自己肯定感を抱けず、辛い夜に読んで欲しいnote
自己肯定感や自信について考えています。現代の20代30代が苦しむなら、その負担を減らしたい。個人的に、亡き父がこの問題で破滅していると思うので、若者だけでなくどなたであれ、苦しみを和らげたいから、このnoteを書いています。
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まず、自分と向き合う、向き合わないという文脈の「自分」を考えてみましょう。ネット通販とかで買い物して、「これは約束の品物と違うから返品交換して」は可能です。
だけど、「自分」はどんなに嫌であっても、自分を返品交換するのは不可能です。誰と交換して、誰が受け取るのか、哲学的ですね。
次に、自分から出ていくこともできない。だから、牢獄と似ている。牢獄は釈放されることもあるけど、自分という牢獄からは出られないですよね? 幽体離脱的に自由自在な方は、それ特殊能力で「みんな」が出来ないやつだと思います。
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ところが、「自分を変える」コマンドもあるわけです。「この牢獄からどうにか出られないのか」と戦うのは、アーティストとしては有りです。対して、実務家を志すのであれば、自分を変える方向に行った方が、ビジネスに使う時間が増やせます。だから、アーティストになりたいのか、ビジネスをやりたいのかということは、早めに決めた方がいいですよね。
「牢獄」自体を探求する哲学者の道もあります。
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次に自己肯定感が高い方は、実績も人脈も多くて、認めてくれる人も組織も多いでしょう。
けど、彼らは、無条件で自己肯定感を抱けるはずだから、逆境になっても、戦える方がいると思います。
つまり、自己肯定感の有無だけでなく、条件付きかどうかも重要なポイント。人生経験ある方々は、自信を持つ材料も豊かだから、無条件で自己肯定感を抱きやすいと思います。
そんな人々と競争する時に、自己肯定感がらみで手が止まるのはもったいないです。
というか、不利です。
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人間は何も持たずに生まれ
何も持たずに死んでいく
と表現しても、嘘ではないですよね。事実と矛盾はしない。異なる解釈はあると思う。
例えば、赤ちゃんの誕生を、その子の両親が大喜びし「この子はアタリだ!」と溺愛することはあっても、客観的な事実として「ご当選おめでとうございます」とタスキや冠付きで、生まれてきませんよね。何に当選したのかも怖いし、誰なの……。
そして、亡くなる時。仮に、すごい資産家だとして、「死んだら棺桶に全部入れてくれ」と遺言しても、物理的に不可能ですよね。火葬場の人困っちゃう。法にも触れるかも。まずは、税理士さんに相談して、相続行いますよね。
だから亡くなって火葬場で荼毘に伏して、納骨する。そのお骨が、全財産と一緒にはいられませんよね。海賊的なロマンはあるけど。
人間は何も持たずに生まれ
何も持たずに死んでいく
だから、間違ってはいない。人生観と死生観による。
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自己肯定感が持てない苦しみは、心の傷と似ています。僕の経験を振り返ると、18年とか30年、時間を必要としたこともあります。
アーティストや哲学者を目指すので無ければ、横に置いて、すべき事を黙々とこなして、一日の終わりに自分を労うことが、自己肯定感を抱く近道に思います。心の中で泣きながらでいいから、手を止めなければ経験も実績も増えます。
そう練習する中で逆境であっても自己肯定感を持った事実が、あなたの誇りにつながっていく。「無条件で自己肯定できます」という自己肯定感強い人の側に、あなたは進んでいける。
だから哲学的に探究するのも、アーティストになるのもいいけれど、自己肯定感とうまく折り合いつけて実務家として粛々と仕事する生き方もオススメですよ。
なぜって、あなたは自己肯定感を抱いて自信を持つために生まれたのではなく、あなたが成し遂げたいものの基盤が自己肯定感や自信なのだから。本来の目的に、リソースを用いるほど、成功する確率は高まりませんか?
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