の仕事があるのです。
執筆の比率が小さいのではなく、本を一冊執筆する以外の仕事がある。例えばnoteを育てておくとか。だから、良い本と表紙を生み出して、Amazonへ入稿しておしまいではないことを理解して、長く挑めるようにしましょう。
ロングセラーを生み出すためのPDCAを回すには、僕らが折れてはいけないから。
本が売れると、僕らの「分身」が読者さんの問題解決を支援します。ロングセラーはその結果。1人では行えないことも、Kindleにすれば読者に届くとしたら、夢がないですか?
そして、あなたが熱を出してお仕事を休んだ日も、ロングセラーに育てたKindleという分身がコツコツ稼いでくれます。事業を立ち上げるのは困難だけど、0円で挑戦できるKindleは夢があります。
僕は、名刺代わりのデビュー作で、今、自己紹介しています。Kindle販売以外に、先輩達みたいにメンバーシップやココナラなど、他の組み合わせ方もあると観察してるので、成果を出してる方から学ぶことを勧めます。
収益化は狙わず本を出したいだけなら、そんなに強いことはないので、ガンガン世に送り出してください。読者さんが、「こういうのがいい」と教えてくれるから、フィードバックループに集中できます。